あらすじケケッ!チビ太だいっ!サングラスをかけて強気になったイヤミが、台風一家の低気圧大五郎にボコボコにされたんだい!台風一家に仕返ししたいイヤミはデカパン先生のところに行って、研究中だった「台風の目」を飲んじゃったぞ。そしたら、すごいぞ、イヤミの口からゴオーって台風攻撃が出たんだい!それを見た大五郎は台風一家の用心棒にならないか?といってきたぞ。まったく、イヤミは嵐を呼ぶ男だな。全14編収録なんだいっ!
登場人物一人ひとりがあまりにも強烈な個性を発しているため「主役は誰?」と、真面目なひとは考えてしまうかもしれません。 もはやお話もストーリーがあるのかないのかハチャメチャ。でも読後感は爽やかです。突き抜けすぎているナンセンスな世界。 常識をふりきっているキャラクターたちが、抑圧されて窒息しそうな気持ちに穴をあけてくれる。 自分の常識のねじを外す危険な本でもあります。平均・平等を無理やり意識させられて息が詰まりそうになっているとき、こんなギャク漫画が日常をちょっとだけ逸脱させてくれます。 現実に会社組織などで、この漫画のキャラクター達に当てはまる人がいると思います。苦手な上司・同僚をこの漫画のキャラクターでイメージすると、ちょっと気持ちが楽になりますよ。