あらすじ夢の終わりの時がきた。京に潜伏していた鷹弥(たかや)=弁天は捕えられ、おかしらや仲間たちも捕まった。だがおかしらの命(めい)で脱走し訪ねた遊女は、絶命寸前のしずくだった。すべては南宮(なんぐう)の裏切りから……。一人生き残ってしまった弁天は南宮を憎む。だが、今、すべてが明かされようとしていた……。