あらすじ16世紀初頭・フィレンツェ。芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
中世、貴族出身の女性が結婚もせず働くことは恥ずかしいこととされていた中、自分の力で画家として生きていくことを決め師匠に弟子入りし仕事をこなしていく。 女だからといわれ長ーい髪の毛を大勢の前で掻っ切るところは、これからの人生をかける覚悟と思い切りの良さを感じます。 そのぐらいしても認めてもらえない状況で、より良い絵のためだけに邁進する姿勢は見事! 師匠のレオさんも変わり者ですが、まっすぐ向かってくるアルテの事を受け止めて成長させてくれる師弟愛も見逃せません。まだまだ先が読みたいです!