最強女子がうさぎの仮面をつけて好きな人を守るラブコメcheck_circle解決済みvisibility127mode_comment3天下一!!名無し・山田だが鈴木だがのよくある苗字の女の子が主人公 ・一家揃ってめちゃくちゃ拳法(?)が強い ・女の子が学校一の美少年(おっとり系)に一目惚れする ・「こんな強い女の子じゃ嫌われる!」と普通の女の子の振りをして美少年と仲良くなる ・何やかんや悪役に美少年が絡まれるのでその度にうさぎ仮面として助けにいく ・美少年は「うさぎさん強い!かっこいい!」と好印象を持ってる(女の子は気付いてない) ・主人公にはシスコンの兄がいる 悪役も美少年が入学してくるまで学年一美少年だった先輩とかなんか憎めないキャラが沢山いる面白い作品でした
碧也ぴんくTwitter漫画家・碧也ぴんく公式アカウントです。 🌟「星のとりで~箱館新戦記~」(新書館ウィングス) 連載中。 ✨ハーレクインのコミカライズもはじめました。 自作・お知らせ・猫・ごはん・歴史関係の呟き多め、ドラマの感想や楽描きも出ます。 フォローはご自由にどうぞ!!
歴史に詳しくなくても楽しめる、心温まる人情グルメマンガです。 江戸後期、文化文政の時代を舞台にした料理人の娘である「ふく」が主人公の物語。母親を亡くして家のことも父の手伝いも率先してこなす健気な偉い子です。彼女が最も興味を示すのは料理。料理本を読み漁って読み書きを覚えてしまったほど、料理にのめりこんで育ちました。 元々は殿様にも仕えて料理を作っていて、 ″お殿様でも棒手振りでも うまいうまいと毎日笑って飯が食えりゃァ それが一番幸せよ たった4文の串にだってそんな力はあるのさ″ という尊敬できる父親と何年も休みなく働いて、遂に念願の料理店を居抜きで開業したものの、宣伝が足りず閑古鳥が鳴き父親は急逝。 ふくは残った借金のカタとして、料理茶屋という名目で女の子たちが男性を接待する店で働かされることになっていきます。 なかなか逆境の多い人生ですが、父親譲りの技術と人を喜ばせたいという想いで料理を作れるふくが、さまざまな人の心を動かす料理を作っていくさまにはカタルシスがあります。始めは偏屈だった人も、ふくの作ったものを頬張った瞬間にそれまでにない表情を見せるのが痛快です。 巻末の参考文献の多さからも解るように、江戸の風俗や食文化を丹念に研究して描いているのが伝わってきます。実際に現代でも手に入る食材を使った料理の数々は、シズル感が強くて幕間ではレシピもマンガで描かれているので実際に作って食べてみたくなります。口の中でしゅわしゅわ溶けると評される霰豆腐など、いいですね。 また、一方で人間ドラマとしての魅力も大きい作品です。食べることは生きること。人が食をきっかけに生きる力を得るシーンもたくさん描かれていて、読んでいるだけでも胸が一杯になります。五話のエピソードなど、特に好きです。 タイトル通り、読むと福を得られた気分になれる作品です。時代的には女性が料理人をやるのには数々の困難があると思いますが、すべて乗り越えていってたくさんの人をますます笑顔にしていく料理を作っていくさまを見続けたいです。