あらすじ新天地ヴェネツィアで画家として家庭教師として新たな生活を始めたアルテ。しかし彼女を待っていたのは、わがまま令嬢のカタリーナだった。カタリーナに振りまわされ悪戦苦闘するアルテだったが、ある夜、少女の“秘密”を見てしまう。
中世、貴族出身の女性が結婚もせず働くことは恥ずかしいこととされていた中、自分の力で画家として生きていくことを決め師匠に弟子入りし仕事をこなしていく。 女だからといわれ長ーい髪の毛を大勢の前で掻っ切るところは、これからの人生をかける覚悟と思い切りの良さを感じます。 そのぐらいしても認めてもらえない状況で、より良い絵のためだけに邁進する姿勢は見事! 師匠のレオさんも変わり者ですが、まっすぐ向かってくるアルテの事を受け止めて成長させてくれる師弟愛も見逃せません。まだまだ先が読みたいです!