少年ジャンプ+の感想・レビュー571件<<1819202122>>ゾクゾクッとするカラダ探し 村瀬克俊 ウェルザード名無し「私のカラダを探して」というクラスメートの言葉から始まるホラー漫画で、少年漫画ながら、かなり怖さを感じた。突如、携帯電話に送られてくるメッセージ。いつの間にか夜中の学校へと移動させられカラダ探しをやらされ、そして死んでしまうと前日に戻されてしまう。繰り返される恐怖が面白い。小説版のコミカライズEX-ARM Another Code エクスアーム アナザーコード 古味慎也 HiRock 久麻當郎名無し『EX-ARM』には『EX-ARM THE NOVEL』というスピンオフの小説版があって、それのコミカライズということらしい。小説は読んでないのですが、オムニバスで対策課のメンバーの日常を補完する内容のようです。 そんな原作なのでファンサービスの要素が強いみたいで本編より気持ちセクシーショット多めです。本編や『EXA』がハードめの展開だったので、古味先生の絵を何も考えずに楽しめるという点ではかなり最高。カワイイ女の子だけでなくアクションやメカも全力なのが嬉しいですね。 TVアニメに合わせての企画だと思いますが、EX-ARMファンなら読んで損なしかと。北海道あるある道産子ギャルはなまらめんこい 伊科田海名無しタイトルの通り、ギャルを全面に押し出し、北海道の魅力を描いた漫画です。 道民からは賛否両論あるかもしれませんが、本州の人たちが思う北海道と、実際に北海道在住の人が感じる”北海道あるある”が、ちょうどいいバランスになってると思います。読み出したら止まらな…ROUTE END 中川海二aico読み出したら止まらなくなる漫画。大人になってどわどん続きが読みたくなる漫画はなかなか出会いづらくなってきたのでレア。 そしてこれいつこドラマ化されそう!! 距離感が測れなすぎじゃね?系ラブコメ阿波連さんははかれない 水あさと地獄の田中人との物理的&精神的な距離感が測れない阿波連さんと隣の席になったライドウくんが、すごい距離を詰めていく感じの話。ジャンプ+での新連載 阿波連さんちっこくてかわいいし、距離感近すぎる阿波連さんへのライドウくんの「〜じゃね?」ってツッコミがだんだん癖になる地球のネコチャンカワイスギカワイスギクライシス 城戸みつる名無しネコチャンが可愛すぎて死にそうになる宇宙人のマンガ。 こんな面白い漫画がスクエアで連載してるとは知らなかったーー!!! 主人公リザが猫の可愛さにいちいち腰抜かしちゃうのほんと好き 猫を前に正気で入れる人間のほうがおかしいというのに「確かにな…」と思ってしまったチェンソーマンチェンソーマン 藤本タツキ名無しめちゃくちゃな設定なのに引き込まれる 一気読みしたくなる漫画 今1番続きが気になる! マキマさんミステリアス過ぎるこのノリで突っ走ってほしいチェンソーマン 藤本タツキねぶそくももんがなんというか男の子すきな展開が目白押し!チェンソーにゾンビに女の子に挙句の果てにはサメ・・・!めっちゃいいやつなんですけどねwとにかく見て欲しいw客をアゲアゲにしたり…とんかつDJアゲ太郎 イーピャオ 小山ゆうじろう野愛客をアゲアゲにしたりチルしたりする点において、とんかつ屋もDJも同じなんですね…。 DJとしての心得を学んでいくうちに、とんかつ屋としても成長し、かわいい女の子との関係も深まっていくという進研ゼミの漫画のめちゃくちゃ面白いやつみたいな感じがしました。 クラブでうどん踏むイベントとかトイレ工事やデスマッチを見せるライブハウスとか実際にあったし、とんかつ揚げる音でアゲアゲになるクラブも実際あるといいなあギャグの奇才?はホラーの鬼才だった邪図 ブーメランパンツ野郎名無しジャンプ+を読んでた人なら知ってると思うけどブーメランパンツ野郎先生って、ギャグ漫画の人ってイメージが完全に定着してたんですよね。しかもかなりアホ寄りの。 そんな人がホラーを描くとなったからみんな侮ってた。けどこれが中々凄かったんですね。まさに不協和音。ズレた世界にいるような、不思議な怖さがある。絵の下手さがまたこれに味を出している。病院に描いてあったらゾクっとくるタイプの。まぁ読んでみるのが一番早いと思いますよ。はいヒョウモントカゲモドキことレオパルドゲッコーのナンシーちゃん爬虫類ちゃんは懐かない 佐々木マサヒトさいろくあたおかな主人公でとても良い。 1巻で出てくる主要な爬虫類ちゃんは レオパ(ナンシー) ニシアフ(ミシェル) ニホンヤモリ(ヤモリン) フトアゴ(ジェシカ) などであるが、爬虫類スキーとしてはとても良い。 ただ、恐らく漫画のネタにするほど生態系に特徴がない(飼いやすい子ばっかなので)ためか、女体化して見えるっていう頭のおかしい主人公の目だけが頼りのストーリーである。 