あらすじ弁天(べんてん)が虚空族(こくうぞく)になったのは、ある男を探し出すため。ようやく手かがりを掴んだ弁天は、彼を追い詰めた。銀行強盗を働き、少女を連れて逃亡していたイレズミの男・南宮(なんぐう)。長い月日を経ての再会は、弁天に遠い記憶を蘇らせる。まだ人間だった頃、鷹弥(たかや)と呼ばれていた頃の事を……。