あらすじ1946年(昭和21)11月、上田としこ一家は父を満州に残して日本へ引き揚げた。日本は敗戦から一年以上経っていたが、としこの“戦後”はまだ始まってもいないのだった。生きていくために姉・康子はしんちゅうぐんのデパートに職を得、としこはGHQの民間教育情報局で働き始める。つまり敵国で働くのだ。日本、女、漫画…… 全部やり直し! の第6集。
途中まで満州が舞台になるのがネックになりそうですが・・・。 女漫画家パイオニアの一人である上田トシコ先生の人生を長谷川町子、手塚治虫両先生など他大物との絡みも交えながら描く女性版まんが道と呼べる力作かと。 漫画界で立場を固めた晩年部がペースアップしたので、その辺りをもうちょっと読みたかった気がしますが、全10巻でまとまって手に取りやすい作品です。