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国木田大学農学部の「食文化論」の講師として新しく赴任してきたのは、大きな桶いっぱいに詰まった糠を背負ってきた変わり者・結城玄米。「食べることは生きること」「食文化を学ぶことは、生きる術を学ぶということ」との信念のもと、講義を開始した玄米は、いきなり学生たちに糠床を作らせて…!?日本の「食」を考える食育コミック!!
国木田大学農学部の「食文化論」の講師として新しく赴任してきたのは、大きな桶いっぱいに詰まった糠を背負ってきた変わり者・結城玄米。「食べることは生きること」「食文化を学ぶことは、生きる術を学ぶということ」との信念のもと、講義を開始した玄米は、いきなり学生たちに糠床を作らせて…!?日本の「食」を考える食育コミック!!
オーバードクターの温巳は、従妹で12歳の美少女、久留里を引き取る事になった。何事にも遠慮がちで自分を他人に開かない久留里と、何事にも要領の悪い温巳。ふたりは共同生活の中で、おべんとうを通じて心を通わせていく。バリエーション豊かなおべんとうのレシピと、不器用な30男と12歳少女と彼らを取り巻く人々のちょっとラブありコメディ!
ひとりで食べてるのにひとりじゃない。誰かが作ってくれたから、お弁当は今日も温かい。オタク女子のハルは、いつもは平気なのにふとしたある日、彼女を憐れむ世間の目に落ち込んでしまう。そんな時に出会ったオネエの蒼くんとハルは意気投合し、勢いで同居をすることに。だが、同居のルールはお弁当を作り合うことで…!? 「おはようとかおやすみとか」のまちたが贈る優しくて心温まる、手のひらサイズの往復書簡!
レストラン勤務を辞め、長年の夢だったお弁当キッチンカーの移動販売を始めたゆりか。厳しい現実にへこたれずに、幼馴染みや買いに来てくれるリピーターに向けてまごころこもったランチ弁当を提供します! 幸せになれるお弁当コミック!
定番ののり弁は勿論、からあげ弁当にカニ飯、運動会や花見の弁当、駅弁からスーパーの見切り弁当まで、あらゆるお弁当を集めた特選グルメ漫画! 懐かしいお弁当のメニューが思い出とともに蘇ります!
TOKYO No.1 SOUL SETなどで活動中のミュージシャン・渡辺俊美の朝の日課―― それは、高校生の息子・登生(トーイ)くんのお弁当作り! 栄養と愛情を彩りゆたかに詰め込んだお弁当で、今日も親父は息子に、そっと語りかけるのです。故郷・福島への思いを描き出した、本作品オリジナルエピソードを含む、大人気エッセイのコミカライズ!
第1話~第4話収録時は大弁当時代…不況による弁当生活の中、弁当調理に特化した超能力“能力(ツールズ)”を持つ者たちが現れ始める。これは、能力者たちを集めた“大勉富学園”通称ベンガクの物語…。しずるは生き別れの母と再会するため、弁当勝負に挑む!!
このタイトルにこの表紙だと、弁当を扱う食マンガと思われがち。確かに食マンガであり弁当ネタも多く出てはきます。ただ、私はむしろ教育的な部分が大きい作品だと思うんです。主役は國木田大学農学部のちょっとかわった講師・結城玄米。この人、授業にぬか床を持ちこむは、大学に勝手に畑は作るは、やることなすことマイペース。ですがその正体は食文化史のエキスパート。「食べることは生きること」という信念に基づいて、一家で囲む食卓の大切さや、食べ物に対する感謝の気持ち、食文化のありがたさを身をもって教えてくれる、言動一致の人。そして彼の想いは関わる人たちにしっかりと受け継がれていきます。それは母親への気持ちの変化であったり、郷土料理の本質を深く知ることであったり。それを通して教え子たちが成長していく過程が感動的で、うらやましくもあります。押しつけがましくないのに、すっと人の心の中に入ってくる玄米先生の授業だったら、何度でも受けてみたいですね。私も農学部出身なので、もしこんな先生がいたら今ここでこの原稿を書いてはいなかったかも。