マガジンハウスのWebマンガサイト「SHURO」 で連載するや否や話題と共感を呼び、2023年の年間PV数1位を獲得。やるせない日常と片想いの心情を圧倒的解像度で描く、漫画家・世良田波波の初連載作品!切なさに、愚かさに、必死さに、痛いほど心が震える。夢みて上京して10年、さえない毎日をおくるカイちゃん。憧れだった東京が、今は苦しい。そんな彼女が見つけた光。ーー29歳フリーター、人生を変える恋におちた。平常心じゃいられない片想いの「ぜんぶ」が詰まった、初期衝動全開の話題作!!〈この物語は…〉悩まない人生も、痛くない恋も、この世にひとつもない。圧倒的等身大で描かれる、大人になりきれない「私たち」の物語。夢みて上京して10年。29歳フリーターのカイちゃん。生活に追われ、ただ時間だけが過ぎていく。大好きだった絵を描くことも、SNSにUPしたって誰からも「いいね」がもらえないつらさでやめてしまった。そんな中、人生を変える恋におちたカイちゃんは、東京から大阪へ!生まれてはじめての片想いに暴走が止まらないカイちゃんの、転がり続ける恋とか夢の物語。
マガジンハウスのWebマンガサイト「SHURO」 で連載するや否や話題と共感を呼び、2023年の年間PV数1位を獲得。やるせない日常と片想いの心情を圧倒的解像度で描く、漫画家・世良田波波の初連載作品!切なさに、愚かさに、必死さに、痛いほど心が震える。夢みて上京して10年、さえない毎日をおくるカイちゃん。憧れだった東京が、今は苦しい。そんな彼女が見つけた光。ーー29歳フリーター、人生を変える恋におちた。平常心じゃいられない片想いの「ぜんぶ」が詰まった、初期衝動全開の話題作!!〈この物語は…〉悩まない人生も、痛くない恋も、この世にひとつもない。圧倒的等身大で描かれる、大人になりきれない「私たち」の物語。夢みて上京して10年。29歳フリーターのカイちゃん。生活に追われ、ただ時間だけが過ぎていく。大好きだった絵を描くことも、SNSにUPしたって誰からも「いいね」がもらえないつらさでやめてしまった。そんな中、人生を変える恋におちたカイちゃんは、東京から大阪へ!生まれてはじめての片想いに暴走が止まらないカイちゃんの、転がり続ける恋とか夢の物語。
勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人の距離は縮む。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが…。「普通」ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。
癇癪持ちで予測不能な動きをする信楽はクラスでも浮いた存在。なんでもソツなくこなす優等生の清水は図工の時間に盗み見た彼の紙粘土の作品に 心を奪われ遠くから信楽の観察をはじめることに。ある日、清水は偶然近所の空き地に信楽が入っていく姿を見つける。彼が帰ったあと、その場所にいくとそこには独創的な形の草人形があった。その人形をみた清水は衝撃を受け、信楽沼にハマっていく…。優等生と問題児の不穏で愉快な友情物語開幕!
演劇部OBで舞台劇をやる 義父をデイケアに送り出す 娘の中学校の三者懇談 孫が祖父母宅で夕飯を食べる 父が息子の小学校で特別授業 お祭りに行って歩いて帰宅 以上がこれまでの『ザ・キンクス』の主たるあらすじです。卒倒するほどフツーと言われる所以がおわかりいただけましたでしょうか。(作者X〈twitter〉より) 2023年、「コミックDAYS」で月イチ連載を開始するや、SNSが大沸騰。更新のたびに爆発的な反響を呼び、読者を多幸感と不可思議感のるつぼに叩き込んだ噂の野心作『ザ・キンクス』がついに単行本化されました。紙の単行本は、渾身の作画がたっぷり堪能できるワイド判でお届けします。人間の根源を揺さぶり肯定する「家族」コメディ、たっぷりとお楽しみください!
2万RT10万いいねの超話題作 第1集! 伊東紀理(いとうきり)、社会人3年目。積まれるエナドリ、仕事不調、セクハラ職場にモラハラ彼氏。「人の役に立ちたい」一心で 生き抜く日々に、一通の封書が届く。そこに入っていたのは1枚のカード。それは、彼女が自由に生きる権利となった。25歳、捧げるだけの人生の終わり。そして、人生最大最後のリベンジが始まる!
何者かになりたくて何者にもなれない人。 報われないと解っている恋をしてしまっている人。 そうした人を優しく刺し穿つ力のある作品です。 貝塚道子29歳、通称カイちゃんは一流企業の食堂で最低賃金で働くフリーター。絵を描くのが好きで、他に取り柄はなかったけれど褒めてくれる人がいたから自分が存在していいと思えたという原体験を持っている女性。そんな彼女が心の支えにしているのが、その企業で働くイケメンの白鷺洸27歳。彼のSNSの裏アカウントを特定すると、 自分と同じ高円寺住まいであることが解り、こっそり遠巻きに眺めていた日々から、あるとき大きく運命が動き出します。 29歳で体験する初めての恋。すべてが行動力に結びついてしまうような無尽蔵のエネルギーが生まれるのも、ほんの少しの関わり合いが生まれただけで世界がまるで別次元のように輝きに満ちるのも、痛いほど解ります。それらを絵で演出したシーンは最高です。 とにもかくにもカイちゃんがあまりにも等身大の主人公で、弱い部分も狡い部分もたくさん見せてくるんですが、それでも愛して応援せずにはいられないんですよね。多くの人はどこかしらカイちゃんと自分が重なるところがあるのではないでしょうか。この絶妙なキャラ造形でもう勝ってると思います。 好きなシーンやエピソードはいろいろとありますが、特に好きなのはカイちゃんの新たな勤め先の同僚である、29歳の千林くん。彼は音楽の道を諦めずにいて、ある種自分と似た境遇にいる人物。そんな彼に対してカイが口にする言葉。それに付随する想いや感情。人間的な、あまりにも人間的な言葉と心で堪りません。 単純な画力の高低では表せない魅力も絵にあって、何よりマンガが上手いってこういうことだろうと思わせてくれます。こんな素敵な作品を描ける方が、どうして初単行本を出すまでに十数年もかかってしまったのか不思議でなりません。 かわいい絵柄ですが、深奥まで響く鋭利さを持った作品です。2月を代表するのはもちろん、2024年一押し作品にも数えていくことになりそうです。 あとがきマンガの中野ローカルな小話もすごく共感できて好きです。失われゆくものでもマンガの中にだったら永遠に残しておけるという感性が素敵です。