あらすじ異世界に転生し「陰の実力者」設定を楽しむシド。目の前に現れたドアの向こうは聖域という名の「記憶の牢獄」。闇に葬られた数々の真実が明らかになるが――?強大な力と重度の勘違いで切り抜ける最強奇譚、第5弾!
転生して成長し、王都に出てからのストーリーが好き。絵の美しさ、物語の整合性、設定の作り込み、全てが高いレベルでバランスが取れている。さすが中二病を極めただけあって、戦う時の立ち居振舞いや発言がいちいちカッコいい。空想で適当にでっちあげた設定が実際に闇で繰り広げられていくという不思議な感じ。主人公の妄想がどこまでが本当なのか、騙されたと思って読み続けてみて下さい。