北斗の拳(11)
シュウvsのサウザー、南斗六聖拳同士の闘いが始まった。シュウの華麗な南斗白鷺拳の前に、サウザーは子供たちを人質にとり、卑劣にシュウを追い詰める。脚拳を得意とするシュウの脚がサウザーに切り裂かれたとき、傷ついたケンシロウの魂が揺さぶられる。だがシュウは、再び戦場に戻ったケンシロウの目の前で果てるのだった。シュウを人柱として完成した聖帝十字陵が、自らの拳で師を失ったサウザーの哀しみの墓標であることを知るケンシロウ。そしていま、ケンシロウとサウザーの死闘の幕が切って落とされた……。
北斗の拳(12)
ケンシロウは深い愛をもって南斗聖拳のサウザーを倒した。それを見届けたラオウは、トキとの闘いを選び、ふたりの生まれ故郷に向かう。一方、ひとりの武術家としての熱き心をよみがえらせたトキも、生まれ故郷の墓碑の前に立っていた。そして明かされる、ラオウとトキ、北斗神拳伝承を争った兄弟の秘密。弟は兄を生涯の目標とし、兄もまた弟を深く愛していた!やがて訪れる決着の時。ふたりの間に憎しみはなく、ラオウはまた拳王として天を目指す。ラオウ不在の拳王軍を取り仕切っていたのは、天狼星を宿星にもつリュウガだった。
北斗の拳(13)
天狼星のリュウガはユリアの実兄だった。拳王ことラオウに忠誠を誓い、拳を捨てたトキを襲ってケンシロウの怒りを誘うリュウガ。そしてケンシロウの拳がリュウガを突き破る。だがトキは、荒くれた時代を救うための強者を探すために、リュウガがあえて魔狼の悪名をかぶっていたことを告げた。自ら死を選んだトキ、リュウガ、それを見つめるケンシロウ。そのころ、南斗最後の将が動き出していた。南斗最後の将を守護する風・炎・山・雲・海の五車星は、ケンシロウを将の元へ導くため、ラオウを足止めしようとする。山のフドウはケンシロウを守り、風のヒューイ、炎のシュレンがラオウに立ち向かうがことごとく倒され、ついに、自由気ままな男、雲のジュウザが動いた。ラオウvsジュウザ、因縁の対決がスタート!
北斗の拳(14)
ジュウザが幼いころからともに育ち、いつしか想い慕うようになった女は、母違いの妹、ユリアだった。その哀しさがもとで無頼となったジュウザだが、南斗最後の将の願いを聞き入れ、ラオウの前に立ちふさがる。一方、ケンシロウを南斗最後の将に会わせるため、先に行かせようとする山のフドウは、拳王軍に苦戦。戻ってフドウを救ったケンシロウに、フドウは最後の将の名を告げた。それは、ラオウが愛し、トキが見守り、ジュウザが想い慕った、ケンシロウ最愛の女、ユリアだった。奔放に闘うジュウザをラオウの拳が破り、ケンシロウとラオウはともにユリアの元にたどり着く。そしてついに、ラオウvsケンシロウの最後の闘いが始まった……。
北斗の拳(15)
ユリアはラオウに連れ去られた。崩れ落ちたユリアの城で、ケンシロウは一時的に視力を失い、海のリハクは負傷する。ユリアとともにいるラオウは、ケンシロウを倒すための鬼の血を求めて、山のフドウとの闘いに向かった。かつてラオウが恐怖した、フドウの狂気がよみがえる。だがユリアによって優しさと哀しみを知ったフドウは、決死の闘いのなか、全身でラオウに哀しみを教えるのだった。フドウの最期を、たどり着いたケンシロウが見守る。そしてケンシロウの元へやってきたラオウの馬、黒王。その背にまたがり、ケンシロウは決戦の地へと向かう。ケンシロウとラオウ、ユリアを愛したふたりの男の宿命の闘いが、いまここに決着――。
北斗の拳(16)
北斗神拳究極奥義「無想転生」を極めたケンシロウとラオウ。ふたりの対決は、はるか遠い幼き日の修行の姿と重なる。しかしラオウは「わが生涯に一片の悔いなし!!」の叫びとともにケンシロウに敗れ、絶命した。それを見とどけたケンシロウは、すでに死の病に冒されているユリアを抱きかかえ、荒野へと消える。ついに世界はひとときの平和を取り戻した――。そして数年後。平和は貧富の差を生み、世界は再び混迷を極めていた。民衆を虐げる圧政者たちに立ち向かっていたのは、成長したリンとバットだった。ふたりは北斗の軍を名乗り、その首に賞金をかけられながらも、暴力から民衆を解放していた。だが、ふたりの目の前で賞金目当ての郡指令バスクに、リンの身代わりとして女が殺されそうになる。そこに現れたのは、黒王号にまたがった救世主ケンシロウだった。再び、ケンシロウとリン、バットの旅が始まった!
