あらすじ光臣の「戦」を止めるため、兄の前に立ちはだかった雅孝。初めて対峙する弟に「私を殺すしか道はない」と言い放つ兄。誰よりも兄を想うからこそ、雅孝も退くことはできない…。一方、結界によって集められた赤き“気”をその身に纏い、父親・宗魄と壮絶な戦いを強いられる宗一郎。誰もが運命に抗うべく、力の限りを拳に懸ける。眠り続ける天照。覚醒する月読。再び生まれくる凄王。2千年の時を越え、血脈が沸騰する!!
腕っ節が強い奴が学園の支配者となる統道学園で最強を目指す凪宗一郎とボブ牧原の話。 当初はそんな学校あるか!と思う程度で、格闘シーンは現実の範疇にギリギリ収まる程度だったが、生徒会執行部と凪たちが所属する柔剣部の因縁、そして凪一族の宿命などが折り重なって話がどんどん壮大になっていき、それに伴いチャクラの解放や魔術的な技、最新兵器などがどんどん投入された結果、終盤はもはや格闘漫画という枠では語りきれないほどの激しさ。 戦闘の派手さ・激しさ・魅せは大暮維人の持ち味だし、そういう大暮維人が好きなので天上天下は結構好き。