今伝えたい、8周年を迎えた「FGO」の魅力。「BLACK LAGOON」の広江礼威が「すぐに夢中になった」と語る極上のストーリー - コミックナタリー 特集・インタビュー
natalie.mu
2015年7月30日にリリースされ、2023年に8周年を迎えたスマートフォン向けゲーム「Fate/Grand Order(以下、「FGO」)」。同作では、主人公が失われた人類の未来を取り戻すため、正史とは異なる歴史が刻まれた7つの特異点を巡る旅路が描かれる。プレイヤーは主人公となり“マスター”として、伝説上の英雄などを召喚した“サーヴァント”と契約。ともに戦い、人類滅亡の原因となる特異点を修正していく。
第12集巻末のインタビューを読んで涙が止まらなくなった。 信念と哲学をぶつけた集大成である「ロベルタ復讐編」が賛否両論を生んだことを切欠に、うつ病による長期休載へ。その間も「サボり癖」などの憶測による中傷が跡を絶たず、そんな中での10巻以降の再開はいわば“奇跡の復活”にほかならない。 そんな作者の言葉で特に印象的だったのが、 「『ブラックラグーン』自体が若さゆえの産物というか、 (中略) 歳を取ると、世の中のことがだいたい許せるようになっちゃう」 苛烈で虚ろなレヴィと、真面目で歪なロックのたどる結末を、そんな彼らを追い越して“大人になってしまった”広江先生がどう料理するのか、楽しみで仕方がない。