あらすじ曰く付きの刀“零毀”を手に逃げ出した亜夜を光臣と真夜が追う。「過ちを繰り返しはしない…」同じ思いを持ちながらも、見つめる先を違えた2人は、天覧武會予備戦で決着を付けることを約束する。過去を知った上で、共に戦うことを選んだ宗一郎とボブ。凶祓いの血を覚醒させるべく宗一郎は特別コーチと出逢う……。
腕っ節が強い奴が学園の支配者となる統道学園で最強を目指す凪宗一郎とボブ牧原の話。 当初はそんな学校あるか!と思う程度で、格闘シーンは現実の範疇にギリギリ収まる程度だったが、生徒会執行部と凪たちが所属する柔剣部の因縁、そして凪一族の宿命などが折り重なって話がどんどん壮大になっていき、それに伴いチャクラの解放や魔術的な技、最新兵器などがどんどん投入された結果、終盤はもはや格闘漫画という枠では語りきれないほどの激しさ。 戦闘の派手さ・激しさ・魅せは大暮維人の持ち味だし、そういう大暮維人が好きなので天上天下は結構好き。