あらすじ共に歩んできたはずの光臣と文七の戦い。死ぬためではなく生きるために!怒りにも似た悲しみを込め、友への拳を振り上げる文七。兄の戦いを止めるべく、その場に駆けつけた雅孝の眼前に呈された光景とは…!?一方、異能者として目覚めつつある凪と、最強の赤羽・屍との激突の行方は…!?削られる鳳凰の血肉。轟音をあげ、廻る運命の歯車。戦は全てを飲み込み終末へと向かう。――運命を決めるのは神ではない!!
腕っ節が強い奴が学園の支配者となる統道学園で最強を目指す凪宗一郎とボブ牧原の話。 当初はそんな学校あるか!と思う程度で、格闘シーンは現実の範疇にギリギリ収まる程度だったが、生徒会執行部と凪たちが所属する柔剣部の因縁、そして凪一族の宿命などが折り重なって話がどんどん壮大になっていき、それに伴いチャクラの解放や魔術的な技、最新兵器などがどんどん投入された結果、終盤はもはや格闘漫画という枠では語りきれないほどの激しさ。 戦闘の派手さ・激しさ・魅せは大暮維人の持ち味だし、そういう大暮維人が好きなので天上天下は結構好き。