あらすじ

秋の都大会で、再び栄光城(えいこうじょう)学園と対決する朋王(ほうおう)学園!栄光城は、朋王・カズマサのライバル、マサカズが主将となり、お互いの采配が気になる展開に。カズマサは、いつもどおり余裕の表情で試合を進めるが、マサカズは自チームに対し、焦り始めて……!?
おれはキャプテン 1巻

こいつが話題沸騰の、野球マンガ史上「もっともふさわしくないキャプテン」だっ!!――狛駒(こまごま)中野球部の新キャプテンは、万年補欠のネットオタク(!?)、霧隠主将(きりがくれ・かずまさ)である。引きこもりの荒療治としてキャプテンに任命されたカズマサは、頼りなさを払拭(ふっしょく)したとたん、鬼キャプテンの本領発揮!掲(かか)げたクラブの目標は、なんと「打って打って打ち勝つチーム」……!?超・中学生級ぶっちぎりの野球伝説、プレイボール!

おれはキャプテン 2巻

守備は0点(ダメダメ)、打撃は100点(イケイケ)――。こんな野球で勝てっこないよ!!「打って打って打ち勝つ」……!暴走キャプテン=カズマサが打ち出した、あまりにムボーな「超攻撃的チーム」にて、果たして新人戦・1回戦は勝てるのだろーか!?周りの不安もどこ吹く風のカズマサが、「打倒・喜田野(きたの)中エース!」として編み出したのは、その名も「内野ゴロ作戦」!ところが頼みの部員にそっぽを向かれ、カズマサの怒りは頂点に……!?

おれはキャプテン 3巻

新人戦・1回戦を突破した狛駒(こまごま)中野球部!次なる対戦相手、脇谷(わきたに)中を偵察(スパイ)するべく、カズマサと本町(もとまち)は敵陣へ。そこで目にしたものは、「とにかく守れ!」と練習しているエキセントリックなキャプテンだった……!「ひたすら攻撃!」をテーマに掲(かか)げる狛駒中とは正反対のプレースタイルを目の前に、カズマサ率いる狛駒中は勝てるのか――!?

おれはキャプテン(4)

新人戦・2回戦。脇谷(わきたに)中キャプテン、清原雅数(きよはら・まさかず)との熾烈(しれつ)な戦い――。野球マンガ史上「もっともふさわしくないキャプテン」=カズマサと、鏡写しのような清原のキャラクターは、いかにして生まれたのか?「守備偏重(へんちょう)」の清原と、「攻撃あるのみ」のカズマサの、価値観を懸けた戦いがさらに激化!!勝つのは、どっちだ……!?

おれはキャプテン(5)

大会第9ブロック優勝候補ナンバーワンの、強豪・千船(ちふね)中の試合を観戦するカズマサたち。試合内容はというと、千船中は先制点を取られ、強さのかけらもないのである。が、守備センスのあるキャプテン・デレック井慈田(いじた)と、「奪三振王」と呼ばれている蝦名(えびな)が徐々に実力を発揮して、試合は思いがけない展開に……!?野球マンガ史上「もっともふさわしくない」キャプテン、カズマサたちの熱闘伝!

おれはキャプテン(6)

ついに始まった決勝戦!!カズマサの考案した千船(ちふね)中対策は、「小さくコツコツ当てていく」打撃(バッティング)と、待球作戦(ウエイティング)!しかも、最初2回の目標は……「最低7点取ってこい」!?今までの練習とはまったく逆の作戦に、とまどう狛駒(こまごま)中ナイン。結果はいかに……!?さらに、良きライバルだったはずのデレックも豹変(ひょうへん)完了!!

おれはキャプテン(7)

不測の事態!!一気に劣勢!!狛駒(こまごま)中エース・横須賀(よこすか)に代わり、マウンドに上がった那巳川(なみかわ)の球は、千船(ちふね)中打線に通じることなく、逆転されてしまうことに……。勝利の芽を絶たれ、もはや絶体絶命の狛駒中。しかしカズマサはあきらめることなく、一筋の光明を見つけるのだ!!千船中との決勝戦、いよいよ決着!!第2部・高校生編「くたばれ甲子園の章」第1話も同時収録!!

おれはキャプテン(8)

くたばれ体育会系「甲子園」!“アンチ体育会”を標榜(ひょうぼう)するカズマサは、朋王(ほうおう)学園に進学することに。しかしこの高校……なんと硬式野球部が、ないのである!!硬式野球部設立に燃えるカズマサは、とんでもない“秘策”を用意するのだが、はたして「楽し~い甲子園への道」なんてあるんだろうか!?前代未聞の野球マンガ、『おれはキャプテン』第2部・高校編、本格的にスタート!!

おれはキャプテン(9)

カズマサ率いる朋王(ほうおう)学園野球部、最初の練習試合の相手は、にっくき東香西(ひがしこうざい)高校!!「5回コールド」の条件まで出されたものの、1回の表、朋王学園が3点リード!このまま朋王学園が勢いに乗って……と思いきや、その後はむちゃくちゃ荒れ模様!!そして迎えた夏の西東京大会。この夏の甲子園出場を「捨てた」つもりのカズマサ主将、その意に反して“勝機”をゲット……!?

