あらすじ全国に三万五千人もの配下を持ち、力を身につけた万吉の次なる目標は財界。その万吉を慕い続ける友子と電撃結婚をし、周囲を驚かせる。そして軍師の光五郎たちと、資本金18億の三海電機の乗っ取りを計画する。だが、株主総会の会場に乗り込んだ万吉たちの前に、総会屋の大物、金原力蔵、通称・台風の力蔵とまむしの島村が現れ…。
週刊誌として後発のジャンプを一気に知名度の上がる作品に押し上げた作者といえば、やはり本宮先生の描く本作品に他ならない。 その影響は大きく「藍の時代」の中で、本宮先生との邂逅を描かれた車田正美氏はその衝撃について描いている。 ちなみに本宮先生は”戸川万吉”そのままの姿で登場し男を見せています。 その他にも、北斗の拳の武論尊、原哲夫両氏や、男塾の宮下あきら氏など多くの作者と作品に影響を与えた作品です。 ジャンプの熱気のある漫画を好む方には間違いなくオススメできる作品と言っていいでしょう。 ジャスト世代の50代はもとより、40代の方は独立UHF局の増設時期に従いアニメは見たが原作は未見という方も多いと思われます。 また若年層にはサラリーマン金太郎のファンの方など本宮エッセンスの詰まったバイブルとして本作品はオススメです。