あらすじちょっとしたひと手間が相手への思いやり。今回のメニューは鱈のちり蒸し、里芋と長ねぎとあげの味噌汁、じゃことごまのいなり寿し、鮭の南蛮漬け、なすとししとうの揚げ出し、ポテトサラダ、クラムチャウダー……etc
実写映画などで「おいしいごはんと幸せ生活」と宣伝されていて「そんな作品だったっけ?」と読み直しました。むしろ日本で同性愛者が生活していくことの厳しさ、息苦しさがよしなが先生らしいかき方でさらりと書かれているゲイマンガの傑作のひとつだと実感しました。家に帰ってからの調理と、すきな人とのおいしいごはんは、そうした苦しさをカバーするためのリカバリー手法なのではと感じます。