おれはキャプテン(10)

新設校=朋王(ほうおう)学園・カズマサと、名門校=昭明(しょうめい)高校・那巳川(なみかわ)の、元チームメイト野球対決!!「朋王3連星」から、初回いきなり2点を決められ、ビビリまくった昭明高。続く3番・蝦名(えびな)の打球もブッ飛んでいて、昭明ナインの警戒心は最高潮!違う道を選んだライバルたちは、「それぞれの野球」の進化を知り、決着へとなだれ込む!!――甲子園へのキップや、いかに!?

おれはキャプテン(11)

新設・朋王(ほうおう)学園野球部、いよいよ2年目に突入!受験シーズンを迎えた朋王学園高校に、本町(もとまち)、蟹江(かにえ)の姿があった。そして、球春(きゅうしゅん)――。新入部員を迎えた主将・カズマサは、“ぶっ倒れたとこまで”という地獄なシゴキを指導するっ。“アンチ体育会”のカズマサが、それでも鬼になったのは、もちろん「理由」あってのこと!!そして夏のシード校を決める、「春の大会」開幕。1年生ながらベンチ入りできるヤツは……誰だ!?

おれはキャプテン(12)

主将・カズマサと因縁浅からぬ、東香西(ひがしこうざい)高校野球部。実力低迷中の同校では、「監督交代論」が噴出(ふんしゅつ)中。その“新監督候補”として名が挙がった人物は、カズマサ率いる朋王学園の××だった……!!そんな“引き抜き”のワナを知らない朋王ナインは、なんの対策もしないままで東香西戦に臨(のぞ)むことに。しかし耳のいい「アイツ」だけは、その企(くわだ)てに気付いていた……!!

おれはキャプテン(13)

怨念(おんねん)パワー爆発の吟南(ぎんなん)高校を破り、夏の西東京大会ベスト4に進出した、カズマサ主将の朋王(ほうおう)学園野球部!次なる相手は、カズマサの元チームメイト&ライバルの、那巳川(なみかわ)がピッチャーをつとめる昭明(しょうめい)高校!!“防御率0点台”の那巳川に対し、朋王ピッチャー・蝦名(えびな)は6点台。しかし試合前、ある人物と出会った蝦名は、それをきっかけに絶好調に……!?

おれはキャプテン(14)

ついに夏の西東京大会決勝に進んだ、カズマサ率いる朋王(ほうおう)学園野球部。対戦相手は、春の大会でコールド勝ちした東香西(ひがしこうざい)高校である!!余裕で甲子園出場できる……かと思いきや、ピッチャー・蝦名(えびな)を有名に“したくない”おやっさんが、1年生の日弦(ひげん)をピッチャーに超・抜擢(ばってき)!この采配(さいはい)、はたして吉か、凶なのか……!?

おれはキャプテン(15)

甲子園予選、西東京大会決勝戦にズバッと進んだ朋王(ほうおう)学園!順調に勝ち進むのかと思いきや、6回の裏、対する東香西(ひがしこうざい)高校に同点に追いつかれてしまうのだ!!さらに東香西ピッチャー・茉莉村(まりむら)の調子はウナギのぼり。朋王学園は、よくないムードに支配され……!?カズマサ主将の朋王学園は、ピンチを乗り切り、甲子園出場を果たすことができるのか……!?

おれはキャプテン(16)

甲子園。「負ける」のに苦戦!?「ふてくされ王子」という汚名を着せられた主将・カズマサの影響で、第1試合はブーイングの嵐。そこでわざと負けようにも、対する紅山(こうざん)農林高校が、緊張のあまりミス連発!!ヒットを打たない朋王(ほうおう)学園に、点が入ってくるしまつ。思わず相手にハッパをかけたカズマサだが、これまた逆効果!!やがて取材を受けたカズマサは、ま~たとんでもない爆弾発言を……!?

おれはキャプテン(17)

甲子園2回戦、朋王(ほうおう)学園vs.三省(さんしょう)工業戦!!1点リードしていた朋王だが、9回表で、三省工業キャプテン・雄馬間(おばま)がホームラン!同点に追いつかれることに。その裏、朋王はカズマサの攻撃でスタート。雄馬間のホームランに影響されたカズマサは、“男の勝負”がしたいと、出塁ではなくホームランを打つことにこだわるが……!?

おれはキャプテン(18)

甲子園大会3回戦でカズマサたち・朋王(ほうおう)学園は、攻守で奇策を使ってくる伊賀丸(いがまる)高校と対戦。たがいに譲らず、0対0のまま試合が進む……。しかし、9回の表・伊賀丸高校の攻撃の場面で、同校の隠し球的選手が登場!!予想外の展開に、カズマサたちは対応できるのか!?