と思ってたら他にもいた…! いずれにせよ可愛いしサクッと読めるので良いです、アオジタはどういうキャラになるだろう(2巻以降できっと出てくると信じて)ジャンプ王道漫画!!!べるぜバブ モノクロ版 田村隆平名無しジャンプらしい、王道漫画!! バトルシーンもあり、ギャグシーンもあり。 序盤に出てきたキャラが終盤まで活躍するなど、 長期的にみている読者に対しても読みやすい漫画。 バトルシーンに関しては比較的シリアスなイメージだったものの、終盤ではギャグシーンに引っ張られすぎて バトルシーンまでギャグ要素に見えた部分が欠点。 一人一人のキャラクターがわかりやすく、かつ印象に残りやすい。 終盤に関しては引き延ばされている印象もあった。面白い恋するワンピース 尾田栄一郎 伊原大貴名無し最高。少し怖くて終始ドキド…この恋はこれ以上綺麗にならない。 舞城王太郎 百々瀬新Pom 少し怖くて終始ドキドキする漫画。 また意表をつかれました。 潔癖症の女の子キネマと殺し屋カンくん。 上手く言えないけど、登場人物名からキネマやカンくんの思考やら二人の出会い方やら色々と驚かされてドキドキする。笑 恋(好き)を”キレイ”で、表してるところも不思議な感じ。 カンくんを、キュパキュパ(綺麗)にしてあげるんだって、キネマのキラキラな目で言われても。。どうゆう意味だろう。 3巻読了。まだ謎多き話です。軽快!SPY×FAMILY 遠藤達哉名無しリズムがよく、軽快に読み進められる。 評判がよいのも納得!ジャンプ+の良作2.5次元の誘惑 橋本悠名無し二次元にしか興味ない主人公のもとにめちゃくちゃ完成度の高いコスプレイヤーの女の子が現れるという話。なんかありそうな設定だけど、ちゃんとラブコメしてて良い。コスプレ愛も感じるし。なかなか魅力的な作品だと思う1回読んで、また読み…さよならミニスカート 牧野あおいPom 1回読んで、また読みたくなって読んだ。 個人的は読むたびに、考えさせられる視点が変わる作品だと思う。 自分が読んでた時のりぼんって、男女のキュンキュンした青春ラブストーリーが多かった印象だけど、この話は青春時期なのに正直闇が深くて、現代を感じさせる内容だなと思った。 ただ、可愛くなりたい、こうなりたい。だけの願望、夢だったのに、一つの事件がきっかけで悲しい方向へ向かってしまうのは切ないな。 この先、各々が抱えた闇がどのように進んでいくのか次巻待ちたいと思います。グルメ×美少女×福岡弁すいとーと! 沖野ユイmampukuいいっすねー福岡弁。京都弁とあわせて方言萌え2大巨頭だと思ってます。 個人的に最近推しなのはVtuberの舞鶴よかとちゃんです。 このテーマなので重要なのがやはり絵。キャラが良いのはもちろん、キャラと同様料理も手書きの味を残しつつしっかりハイクオリティに描かれていてベネ。さすがに気づくものでは?さよならミニスカート 牧野あおいオムライスいくら男装しているとは言えさすがに国民的アイドルならすぐ気づくのではないだろうか、、、と思いながらもになちゃんが懸命でどきどきしながら読みました。芸能人がまちなか歩いていても意外と気づかないのと一緒で、意外と気づかないものなのかなぁ。王道だけど王道じゃないチェンソーマン 藤本タツキまるファイアパンチで漫画好きの度肝を抜いた藤本先生の描く少年マンガ。悪魔を狩るという王道のストーリーに対し、とにかくキャラクターみんなの頭のネジが外れているのがよい。魅力的なキャラクターたちも、誰も長生きできなさそうなのがつらい。悪魔のデザインや能力が中二心をくすぐる。幽霊の悪魔のデザインがめちゃくちゃ好き。アキくん……ラブコメ!俺を好きなのはお前だけかよ 伊島ユウ 駱駝 ブリキ大トロ王道学園ラブコメなかんじで面白いです! 女の子みんな個性的でかわいい…… アニメもよかったです。フルカラー少女マンガメタコメディという新たなジャンルロマンティック・キラー 百世渡sogor25Q.ある日突然妖精のような魔法使いが現れて「あなたにイケメンとのラブ展開を与えるので少女マンガのような生活を送ってください、その代わり恋愛の妨げになるのであなたの好きなものは没収します」と言われたら? 主人公・杏子(ゲーム・チョコ・猫好き枯れ女子)の答え:「好きなもの没収されるならイケメンいらない!」 それを受けた魔法使いの回答:「うるせェ!ゲームもチョコも猫も全部ボッシュート!ついでに両親もボッシュート(アメリカに転勤)!」 ということで、強制的に一人暮らしが始まった杏子が好きなものを取り返すために妖精(が作り出したしたイケメンとの少女マンガ展開)と戦っていくという凄まじい設定のコメディ。 