北斗の拳(17)
腕を頼りに賞金首を狩り、賞金を稼ぐアイン。リン、バット、ケンシロウの首にかかった賞金を狙って闘いを挑んだが、ケンシロウにあしらわれる。そしてアインはバットとともに、圧政に苦しむ郡都(エリア)を落とし、賞金稼ぎよりやるべき正義があることに目覚める。足を洗ったアインは、市都(シティ)を解放しようとしたが、幼い娘アスカを人質にとられて絶体絶命に。そこにケンシロウが現れ、アインを助ける。アインの兄弟分であるバズ、ギルのハーン兄弟を監獄から救い出したケンシロウたちは、新たな敵、帝都の将軍、金色のファルコの名を聞く。ファルコは、中央帝都にいる天帝に遣わされた、元斗皇拳の継承者だった……。
北斗の拳(18)
ハーン兄弟の身を犠牲にして、なんとかファルコを退けたケンシロウたち。だが中央帝都では、天帝の力を悪用する総督ジャコウが、ファルコら元斗皇拳の使い手たちに卑劣な命令を下していた。そしていま、ファルコとケンシロウ、元斗vs北斗の闘いが始まる。一方、リン、バット、アインは、天帝を救うため、中央帝都に侵入。アインは総督ジャコウを仕留めようとするが、天帝の居場所を知るジャコウを殺すことができず、逆に地下に落とされてしまう。地下の洞窟にいたのは、天帝ルイだった。そしてリンとルイ、ふたりの因縁がいま明かされる。やがて崩れていく帝都。ルイ、リンらを救うため、アインは自らの命を犠牲にする。ジャコウはファルコに倒されたが、ジャコウの息子ジャスコはリンをさらい、海を渡って逃げていった……。
北斗の拳(19)
リンを追って海を越え、修羅の国へと渡るケンシロウ。海の上で出会った赤鯱(アカシャチ)は、修羅の国を「地獄」と呼んだ。たどり着いた浜で、ケンシロウはボロボロの身体となったファルコに再会する。修羅の国とは、北斗、南斗、元斗などの拳法の源流がある、力だけがすべての過酷な死の国だった。リンを探して修羅の国を歩き、迫りくる敵を次々に破るケンシロウ。一方、捕らわれの身となったリンの前に、赤鯱が遠い昔に生き別れた息子シャチが現れる。シャチは、北斗の源流である北斗琉拳の使い手だった!
北斗の拳(20)
地上最凶拳といわれる北斗琉拳の使い手シャチは、修羅の国の郡将カイゼルを倒し、リンを連れ出した。それは、北斗琉拳の3人の羅将とケンシロウを闘わせるためだった。第三の羅将ハンにリンを渡したシャチ。そしてついに、ケンシロウがリンの前に現れる。ケンシロウとハンの闘いが始まり、リンは修羅の国に伝わるラオウの伝説を知る。それは、ラオウが修羅の国の救世主として上陸してくるという伝説だった。そしてケンシロウもまた、修羅の国が北斗神拳の故郷であり、同時に自らの故郷であることを知る……。
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