おれはキャプテン(19)

甲子園ベスト8に残ったカズマサ率いる朋王(ほうおう)学園!準々決勝の相手・栄光城(えいこうじょう)学園に負ける気満々だったカズマサだが、かつてのライバル・マサカズの姿を見つけ、会いに行くことに。そこで出た数々の言葉に影響されたカズマサは対戦で「実験」をしてみたいとチームメイトに持ちかけ……!?

おれはキャプテン(20)

甲子園準決勝、同じ東京代表の栄光城(えいこうじょう)学園と対決することになった、朋王(ほうおう)学園。5点リードされてしまい、本気モードに切り替わったカズマサは、遂に蝦名(えびな)を投入!!その結果、なんと13人連続「かすらせない記録」を生み出してしまう。そして、朋王学園最後の攻撃の場面、あの男が劇的な結果を招く!!

おれはキャプテン(21)

秋の都大会で、再び栄光城(えいこうじょう)学園と対決する朋王(ほうおう)学園!栄光城は、朋王・カズマサのライバル、マサカズが主将となり、お互いの采配が気になる展開に。カズマサは、いつもどおり余裕の表情で試合を進めるが、マサカズは自チームに対し、焦り始めて……!?

おれはキャプテン(22)

秋の都大会準決勝は、朋王(ほうおう)学園と松予野(まつよの)高校の対戦に決定!中学時代、カズマサのチームメイトだった横須賀(よこすか)が主将を務める松予野は、チーム内での対立から試合中も重い空気が漂う。一方の朋王も、ピッチャー・蝦名(えびな)に対して松予野が策を立てたため、苦戦することに!!

おれはキャプテン(23)

秋の都大会準決勝で、朋王(ほうおう)学園の対戦相手・松予野(まつよの)高校は、エース・横須賀(よこすか)をベンチに下げ、流れを呼び込むことに成功!だが、8点も差をつけられている朋王(ほうおう)学園も、蝦名(えびな)が調子を取り戻したおかげで、徐々に松予野に追いついていく!!迎えた最終回、勝利を手にするのは!?

おれはキャプテン(24)

秋の都大会で、松予野(まつよの)高校に敗れてしまった朋王(ほうおう)学園。その試合を見つめていた謎の中坊三人組は、ソフトボール日本一の選手だった!試合の翌日、決勝を見に来たカズマサたちの後ろに座り、カズマサをディスる中学生。特に絡んでくるハーフ美少女の意図とは!?そして、この出逢いがのちに大きな糧となり……!?

おれはキャプテン(25)

春の都大会、朋王(ほうおう)学園と対決するのは、リトル世界一、ソフト日本一の1年生選手を集めた古豪・美波里(びばり)高校。しかもその監督は、朋王に入学した圭(けい)の父親であることが判明!!“1年目から甲子園を狙う”監督の作戦とは!?そして、カズマサも認めた美波里1年、ハーディ西井戸(にしいど)と宗谷岬(そうやみさき)の実力とは!?思いがけない試合展開、勝利はどちらの手に?

おれはキャプテン(26)

春の都大会、信念を曲げない美波里(びばり)高校は、全力で振り切るフルスイングを貫く!そのため、朋王(ほうおう)学園・蝦名(えびな)の奪三振記録はどんどん更新!!この試合の決着は!?そして、早逝のエース・田中沙流(たなか・さりゅう)と大洲父娘の悲しい過去とは……。さらに、朋王学園では、ゴールデンウィークの合宿もスタート!!

おれはキャプテン(27)

最後の甲子園出場を懸けて、西東京地区大会が開幕!カズマサ達が見守る中、強豪・東香西(ひがしこうざい)高校と美波里(びばり)高校の対決は、予想外の展開に!!そして朋王(ほうおう)学園も、珍事に巻き込まれてしまい……!?

おれはキャプテン(28)

西東京地区大会、朋王(ほうおう)学園対吟南(ぎんなん)高校の試合!しかし、球場に現れない吟南に場内騒然!!ところが、遅れの“原因”が判明すると、吟南は一気にヒーロー扱いされてしまう!!まさかの完全アウェイの空気の中、朋王は勝利を手にすることができるのか!?

おれはキャプテン(29)

西東京大会ベスト8進出を懸けて、サヨナラ勝ちをねらう朋王(ほうおう)・カズマサと、それを阻止しようとする吟南(ぎんなん)・二瓶(にへい)の勝負!!結果はどうなる!?そして、次に待ち受ける松予野(まつよの)高校は“策士”が“選手”として、試合に出場してくるが……!?

おれはキャプテン(30)

西東京大会、準々決勝。宮越(みやこし)対蝦名(えびな)、2打席目の勝負は!?そして横須賀(よこすか)と朋王(ほうおう)3連星の直接対決で“策士”宮越が動く!一方、カズマサと蝦名は安打記録を伸ばす宮越を抑えられるか!?朋王3連星と横須賀の因縁対決、最高潮!朋王学園対松予野(まつよの)高校、ベスト4進出を懸けた激闘を制するのは――?