あらすじ森林三邦は領外の有志と通じ合い、難攻不落の関所<ヴォルフスムント>を南北から同時に攻める。用意されたのは“ギリシア火”――。水をかけるとさらに燃える復讐の炎であった。注目の作家・久慈光久が描く、狂瀾怒濤の中世叛乱活劇(メディーバル・リベリオン)!!
ものすごく暗くて救いが無い物語なんですけど結末が気になって読み続けてしまう。積み上げられた小さな力がどこで解き放たれるのかじりじりとさせられてくる。 人の命が簡単に消費される恐ろしさも麻痺してくるくらいに人がどんどんと死んでゆきます。