あらすじ

シリーズ累計450万部突破の『夜桜四重奏』最終章、佳境!! 次元の狭間で死神・比泉応秋と相対する秋名達一行。敗北条件は「次元の狭間に生きる者の死」と「全ての七郷の開花」……。応秋の策略により、分断された桜新町の面々。特に連携を旨とする警察チームに動揺が走る。ヒメらは縦横無尽に死神の力を用いる応秋より、霊桜・七郷を守り切り、次元融合を阻止できるのか!?
夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 1巻

夜の桜新町(さくらしんまち)に続発する奇怪な事件。人外(じんがい)の力を得た者たちの跋扈(ばっこ)、混沌(こんとん)の度を深める桜並木の町――。街の人々の平和を守るため、立ち向かうは、常人離れした女子高生町長・槍桜(やりざくら)ヒメと、言葉を具現化する「言霊(ことだま)使い」五十音(いそね)ことは、人の心を読み取る妖怪「サトリ」の七海(ななみ)アオ、そして真人間の所長・比泉秋名(ひいずみ・あきな)が所属する『比泉生活相談事務所』!新感覚ハートフル・アクション、いよいよ開幕!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 2巻

人間と妖怪たちが共存している桜新町は、霊桜(れいおう)「七郷(ななごう)」を中心に不可解な事件が起こる町。だけど、それに立ち向かう、『比泉(ひいずみ)生活相談事務所』の不思議な面々を率いる所長・比泉秋名(あきな)は真人間。なんで?今回、この町に妖怪たちが集まってくる理由や、秋名の本当の能力があきらかに!面白さ加速、魅力的な女の子キャラよりどりみどりの新感覚ハートフル・アクション!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 3巻

不思議の町・桜新町(さくらしんまち)にある、あの世とこの世、二つの次元に同時に存在する霊桜(れいおう)「七郷(ななごう)」。その七郷が開花する。二つの次元がひとつになるとき、妖怪があふれこの世が崩壊するかも!?町長ヒメは、秘密を知らされ大ショック。そこに、ヒメの従妹・小姫(こひめ)の町長立候補を妨害する、隣町町長となぞの老人の突然の襲撃!さらわれた小姫を救うため、『比泉(ひいずみ)生活相談事務所』面々の本格バトルがついにはじまった!新感覚ハートフル・アクション!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(4)

彩(いろどり)の町・桜新町(さくらしんまち)を舞台に巻き起こる、幻桜奇譚(げんおうきたん)――。妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは、女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名(あきな)。ゆるゆるながら珍しくシリアスな展開に、町長さんが凹んだり凹まなかったりしつつ……物語は秘密に包まれた「町の核心」へと迫る!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(5)

彩の町・桜新町を舞台に巻き起こる幻桜奇譚。妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名。比泉円神(ひいずみ・えんじん)は世界を破滅させるべく、妖怪の天敵・妖怪ハンターと手を結ぶ。圧倒的不利な状況下で、秋名、ヒメはどうやって活路を見出すのか?

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(6)

彩の町・桜新町を舞台に巻き起こる幻桜奇譚。妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名。円神は世界を破滅させるべく、妖怪の天敵・妖怪ハンターと手を結ぶ。その第1波は、死を司り、キョンシー・鈴の元マスターでもある死霊使い・ざくろ!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(7)

妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町・桜新町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは、女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名(あきな)。比泉円神(ひいずみえんじん)は世界を破滅させるべく、妖怪の天敵・妖怪ハンターと手を結ぶが!?ヤスダスズヒトが放つ新感覚ハートフル×アクション第7弾、今回は、おなじみのキャラの先祖たちが築いた桜新町の、過去のドラマが描かれる!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(8)

妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町・桜新町。続発する奇怪な事件に立ち向かう女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名(あきな)。比泉円神(ひいずみえんじん)は世界を破滅させるべく、妖怪の天敵・妖怪ハンターと手を結ぶ。アオやことはのカワイイ日常が進みながら、じつは背後で第二の妖怪ハンターの襲撃が……!ヤスダスズヒトが放つ新感覚ハートフル×アクション!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(9)

妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名(あきな)。比泉円神(ひいずみえんじん)は世界を破滅させるべく、妖怪の天敵・妖怪ハンターと手を結ぶ。急にやってきた魔女っ子がいつもの町でおおあばれ!ヤスダスズヒトが放つ新感覚ハートフル×アクション!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(10)

妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名(あきな)。比泉円神(ひいずみえんじん)は世界を破滅させるべく、妖怪の天敵・妖怪ハンターと手を結ぶ。ヒメたちだけでなく、たくさん居る町民たちもなんだかんだで忙しい毎日。ヤスダスズヒトが放つ新感覚ハートフル×アクション!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(11)

妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名(あきな)。ヒメたちのまさかの箱根旅行、そして留守を預かる獅堂(しどう)やミナカナや警察の面々。そんなタイミングでワーッと攻めて来たのは……。ヤスダスズヒトが放つ新感覚ハートフル×アクション!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(12)

妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、一般人の秋名(あきな)。警察編も一息ついて、いつもの町でにぎにぎしい、いつもの面々。そんな緩い空気の中、七郷(ななごう)の深部に唐突に迫るヒメたち!ヤスダスズヒトが放つ新感覚ハートフル×アクション、箱根編後日談も収録!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(13)

妖怪たちにとって最も危険な元老院最強硬派・伊予紫(いよ・むらさき)と「鬼殺し」の異名を持つ妖怪ハンター・九条院入鹿(くじょういん・いるか)が時を同じくして桜新町(さくらしんまち)を襲撃。桃華(とうか)は紫の手に落ち、恭助(きょうすけ)は天敵・入鹿の前に防戦一方。絶体絶命の状況下、更に紫は鬼の存在そのものの消滅を計る。紫の目論み通り、兄妹は、このまま闇に葬られて……!?

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(14)

世界のオワリまで余命3ヵ月。すべてを見通すチカラを持つ犬神・巴(ともえ)が七郷の開花時期を明言。それは10月――別名・神無月――神の御加護がなくなる月。世界の終末まで3ヵ月と迫る中、周囲の事態も急変する……。一枚岩と思われた元老院幹部のそれぞれの思惑、アオの身に突如降りかかる難事。モノガタリは開花を前にして妖しく流転する……。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(15)

知の更新こそが己を前進させる!<言霊使いの起源>編開幕!!――知識を積むことで強くなる言霊使い。ビブリオマニアなことはは元老院内にある大図書館に赴く。そこで出会ったのは司書であり、言霊使いの真理を知る老婆。教えを請おうとした矢先、大音量を発しながら乱入する少女あり。やむなく迎撃することは。静謐なる大神殿は、音と声の戦場と化す。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(16)

今回の刺客は言霊使いの天敵である山彦(やまびこ)。言葉を具現化する能力をことごとく跳ね返し、無力化する。そんな中、ことはは声を発せない状態に。言霊使いの生命線である声を失くした茫然自失の少女に対し、追撃の手を緩めない山彦。防戦一方の桜新町の面々。更に円神(えんじん)も襲来し……。この不利な状況下、町に訪れた懐かしい人物とは……!?

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(17)

あの世に送られた比泉(ひいずみ)分家の恨みの楔・七郷(ななごう)。その開花は世界の破滅を意味する。七郷に対抗する為に考案された最終兵器・零郷(ぜろごう)。だが、それを成し遂げるには多くの犠牲が必要であった。これは「お役目」を継ぐ比泉家と元老院の伊予(いよ)家を軸に語られる、零郷を完成させる為に全てを賭けた人々の物語。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(18)

ミステリーテイスト溢れるエピソードを収録。桜新町に向かった筈の雪女が行方不明。だが雪女は確かに、その街にいる。何故、誰も気づかなかったのか? その意外な真相とは!? 深夜の病棟でうら若き女医に魔手が迫る。全く目覚める気配のない女医。その瞬間、犯人の行動は計画的なものから衝動的なものに切り替わる! 妖怪たちの街の長閑な日常から生じた怪事が幕開けする……!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(19)

未来予測――過去を出発点に先を見通す神の御業。そんな世界の理をも変えうる力を持つ土地神は神無月を前に出雲へ発つ。世界の破滅を願う円神との最終決戦は目前。桜新町に残る秋名らは自らの手で未来を切り拓き、土地神との再会を果たすことが出来るのか!?

