あらすじ天堂家現当主の長女・晶から届いた茶会の招待状。母屋の情報を得るため招待を受けようとするらんに対し、雅人は「行かなくていい」と言う。晶とその双子の弟・周の思惑は。らんに双子の魔手が迫る――。※巻末に帯なし、帯付き2種類のカバーを収録。
賛否分かれるキャラやストーリーかなと思います。 設定は斬新だけど、らんが何とも言えず魅力的で私は好きです。 真っ直ぐ過ぎる主人公と、複雑な天堂家、時代背景から話の展開がゆっくりで読みやすいです。 話の進み方で、こんな感じになるのかな?なんて思いながら読んでいると、あれ?あれ?と方向転換が必要になって、 面白い。いろいろ伏線が敷かれているので、まだまだいろいろありそうな予感。 登場人物の心理描写が丁寧で面白く、「浪漫」と「意外性」に期待しながら読んでます。