あらすじ1988年、年頭――。タイムスリップ組長・阿久津丈二(あくつ・じょうじ)は激動の昭和最後の年を迎えようとしていた。折しも、因縁浅からぬ男・矢野欣也(やの・きんや)率いる黒川組が田上梅沢傘下に入り、木更津からは福永が新宿に帰還した。そんななか、宿敵・江原生存説が確固たるものとなり、嵐の前兆のごとくあの2人組が出所した!!
出世とは無縁でいい年してチンピラのままの主人公阿久津丈二は、ある日組の鉄砲玉に指名され命を落としてしまう。気がつくと何故か過去にタイムスリップしているところから物語は始まる。要するにヤクザが人生をやり直してあれよあれよという間に出世していく物語です。単行本で62冊にも及ぶ長期連載でしたが、読者の予想をはるかに裏切るラストは衝撃的でした。