あらすじ

熱狂が続く祭りから、密かに抜け出した二人がいた!!闘う男たちの祭典・最大トーナメントを離れ、少女を連れて、刃牙よ、お前は何処へ行こうというのだ!?今まさに父・勇次郎と因縁深き二人、愚地独歩VS天内悠戦が始まろうとしているこの時に!!“闘い”という極上の料理を前にあの男・勇次郎の沈黙が限界に近づきつつあるこの時に!!
グラップラー刃牙 1巻

強き者の高みをめざし、その少年は閃光となって駆け抜ける!!今はじまる真格闘伝説!!範馬刃牙は“地上最強の生物”=父を超えるため、最強を名乗る男達と戦う!格闘まんがの決定版!

グラップラー刃牙 2巻

その時武道館の熱狂は、新たな格闘伝説の始まりを告げた。勝ったのは刃牙。謎につつまれた少年。ヤツはどこから来たのか?

グラップラー刃牙 3巻

あのドームの地下に、闘いの聖地がある。いかなる技も許される。いかなる力も認められる。自由で危険な空間がある。そこにいるのか、刃牙!!

グラップラー刃牙 4巻

範馬刃牙。格闘の聖地に君臨する王よ。強き者たちがオマエを狙う。地に這わせようと牙をとぐ。オマエがあまりに強いから。オマエがあまりにまぶしいから。

グラップラー刃牙 5巻

地下武闘場の小さな王者にプロレスを背負った無敵の巨人が襲いかかる。過熱し、真っ白な光を発するその死闘。だがその時、照らし出された熱狂の闇の中に鬼が一匹、棲んでいることに刃牙はまだ、気づいていなかった――。

グラップラー刃牙 6巻

格闘の聖地に君臨する、最強無敗の17歳、範馬刃牙。刃牙は炎のごとく戦う。刃牙は光のごとく疾走する。彼を駆り立てずにおかないもの、そのエネルギーの名を、「父親」といった。地上最強の生物、範馬勇次郎の登場である。

グラップラー刃牙 7巻

その男の55歳の肉体は、しかしあくまでみずみずしかった。こぶしは重く、そして速く、太い筋肉には無限の破壊力が秘められていた。愚地独歩。神心館館長。武神と呼ばれ、生きながら伝説となった、この天才拳士が、今“地上最強の生物”に襲いかかる。その時、刃牙が眼にしたものは――――!!

グラップラー刃牙 8巻

鬼が走り抜けた。“武神”と呼ばれた男の、技と力と命をむさぼって。2大決戦第1試合。その記憶を喪う間もなく、早くも地下武闘場は、次なる闘いを求めて熱く輝く。そして第2試合。“ザ・ドクター”VS“少年王者”。範馬刃牙の試合が始まる!!

グラップラー刃牙 9巻

ついに範馬勇次郎が登場した。鬼(オーガ)と化したその姿を息子・刃牙の目がとらえた。今や刃牙は襲いかかろうとしている。この恐るべき格闘能力を持つ父を己が全ての力をもって打ち倒そうと誓っている。何ぜか?刃牙に、勇次郎に、かつて何があったというのか?本巻よりグラップラー刃牙「幼年編」突入!!闘いの神が、かつて彼らに何をしたのか、その全てが今、明らかになる!!

グラップラー刃牙 10巻

13歳の格闘少年・範馬刃牙は思う。強くならなければ。誰よりも強く。あの男よりも強く。父の背を追う彼はまだ、彼自身の背後で暗く危険な格闘の闇が静かに動き出したことに気づいていなかった。

グラップラー刃牙 11巻

闘った。そして敗けた!!相手は世界王者のスーパーボクサー。こちらは13歳の中学生。しかたない、あたりまえだと人はいう。だが、刃牙は、この格闘少年は、敗けた自分を許せない!!目ざす高みは「地上最強の生物」の強さなのだから!!ケタ違いの強さを求めて今、刃牙は地獄の試練に身をさらす!!

グラップラー刃牙 12巻

強さを求めて刃牙は挑む、命がけの飛躍!!選んだ相手は飛騨の魔獣・夜叉猿だ!!少年と巨猿との空前のアニマルマッチが始まった!!

グラップラー刃牙 13巻

その男の掌が黒い殺意を握り込んだその時、異能ボクサーの腕は弾けとんだ!!気をつけろ刃牙!!天性のケンカ師・花山薫、こいつは強い!!※美の神の力を持つ少年の活躍を描いた傑作短編「化粧師──メイカー──」を同時収録。

グラップラー刃牙 14巻

地上三十四階に浮かぶ電影空間は二匹の若き獣の死戦場と化した!!格闘少年VS天才ケンカ師。あくまで過熱するこの闘いの極みで、刃牙は花山の手のひらが危険な竜の顎(アギト)と化すのをたしかに見た────これが、これが握撃か!!

グラップラー刃牙 15巻

母さん─────あの男の強さを目指して来たけれど、あの男はオレの父だけれど、違う。オレとは違う!!勇次郎の中にすむ鬼に気づき始めた刃牙。そして明かされる若き父母、衝撃の出会い!!

グラップラー刃牙 16巻

無謀だ!刃牙よおまえは知らないのだ!!おまえが挑む精鋭軍事部隊5名の中に、あの男がいることを。ガイア。おまえの父・オーガと並び称される超軍人。そいつの顔さえ、おまえは知らないのだ!!

