あらすじ行方不明になった飼い猫を必死に探す女の子の前に現れたのは?……「猫の葬式」。画家を目指して10年、さっぱり目が出ない男に届いた 一枚の年賀状が……「年賀ハガキ」。お父さんに買ってもらった安い無線機で交信していた少年のもとに届いたSOSは?……「アマチュア無線」。長寿を願うお婆さん。唯一の話し相手である隣に住む女の子が 命の危機に晒された時に……「長生きしたい!」他、2015年~2016年に掲載された15本の作品を収録。
昭和三十年代なんて知らないけれど、そんなに良い人たちだらけなわけないとわかっているけれど、画柄があったかくて読まずにはいられない。 多くないページ数でこれほどまでに人情話を紡いでいけるのもスゴい。 月イチ連載になってしまったけれど、読めば必ず心はハートフル。 世界よ、ノスタルジーとはこういうことだ! でも映画化されたのは、なんか残念だった。一平のお父さんは怒りっぽくなってるし、六ちゃんなんか性別まで変わってるし...