杏子も恋愛に全く興味がないという感じではないんだけど(まぁ乙女ゲーやってるし)、三大欲求(ゲーム・チョコ・猫)と比べたら重要度は段違い。一方の魔法使いも郵便局員の父親を海外転勤させるなど容赦なく魔法を使って包囲網を敷いてくる。 果たして杏子は三大欲求を取り戻すことができるのか?それともイケメンとの恋に落ちてしまうのか!? …と、冷静になるとどっちに転んでも杏子は幸せになれそうな気がしないでもないんだけど、「少女マンガ展開に必死に抵抗する」という設定が斬新で、杏子に感情移入しながら、でもつい笑ってしまいながら読み進めてしまう。 大枠で言うとラブコメになるのは間違いないんだけど、個人的にはどうしても"少女マンガ"自体をメタネタにしたコメディを狙って作ってるように見えるんだよなぁ。だって1話のサブタイトル「魔法設定なのに漢字が多いんだよっ」ですよ? 1巻まで読了性癖に爆刺さりさっちゃん、僕は。 朝賀庵大トロ浅ましくて静かで機能不全家族出身の自己憐憫が強いイケメン主人公、最高です。 もっと隣人の人妻と不倫ズブズブ展開になるのを期待しているのですが、なかなか…… 個人的には後輩のクズ男が最強に可愛くて好きです。性別と感情のグラデーションの間で生まれる歪み青のフラッグ KAITOsogor25「男女の友情は成立するか?」令和に入った現在でも未だに時折見かける話題である。この話題、肯定派も否定派も、大抵が"男女の仲が深まった時に恋愛関係に変わるかどうか"という論点に持ってくんだけど、そのたびに私なんかは『なぜこの人たちは"同性だと恋愛に発展しない"って前提で話をしてるんだろう』と思ってしまう。この辺りはマンガ読みの方々なら割と同意頂けるのではないかと思う。 この作品は、人間関係の中で相手のアイデンティティにどれだけ"性"を内包させて捉えるか、ということを描いている作品なのではないかと思う。 現実世界での潮流もあり、セクシャルマイノリティの人々を描く作品は近年増えてきている。ただ、多くの場合は同性間の"恋愛"のみにスポットライトが当たり、もしくは恋愛感情と友情等その他の感情との"違い"をピックアップして描かれているような気がする。でも、性的指向が白か黒かではなくグラデーションが存在すると言われるようになってきた、それど同じように、恋愛か友情かというような感情の間にも濃淡があるものなんじゃない?と、この作品を読んで感じるようになった。 最初の問いに戻るが、「男女の友情は成立するかしないか」という問いは「相手に対する好意が、中身が全く同じであっても相手の"性別"という基準だけで”恋愛感情”に認識が変わるかどうか」という表現に言い換えることができるかもしれない。つまり、相手のアイデンティティの中にどれだけ"性"を含めて認識をするか。今作で言えば、性別によって間違いなく変わると思っているのが増尾、その辺りを特に意識せずに生きてきたのが太一や二葉、同じく無意識だけど実質的に性に囚われず恋愛感情を認識しているのが桃真や真澄、そして半ば自覚的に”性”という基準の占める割合は相手によってグラデーションがあると認識しているのがマミや仁井村、だと思っている。そして性的指向がそうであるように、この価値観もそれ自体を否定することはできないし、されるべきではない。マミや仁井村のスタンスが正しいように見えるけど、増尾の考え方だって悪ではないし、そもそも増尾の価値観の方がきっと現実世界では多数派なのではないかとも思える。 しかし、この作品ではこの価値観の違いが少しずつ関係性にひずみを生み、物語が進むにつれて次第にそのひずみが大きくなっていく。価値観の違う人間に直面した時にどうするか、特にそれが親しい関係の相手だった場合にどうするか、それがこの作品の肝なのではないかと思う。 作中では桃真と増尾の価値観の違いを発端に無関係の人を巻き込んだ大きな騒動になりつつあるが、実は規模の大小はあるにせよ同様のすれ違いは日常でも普遍的に起こりうる、というか起こっている、と私は思っている。例えば、告白した相手に「異性として見られない」と言って振られたり、異性の友達と食事に行っただけで恋人に浮気だと窘められたり。個々の事象しか見えないから意識することはほとんどないけど実は人はみんなそれぞれの感情のグラデーションの歪みの中に生きていて、今作はそれを「同性を好きになった」という、より大きな歪みでかつマンガの読者層に受け入れられやすい形で表現しているように思う。 作品の主題として見せられるとすごく特別なことのように感じるけれど、実は私たちの身の回りにもありふれた価値観の歪み。それを太一たちの10代の高校生の物語として誰の目にもはっきり認識できる形で描いているからこそ、多くの人の共感を得る作品となっているのではないだろうか。 7巻まで読了<<1819202122>>