あらすじ1981年、夏。未来からタイムスリップしてきた2代目海江田(かいえだ)組組員・阿久津丈二(あくつ・じょうじ)は、殺された山崎組長の仇を討つため、親友の沖田努(おきた・つとむ)を殺さなければならない。友情を捨てて悲しい闘いに挑む丈二。しかし事件の裏では海江田組の跡目を狙う本家新執行部と江原、そして菊水会の野望と欺瞞(ぎまん)が渦巻いていた!
出世とは無縁でいい年してチンピラのままの主人公阿久津丈二は、ある日組の鉄砲玉に指名され命を落としてしまう。気がつくと何故か過去にタイムスリップしているところから物語は始まる。要するにヤクザが人生をやり直してあれよあれよという間に出世していく物語です。単行本で62冊にも及ぶ長期連載でしたが、読者の予想をはるかに裏切るラストは衝撃的でした。