ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!
50000点の美味を求めて世界各地の危険地帯に赴くのは…二次元の過剰摂取により自分はおろか周囲すべての人間が美少女に見えてしまう人だった!?現地の怪しくも魅惑的な料理の数々を堪能しまくるノンフィクション&カオス&ハードグルメリポートコミック!
ここではない、どこか。そこに私が待っている――。新人漫画家の鈴ヶ森ちかは、ネームを持ち込む度に全ボツを食らっていた。心が折れかけた彼女だが、唐突に旅に出ることを思い立ち――。ざつな旅だからこそ癒やされる、究極旅コミック!
15世紀半ばのイタリア・フェラーラにて、世界を旅することを夢見る少女・リーザは、クルム(現クリミア)から来た少女・オリハと出会う。妹を探すため、クレタ島、そしてふるさとのクルムへと戻りたいオリハと、彼女に同行したいリーザ……。ふたりの旅が今始まる! 資料に基づく緻密な作画、食べ物などの文化も知ることができる、思わず人に話したくなるようなトリビアも満載!! 少女たちの中世旅行記!!
作品世界をより深く楽しめる電子版特典!作者による、現地サウナの様子を撮り下ろしたカラーフォトを複数収録!!サウナの聖地・フィンランドでととのったー!!?聖地は、やっぱりスゴかった! 『サ道』タナカカツキが贈る、最高峰のサウナだけを巡るサウナ旅。心も体も解き放たれたい人に贈る、サウナ×旅マンガ。フィンランド〈ルカ・ヘルシンキ〉&スウェーデン〈ハパランダ〉編!!行こう、孤独も不安も退屈も、ぜんぶ忘れられるあの場所へ。〈1巻の内容をもっと詳しく〉サウナ大使・タナカカツキが世界中の名サウナを求めて旅に出る!今回、作者が向かったのは、サウナの“聖地”フィンランド〈ルカ・ヘルシンキ〉&スウェーデン〈ハパランダ〉。VIP向けに作られた7つ星サウナから家族経営の施設まで、とにかくサウナに入りまくる!オーロラ、白樺の香りに満たされたサウナ室、気温マイナスの外気浴、美味しすぎるベリーのスムージー、食べられる雪、楽しいツアー仲間たち、白熱の国際サウナ会議…。最高峰サウナで最高ととのったー!サウナ大使の作者が絶叫するほど最ッ高なサウナ施設が実名で続々登場!!
世界中の自由な行き来が困難になった時代――。それでも僕らは、繋がっている。未曽有のパンデミックから20年、未だ海の向こうは遠く、、、旅を求める人々の声に応えて「最高の旅の体験」を丸ごとデータで持ち帰る仕事があった。それが「無名旅行人」。神秘の大神殿、砂漠をゆくキャラバン、世界一の高層ビル群、、、お望みの場所ならどこへでも。世界を巡る物語、第1巻!
25歳の杉田純一は、なんとなく勤めていた出版社を辞め、アジアの国々をふらふらと旅して回っていた。人づてにインドが面白いと聞き、ついにその地に足を踏み入れた。気温が50度になることがある街では大人も子供もガメツイ商売をしていたり、牛が路上を歩きまわっていたり、はたまた修行に明け暮れる人がいたりと、日本とはまるで異質な世界。杉田はこの地で、さまざまな旅行者とも出会う。「毎日、会社で働いてそして年をとっていく……、そんな人生にどんな意味があるのだろうか」と悩み、その答えを探しにインドまで来た男性や彼氏を追って来た女性らとの交流から、ちょっと切なくも温かい人間模様が展開されていく。デリー、バラナシ、カトマンズへと続く、インドの旅。インドに行ってみたいと思わせる、秀逸の紀行マンガ!コラムの「インド雑学旅案内」では豆知識が盛り沢山、「はみだしインド雑記」では「インド人は女をやたらと口説く」など堀田かよ氏のレポートがこれまた面白い!旅好き必見、イッキ読み間違いなし!
原作となるイザベラ・バードの本は読んだことがある。 でもこれほど情景豊かに想像はできなかったし、イザベラ・バード視点のみなので、やはり周辺情報が客観的に描かれる漫画はやはり違う。 絵があると、それがすべて本当のように引っ張られてしまうのが弱点と何かで読んだ。 でも、自分だけの想像力では描ききれない、田舎の恐ろしいほどのノミやその他虫、そして不衛生さ。 それらが日常の様子として描かれ続けているので、漫画とはすごいものだなと思い知らされた。 そもそも、バード女史、よく行ったな。肉もないのに。 また、環境だけでなく、懐からボトルに入れた筆を取り出し記録をしたためる鶴吉の一連の仕草。 大人になったことを誇りに思う女の子の表情。 細やかな当時の人々の日常が、ドラマの何気ないワンシーンのように描かれていて、今は消え失せた文化を知らされる。 ちなみに、ヨーロッパより難儀な雑草が多い日本で、バード女史が農民が勤勉に働き雑草を刈るから「雑草がない」と表現したコマに、フフとなった。 有名な場面ですね。 キリスト教的な倫理観が根付いている現代の我々が、当時の日本へ気軽にトリップできる、すてきな漫画です。