あらすじ異世界に転生し、あらゆる物事に陰から介入し実力を示す「陰の実力者」設定をエンジョイしているシド。連続失踪事件が巻き起こり生還したクレアだったが、学園に魔人ディアボロスに関する秘密が眠っていることを知る。アレクシアと共に謎を追う中、ラウンズ第5席のフェンリル陣営も動き出し、そして七陰のゼータは独自の道を行き――。重度の勘違いと理不尽な強さで圧倒する、暗躍の第15巻!
転生して成長し、王都に出てからのストーリーが好き。絵の美しさ、物語の整合性、設定の作り込み、全てが高いレベルでバランスが取れている。さすが中二病を極めただけあって、戦う時の立ち居振舞いや発言がいちいちカッコいい。空想で適当にでっちあげた設定が実際に闇で繰り広げられていくという不思議な感じ。主人公の妄想がどこまでが本当なのか、騙されたと思って読み続けてみて下さい。