男女三人ぶらり鳥取。大人が自由を掴む旅! 独り暮らしの岸和田弘は退職後、時間を持て余し「見守りボランティア」を始める。認知症の酒巻紀子の自宅訪問をするようになるが、彼女が突然「本当は呆けていない」と驚きの告白。紀子に誘われ、降るような星を見るために鳥取へと秘密の旅に出る。二人は旅先で、自殺志願の若い女・有里を救い、温泉に美食に昔の恋人探訪に… と奇妙な三人旅が始まって…!? 表題作の他、兄の妻との禁断の関係を描き雑誌掲載時に話題を呼んだ「星クズの町」を収録。自分も知らない本当の自分には、年を重ねてから出会えることもある。そんな眩しい瞬間をとらえた一冊です! 鳥取の観光スポットも多数登場! 旅気分も味わえる、『黄昏流星群』史上初となる“ご当地ロードムービー”シリーズ!!
ようやく、こういう漫画の良さがわかるようになった。 渋い感じね。 昔は、手から波動のようなものが出て敵を倒したり、最強の武器を振り回したり、絶世の美女と付き合うまでの運命的なラブストーリーだったりが漫画の醍醐味でしたが、年齢を重ねて、渋い漫画の良さもわかってきましたね。 40代からも恋愛はできるし、50代もドキドキしている。そして60代になっても元気でいるんだ。