あらすじタイムスリップ組長・阿久津丈二(あくつ・じょうじ)、銃撃さるッ!阿久津組入りを頑(かたく)なに拒む元石田舎弟・牧田、栗山の放った弾丸は、強硬(きょうこう)に事を進める福永の体を逸(そ)れ、丈二の肩口に突き刺さった──。8年ぶりの娑婆(シャバ)、そして揺れ動く意地と筋。丈二が塗り替える歴史に、取り残された二人の行動が、前代未聞の組抗争を呼び起こす!!
出世とは無縁でいい年してチンピラのままの主人公阿久津丈二は、ある日組の鉄砲玉に指名され命を落としてしまう。気がつくと何故か過去にタイムスリップしているところから物語は始まる。要するにヤクザが人生をやり直してあれよあれよという間に出世していく物語です。単行本で62冊にも及ぶ長期連載でしたが、読者の予想をはるかに裏切るラストは衝撃的でした。