あらすじあゆみに夢中になり、綱村の必死の願いもむなしく東京へ旅立ってしまった万吉。親分不在のまま、銀次、綱村は嵐の中で山陰の山崎と激突!一方、嵐で鉄橋が崩れ、立ち往生した車中で苦悩し続けていた万吉は、崩れた鉄橋に向けて走る列車の存在を知り目を覚ます。万吉は子分を引き連れ、人柱で鉄橋を支える。そしてなんとか列車は無事に通過していった。しかし次の瞬間、鉄橋は崩れ落ち、万吉と綱村の姿が消えた!
週刊誌として後発のジャンプを一気に知名度の上がる作品に押し上げた作者といえば、やはり本宮先生の描く本作品に他ならない。 その影響は大きく「藍の時代」の中で、本宮先生との邂逅を描かれた車田正美氏はその衝撃について描いている。 ちなみに本宮先生は”戸川万吉”そのままの姿で登場し男を見せています。 その他にも、北斗の拳の武論尊、原哲夫両氏や、男塾の宮下あきら氏など多くの作者と作品に影響を与えた作品です。 ジャンプの熱気のある漫画を好む方には間違いなくオススメできる作品と言っていいでしょう。 ジャスト世代の50代はもとより、40代の方は独立UHF局の増設時期に従いアニメは見たが原作は未見という方も多いと思われます。 また若年層にはサラリーマン金太郎のファンの方など本宮エッセンスの詰まったバイブルとして本作品はオススメです。