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(20)

比泉分家の子孫・円神の堕とす力で妖怪にさせられた元老院の女性幹部。新種の巨大妖怪「椎名」は静岡の伊豆海岸を北上し、桜新町を目指す。ヒメら一行は上陸を阻止すべく、江の島での迎撃を試みる! 江の島「夏の陣」勃発!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(21)

比泉分家の子孫・円神によって妖怪に堕とされた元老院の女性幹部・椎名。友人でもあり、仲間でもあった彼女を江の島の地で救えなかった面々は捲土重来を期す。巨大妖怪「椎名」を桜新町まで誘導、万全の布陣で「調律」を試みる。今度こそは彼女を救い出せると希望を見出した矢先、予想外の出来事がーーー!? <堕ちた才媛>編、堂々完結!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(22)

神社の祭具(鏡)と思われていた物は、500年前に土地神・雄飛により生み出された驚愕のーーー。それは全ての発端となった(本家が分家を「あの世」送りにした)、比泉家秘史とも言うべき禁断の真実が今、明かされる。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(23)

秋名の先祖であり、比泉家本家・応秋の正体は、まさかの……!? 応秋が円陽を含む分家7人を「あの世」に送った真相が明かされる。それは強大な力を持ち過ぎた人間の孤独さゆえ、起こり得た哀しき顛末。更に分家の子孫である比泉円神の意外な出自も今ーーー!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(24)

アオが欠け、残された桜新町の面々は各々、強き想いを心に宿す。ある者は現実を受け入れる為、自らの慣れ親しんだ環境を変え、又、ある者は現実を打開しようと更なる能力の向上を計ろうとする。ただ、皆の想いの源は「必ず、彼女を救い出す」という一点。決戦の神無月に向け、いざ仕切り直し!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(25)

伊勢神宮に向かった秋名達一行。そこに祀られている日本最古の神・イザナミノミコトから「十月一日零時ちょうどに桜新町以外の時を止めること」を告げられる。それが意味するものは秋名の先祖でもあり、同族の命を喰らった死神・比泉応秋との直接対決。こうして世界の命運は限られた者達に託された。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(26)

秋名の先祖でもあり、同族の命を喰らった死神・比泉応秋との直接対決が控えている秋名達一行は伊勢神宮へと向かう。そこに祀られている日本最古の神・イザナミノミコトに死神の力に対抗する為、神の力の宿る新たな三種の神器の作成をお願いする。だが彼女の答えは………。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~(27)

比泉家の先祖でもあり、同族の命を喰らった死神・応秋との直接対決が控えている秋名達一行。一行は、死神の力に対抗する為、伊勢神宮へと向かう。そこに祀られている日本最古の神・イザナミノミコトより神の力の宿る新たな三種の神器を作成するよう伝えられる。新たな三種の神器の条件は「人間の力と妖怪の力が合わさって作り上げられるもの」だというがーーー。

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 28巻

秋名の先祖でもあり、同族の命を喰らった死神・比泉応秋との最終決戦を目前に控える桜新町の面々。決戦を前に一行は「自分は仲間達の足を引っ張るのではないか?」「必ず、親友を助ける!」等、それぞれの想いを抱えていた。そんな中、元老院より、死「神」と戦える資格を持つ者ーーー決戦の舞台に立てる、選ばれし者達が告げられる。「神」と対決する強者の条件とは一体!?

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 29巻

秋名の先祖であり、同族の命を喰らった死「神」でもある比泉応秋との最終決戦を目前に控える面々。死「神」と戦える資格=「神」流を持つ者の更なるレベルアップを計るべく、元老院の実験場で強化合宿が行われる。元老院の技術の粋を集めた最新鋭機器を使った特訓。その最中、仮想敵として出現したのは強靭で、そして皆もよく知る意外な相手だった!!

夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ 30巻

秋名の先祖であり、同族の命を喰らった死「神」でもある比泉応秋。かつて、彼は暴走した妖怪を、あの世へと送る比泉家の「お役目」を真摯に全うしていたのだが、どうして、その道から外れてしまったのか? 強すぎる力を持った人間だったがゆえの苦悩が日本最古の神・イザナミの視点より語られる。光強ければ、闇もまた深し……。