僕らは「動物園の」お医者さん。動物の痛みがわかるだけでは務まらない、生体展示という世界の裏側!!
岩手県宮古市に祖母と母と三人で暮らす11歳の少年・育(いく)は幸せな日々を送っていた――その日までは! 2011年3月11日午後2時46分、激しく、そして永遠に続くのかというほど長い大地震がその地を襲った。大人たちは過去の被害から「津波」が来ることも予見し速やかに非難を始めた、宮古の町はぐるりと頑丈な「防潮堤」に守られてもいた。すべては大丈夫なはずだった…しかし! 38.9メートル、ビル10階分もの大津波がそれらの対策を嘲笑うかのように街を、人を、大切なすべてを飲み込んでしまう――。自身も被災した作家が当時の体験を元に衝撃の現場と、苦難に立ち向かおうとする少年の姿を描く傑作!
動物園で働く獣医師さん達の話。 星野先生は、動物の痛みが自分も分かってしまう身体の持ち主。 津川先生は、かなり塩対応だけど動物愛に溢れるとっても優しい先生。 大人になって動物園に行くと裏で働く方達の努力があってこそ保たれている空間なんだと感じます。 星野先生の能力は一体いつかなんだろうな。 動物は喋れないからこそ、とっても難しい仕事なんだろうと勝手ながら想像します。 正反対の二人の先生たちの動物への深い想いが伝わる漫画かなと思います。