グラップラー刃牙 17巻

衛生兵ノムラの表情が変わる。その気弱な魂を眠りにつかせて、もう一つの人格、超軍人ガイアのおでましだ!!肉体の潜在能力を完全にコントロールし、多彩な戦場殺人技で襲い来るガイアを、刃牙よ、全力で迎え撃て!!

グラップラー刃牙 18巻

その日が来る!!逃げ場は無い!!地上最強の生物と呼ばれる男、父・範馬勇次郎との決戦に、刃牙は今、全てを賭けて走り込む!!高めよ、破壊力!!研ぎすませ、殺傷力!!

グラップラー刃牙 19巻

始まった!始まってしまった!!父を倒す!!母が見ている!!運命の激突、刃牙VS勇次郎戦が、本巻にて始まってしまった!!!

グラップラー刃牙 20巻

だから父を倒さねばならぬ。だから無限の強さを求める。そうか、これが刃牙の背負った宿命か。その激しさが、厳しさが、今ここで明らかになる。本巻にて「刃牙」幼年編堂々完結!刃牙はここから出発する!!

グラップラー刃牙 21巻

範馬刃牙17歳、目覚める!!あの哀しみと怒りの幼年時代に別れを告げ、鍛えあげられた完全な肉体を武器として、この現代の光をあびて立つ!!向かうのは地上最強の男を決める格闘の祭典だ!!地下闘技場最大トーナメント編スタート。これが刃牙の新たな戦場だ!!

グラップラー刃牙 22巻

東京ドーム地下闘技場、最大トーナメントが始まった!!己の技に誇りをかけて激突する超人格闘家たち。プロレスVSキック!大相撲VS実戦柔術!サンボVS中国拳法!そして謎の戦士の乱入!!格闘の一大祭典を駆け登れ、刃牙!!最強。その一人を決めろ!!!

グラップラー刃牙 23巻

Bブロック。それは最大トーナメント中最も刃牙に縁深いブロック!!独歩の養子・克巳は超実戦レスラーと、天才喧嘩師・花山は伝統の武人と激突する!!彼らの強さが、輝きが、東京ドーム地下闘技場で、いよいよ試される!!

グラップラー刃牙 24巻

ヘビー級プロボクシングVSテコンドー!!暴走族VS全日本柔道!!アメリカン・プロレスVS少林寺拳法!!地下格闘技場最大トーナメント一回戦。この格闘の祭りが放つ神聖な光を、甘美な血のしぶきを、その“鬼”が見のがすはずはなかった。そしてヤツが来る。“地上最強の生物”範馬勇次郎、降臨す!!

グラップラー刃牙 25巻

「こいつは強い!!」一試合終えるごとに観客は唸った。“最強”を決める、いまだかつてない規模の東京ドーム地下闘技場最大トーナメント!!1回戦も残り5試合ピット・ファイターVS柔術シュートレスリングVSボディガード空手VSバウンサー合気柔術VSアマレスそして兄弟対決!!みんなが強い!!だが、勝利の美酒を味わえるのは一人!!今、参加選手最後の10人の力がはかられる!!

グラップラー刃牙 26巻

誰もが見たくて、しかし誰もが望まなかった兄弟対決、ついに決着!!“最強”を決める最大トーナメントの1回戦、全16試合がこの時終了した!!東京ドーム地下闘技場を埋めつくした観客は蠢(うごめ)く!!迎える2回戦。その第一試合に、そう、この男、我らがチャンピオン・範馬刃牙が登場するからだ!!刃牙の一挙手一投足はどんな美酒より観客を酔わせるのだ!!さあ、刃牙、相手はバーリ・トゥダー・ズールだ!!勝て!!

グラップラー刃牙 27巻

白熱の2回戦を最初に突破したのは刃牙だ!!10億円のベルトと“最強”の称号が与えられる東京ドーム地下闘技場最大トーナメント!!続く2回戦にはプロレス界のあの2大巨頭が登場する。“燃える闘魂”は大相撲の若き天才横綱と、“巨人”は神秘の中国拳法と、それぞれ激突!!激化するバトル!闘いのゆくえは!?そして2回戦屈指の好カード、愚地克巳VS花山薫の激闘が、ついに本巻にてスタートする!!

グラップラー刃牙 28巻

2回戦屈指の好カード花山薫と愚地克巳戦闘開始!!格闘技経験を一切持たぬ“偉大なる素人”喧嘩日本一・花山薫!!独歩のもとで修業をつみ“空手を完成させた男”空手界の最終兵器(リーサルウエポン)・愚地克巳!!同じく“強さ”を求めながらも、まったく異質なこの天才二人が、東京ドーム地下闘技場で激突!!

グラップラー刃牙 29巻

格闘技の祭典・最大トーナメントも2回戦後半に突入!!プロボクシングヘヴィ級チャンプ、アイアン・マイケルVS暴走族特攻隊長、柴千春戦が始まった!!“地上最強の男”の代名詞、ヘヴィ級チャンプに格闘技のド素人、千春が根性と気合で立ち向かった!!千春が奇跡を起こすのか!?それともマイケルがその強さをみせつけるのか!?そして、東京ドーム地下闘技場に再び乱入者が!!

グラップラー刃牙 30巻

東京ドーム地下闘技場に緊急事態発生!!ロシア最強の戦士、アレクサンダー・ガーレンが乱入!!最大トーナメントへの途中参戦を突如宣言した!!騒然となる選手控え室!!ガーレンのこの暴挙に、千春が、そして花山が動く!!さらに、この混乱の中、2回戦・第六試合ジャック・ハンマーVS三崎健吾戦の始まりが告げられるのであった!!