あらすじガッハは銀河系の影の支配者・伝承族に対抗するため、生物の断末魔をエネルギーに変え、とてつもない破壊力を生み出す生贄砲を完成させた。その実験台として数々のうらみをもつリプミラを選んだガッハは、惑星パドズマで罠をしかけ、生贄砲によりリプミラ号を撃破。星見、エイブは捕えられ、リプミラも大怪我を負ってしまう。ゲンは単身、星見たちを助けに行くが戦いの途中、パドズマ上空に突如伝承族が現れた。伝承族に向けガッハは生贄砲を使うが、それが罠であることを見抜いたゲンはガッハを止めようとするが…。
膨大な伏線を回収して、壮大なスケールの物語を綺麗に畳みきった名作だと思います。巻数比での密度の濃さは特筆レベルではないかと(他なら何十巻費やしてもおかしくない)。 古さもあって人を選ぶ絵柄ではあるので、そこさえ慣れを加味して大丈夫なら是非読んで欲しい作品です。