どうらく息子

どうらく息子

『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。落語って何?古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。
ゴッドハンド輝

ゴッドハンド輝

“神の手”が輝く瞬間、奇跡が起きる!!オレは運命をねじ伏せたい……!!このオレの手で……!!生命の重さに震えながらも、必死に立ち向かう新人外科医、真東輝(まひがし・てる)=テル!!その熱意が“運命”をも揺り動かす!?大感動+ドクター成長物語。【原案協力】天碕莞爾
将太の寿司

将太の寿司

関口将太は一流の寿司職人を目指し、東京の名店・鳳寿司で働く18歳。まだ寿司は握らせてもらえない。ある日、中退した高校の同級生、藤原美智子が店の常連である父とともにやってきた。ほのかな恋心を寄せる将太。しかし美智子は、高校卒業とともに結婚するという。彼女に最高の寿司をプレゼントするため、猛特訓の末、究極の「型」をマスターする将太。将太の寿司職人としての人生が始まった。
父の暦

父の暦

陽一が郷里を想うとき、いつも決まって想い浮かぶ情景がある。早春の早い午後、幼い陽一は父の営む理髪店の床の上に座りこんで遊んでいる。ぽかぽかと心地よい陽だまりの床。それはどうやら、かなり幼い日のもっとも心なごむひとときのように思われる…。父が死んだとの連絡を受けた陽一は、郷里の鳥取に帰ることになった。十数年ぶりの郷里はすっかり街並みが変わってしまい、なかなか郷里に帰ってきたという実感が湧かない。それでも実家に近づくにつれ、記憶にある景色が目につくようになってきた──。昭和27年4月、鳥取大火の炎によって焦がされた父と子の絆は!?鬼才が「犬を飼う」「欅の木」に続き、三たび挑む人生の機微!!
淋しいのはアンタだけじゃない

淋しいのはアンタだけじゃない

かつてなかったマンガになるのではと思われます。[ブラック・ジャック創作秘話]、[さんてつ]を送り出してきたマンガ家・吉本浩二さんは、日本福祉大学のご出身。ただ福祉関係からは遠い職歴でした。そんな吉本さんが、あるご縁にも助けられ、聴覚障害の世界を描くことに。そしてご縁は不思議な糸でつながっていき………。マンガならではの表現で、聴覚障害が、そしてストーリーが描写されていきます。日本中を騒がせた、あの佐村河内守氏の事件も取り上げます。この件は既に映像作家の森達也さんが映画にされると発表されていますが、森さんと吉本さんはお会いしたものの、互いにその内容については関知していません。新しいドキュメンタリーマンガであり、且つ、ミステリーとも言えるかもしれません。ぜひ最後までお読みいただき、読者の皆さんにも一緒に考えていただきたい、そんな内容です。
ホカヒビト

ホカヒビト

特異な能力を持つ少年は美しい女薬師との旅で成長してゆく。太平の世が終わり、激しく世の中が変化する明治の初期。生き倒れた女の腹から取り出された少年・エンジュは、山中でオバゴに育てられた。飢饉に苦しむ近隣の村人に教われ、オバゴを殺されたエンジュは、助けてくれた薬師・コタカと旅に出る。
おかみさん

おかみさん

甘い新婚生活も束の間、人気力士だった夫の引退で、新興相撲部屋「春日部屋」の新米おかみとなった山咲はつ子、20歳。寝坊はするし、チャンコも上手く作れない。前途多難だけど、やる気だけは充分なはつ子なのでした…。はつ子は昔の恋人、石川と再会。車もお金もあって、おシャレな石川は、デブでダサい相撲取りを馬鹿にする。が、はつ子は、心配して迎えに来てくれた桜丸の背中で本当の“男の価値”を知る。力士にとって食べることは大事な仕事。しかし、はつ子の作るチャンコは不気味なものばかり。
カラーレスガール

カラーレスガール

いつでも可愛く、誰からも愛される完璧な美少女・アオイ。憧れの美大に入学し、充実した日々を送る彼女だが、ある秘密があった。それは、本当は自分に自信がなく、他人の目が怖い“男の子”だということ。しかしある日、友人のリカコにその秘密を知られてしまい…。
89番目のおんがく

89番目のおんがく

天才ピアニスト・上城和成の急逝。弟である裕也は、ただ求められるままに、兄の音を模した追悼コンサートを行っている。そんな日々をすごしていたある日、彼を校内のコンクールに誘う少年が現れた。彼の名前は玉森深月。不慣れなバイオリンを弾いてまで、裕也との演奏を希望する深月の思惑とは…。心に傷を負った少年たちが、もがき、苦しみ、自分の音を探し出す――本作デビューの新鋭・篠田芽衣子が渾身の力を込めて描く人間ドラマ!
ゆきにょ書きます!

ゆきにょ書きます!

天才ベストセラー作家「春風ペコリ」こと三島雪乃(ゆきにょ)!その正体はゴーストライターをこき使う天才ペテン師だった!? 幼なじみで本当の天才小説家、辰野阿久太くんと、超残念系ヒロインゆきにょとの不思議な同棲生活でお送りするドタバタラブコメディ!!