あらすじ動物の痛みに共感してしまう獣医師、星野。周囲に理解されがたいその特殊な感覚を抱えながらも、星野は東北の動物園で真摯に動物園で生きる生き物たちに向き合ってきた。しかし、臨時でやってきたもうひとりの獣医師・津川は腕は確かなれど極端な人間嫌い。動物となら分かり合える心も津川には届く気配も無く――。人と動物。生きるものすべての多様性を問う、若き獣医師たちの物語。完結編。
動物園で働く獣医師さん達の話。 星野先生は、動物の痛みが自分も分かってしまう身体の持ち主。 津川先生は、かなり塩対応だけど動物愛に溢れるとっても優しい先生。 大人になって動物園に行くと裏で働く方達の努力があってこそ保たれている空間なんだと感じます。 星野先生の能力は一体いつかなんだろうな。 動物は喋れないからこそ、とっても難しい仕事なんだろうと勝手ながら想像します。 正反対の二人の先生たちの動物への深い想いが伝わる漫画かなと思います。