あらすじ生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第一四弾。老い、病… 親しくしてきた人に死の影が迫り、自分が残されてゆく存在だと知った時。相手にとって、自分にとって、貴重な瞬間を少しでも多く積み重ねてゆくには? 愛する存在との別れに、残された時間をどう過ごすか、人は誰もが正解のない問いに向き合う。
孤独死した人の遺品整理や死後の部屋処理、特別清掃等をする会社については今まで考えた事が有りませんでした。誰でも孤独死が有り得る現在の日本、読んでいて自分も他人事ではないと思いました。かなりリアルな現場の絵や表現が出てきてちょっと怖いと思う部分も有りますが、知っておくと良いことが沢山出てきます。きっと、この作品を読むと孤独死で数日発見されないパターンは避けたいと多くの人が考えると思います。そして皆がそう考えれば、日ごろから家族、友達、近所との付き合いが増えると思います。マンガを読みながら全く知らない社会の一部の勉強をさせて貰った感じがします。この作品は誰にとっても良い社会勉強になると思うので、是非一人でも多くの方に読んで欲しいと思います。