あらすじダード・ライ・ラグンに捕らわれたリプミラは、ダードが支配する星に連れていかれてしまった。ゲンは、単身リプミラの救出に向かう。その頃、ザザーン一行の下に、重大な情報がもたらされた。神帝ブゥアーが生贄砲を使うと宣告したというのだ。対抗するためには、銀河をまとめる要となるゲンがその時、その場所にいなければならない。しかし、そのためには1時間以内に出発しなければ間に合わないというのだ。銀河をとるかリプミラをとるか、ゲンはどちらかを選ばなければならなくなった……。
膨大な伏線を回収して、壮大なスケールの物語を綺麗に畳みきった名作だと思います。巻数比での密度の濃さは特筆レベルではないかと(他なら何十巻費やしてもおかしくない)。 古さもあって人を選ぶ絵柄ではあるので、そこさえ慣れを加味して大丈夫なら是非読んで欲しい作品です。