あらすじ愛しい女を待たせ続けた。それは、二百年も前、もう取り返しのつかない過去のこと。今またテングの前に現れた、人待ち顔の少女。癒されぬ過去の傷に苦しむテングは思わず彼女に声をかけるが、彼女は自分を傷つける行為を繰り返す、孤独な少女だった……。傷つき彷徨い続けた孤独な魂がふたつ、巡り合い、惹かれ合う。だが、その頃、「大天狗の大将」の目覚めが近づいていて、否応なくテングは巻き込まれてしまう……!?人と、人ならざる者の恋を描く『鬼外カルテ』シリーズ第八弾!!