あらすじ「心と体、両方の真を尽くす相手は私ひとり」。初めて恋した島田にそう言われ、ゆきは彼を裏切らないと約束する。だが、江戸の大火の後、島田は行方不明に――。やがて高尾太夫となったゆきの前に仙台藩主が現れる。そのまっすぐな気性に惹かれていくゆき。だが、この恋の結末は……!?そして、現代。“太夫”の前に現れた凪という青年と翼という少年は、何者なのか……。太夫の永い、恋の物語が終わる――!!