『化物語』の大暮維人が語る漫画作りの極意!【漫画家への花道】 - マガポケベース
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新人賞目前!! 特別企画第1弾! 漫画家を目指すキミに贈る漫画家への花道『化物語』大暮維人先生にインタビュー! 第104回新人漫画賞の締め切り目前! 今週と再来週の二号にわたってマガジン連載中の漫画家さんたちのインタビュー企画をお届けいたします! 第1回は『化物語』の大暮維人先生! 漫画家として化けるにはどうすればいいのか。ご自身の経験を振り返りながら、語っていただきました。 ◇ 大暮維人 ◇ 1995年デビュー。その後『天上天下』や『エア・ギア』などの連載を経て、現在は週刊少年マガジンにて『化物語』(原作/西尾維新)を連載中。 秘訣1「心」 〜心の中をさらけ出せ!〜 ――単刀直入にお聞きしま…
『天上天下』からずっと愛読している大暮維人先生の新連載は、『化物語』終了から1年、オリジナル作品という意味では『エア・ギア』完結からじつに12年振りとなる。 バトルあり美少女ありイケメンありのファンタジーで圧巻の画力ももちろん健在だ。和風、バディもの、バトルと『天上天下』ファン垂涎の要素も盛り込みつつ、第一話クライマックスでの変身シーンがなんと『大祓詞』の詠唱に神楽舞!?バカのバイキングか!?オタク歓喜の全部盛りだァ…! ストーリーとしては、“夜”とよばれる災害を模した怪異(あるいは災害そのもの)に立ち向かうべく神を降ろして戦うというもの。まだ謎が多く、圧倒的な情報量に翻弄されているうちに1話が終わってしまった。2話がとにかく待ち遠しい。 マガジン巻頭のインタビューでは、作者の創作観の変化について語られている。AI時代との向き合い方については、膝を叩きたくなるような面白い話を読むことができた。一流の漫画家は、ビジュアル化の鬼であると同時に、考えてみれば当然かもしれないが、言語化の鬼でもあるのだ。