女性同士だからか、家族だからか、母と娘はいつもぶつかって…(ビッグコミックオリジナル2020年20号)
小学生の佐藤はある日、棒人間になる病気にかかってしまう。病気を治す方法は、脳に刺激を与えること。思春期の刺激といえば、“恋”――!?ジャンプ期待の新鋭が送る青春ドラマラブコメディ!
腕利きの殺し屋・加茂祐介。彼は今人生最大の危機に瀕している。それは標的が凶悪なマフィアだからでも、任務が危険だからでもない。大好きな彼女との約束が迫っているからである!! 殺し屋としての任務か、それとも最愛の彼女か。究極の二択に迫られる加茂はこの窮地を乗り越えられるのか!?
痛烈な読切。 帝王切開で産んだ恩を娘に着せて自分が出来なかったこと、憧れを投影し、娘にやらせようとコントロールしようとする毒母の気持ち悪さが際立っていて、娘は母が望む方向には行かないように緩やかに抵抗しているように見えました。 時は経ち、大人になった娘は死にゆく母と対峙し…。 教育や子育てって洗脳や呪いと変わらないので、親になる人は子供を決して自分の身代わりや所有物として扱わないでほしいなと、これを読んで切実に思いました。 別個の人格をもっと人間として接しないと、やがて衰え、力関係が逆転したときに悲劇が起きます。 何をしたところで恨みは消えないようにも思えましたが、救われないのでもう何もないと思いたかった、思いこもうとしているといった部分もあるのかもしれませんね。 『すみれの花咲くガールズ』の朱良観(あけら かん)先生の別名義。 これは改名なんでしょうか。