少年ジャンプ+の感想・レビュー567件<<2021222324>>終末後の世界を生き抜くドロイドたちとひとりの少女HEART GEAR 高木勇志 タカキツヨシmampuku 「BLACK TORCH」のタカキツヨシ先生新作。手堅い能力バトルな前作とはうってかわって終末後の世界を描いたSFです。ど迫力のメカアクションにあっと驚く展開、「BLACK TORCH」と比べてもスケールアップが著しいです。 そして変わらず素晴らしいのがキャラの魅力的なこと。感情豊かな人間の少女ルゥ。人間らしいコミュニケーションを会得した、AIを搭載したロボットたち。人間(AI?)ドラマとしても面白いです。 人工知能を決して低く見ていないのが実に今どきの近未来SFって感じでいいですね。「AIには理解できない人間どうしの機微」というのは将来的になくなるそうです。機械が人間を知性で上回り、強力な機体をもち、自立した活動を行えた場合、人間は彼らの下位的存在でしかなくなってしまうのでしょうか。絶滅後の生き残りであるルゥは、その存在の珍しさから好奇心を満たす存在としてドロイドたちに可愛がられています。あるいはクロムのように、ルゥを守ることを使命としてプログラムされたドロイドもいます。どちらも見かけ上は人間が抱く愛情となんら変わりなく思えます。人間の感情も脳内物質の伝達とニューロンの発火からなるアルゴズムといいますし、作中のように高度に発達しいたドロイドと人間の差なんてあってないようなものかもしれません。ベイルアウト設計がもたらした描写の幅ワールドトリガー 葦原大介ぱにゃにゃんだーワートリの設定で一番よいなと思うのは、ベイルアウト(など)です。実体としての体をトリオン体に換装したら、戦いでどれだけ傷ついても、本物の体はまったくの無傷という安心設計。 重火器や刀剣などダメージが深刻であればあるほど描写としてのテンポやかっこよさが増す類のストーリーにおいては、何回でも死ねる、何回でも腕や足を切り落とせる、自切すらアリという素晴らしい設定だと思います。おかげで、バトルはいつも派手派手でかっこいい。 中高生がキャラクターの主な年齢層ながら、ぶった斬りぶっ放しを部活的に楽しそうにしてるのも、トリガーシステムの安心設計ありきですね。 ただ、玉狛支部の旧メンバーには多数死者も出ているようで、今後の遠征編では、安心安全とはいかなそう。葦原先生は読み切り時代から世界観が好きなので、今後の展開も楽しみです。 今読むべきバトルロイヤルアクション地獄楽 賀来ゆうじANAGUMA謎の生命体が跋扈する孤島に送り込まれたのは大量の死刑囚とそれを監視する処刑人! 幕府の恩赦を勝ち取るために、島に眠る不老不死の秘薬を巡って待ったなしのデス・レースがスタート!! 2,3巻くらいで島の状況が大まかに分かってバトルロイヤルの勢力図が定まってくるんですが、とにかくテンポが良くて展開の出し惜しみがないです。 その辺りで一度落ち着くかと思ったら圧倒的なボス敵が出たり、新キャラを大量投入したりと緊張感を持続させる仕掛けが絶妙。 主人公コンビも魅力的です。 死刑囚と処刑人という立場を超えて共闘する最強の忍・画眉丸と凄腕剣士・佐切…完璧な組み合わせだ! 画眉丸の戦う理由も少年マンガとしては珍しい気がするんですが、これもまた渋い…。 アクションよし・群像劇よし・テンポよしの快作だと思います。 ドンドン次が読みたくなる!長く続いて欲しい時代の生き証人トマトイプーのリコピン 大石浩二hysysk名作の条件として「どんな時代に読んでも通用するように、固有名詞や時事ネタを入れない」みたいな話あるけど、本当にそうかな?と思う。ここには2010年代の政治、芸能、流行など色んな事象を皆がどのように受け取ってたかという、ものすごい情報が詰まってる。今はネットがあるから分からないネタは調べればいいんだし(あえて古いネタを入れてたりするので後世の人は混乱するだろうけど)。 週刊少年ジャンプ本誌から少年ジャンプ+に移行した3巻からのキレが素晴らしく、ジャンプもう読んでないよっていう大人にこそ読んで欲しい。記憶から捨て去られたゴミみたいな話題で脳が活性化するのが気持ち良い。PR厳選!読んでほしいこのマンガ金田一37歳の事件簿著者:天樹征丸さとうふみや15巻まで刊行作品情報はこちら!!いまジャンプ+で一番楽しみなマンガサマータイムレンダ 田中靖規starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)夏、幼馴染の潮という少女の訃報を聞き、和歌山の島に帰る主人公の慎平だが、島では誰にも気づかれずじわじわとある異変が起こり始めていた。 やがて慎平はその謎に巻き込まれていき、どうやら自分が解決の鍵を握っていると気づくようになる。 好きな要素がいっぱい入っているんです。 夏、海、島、田舎、方言、幼馴染、死、葬式、死体の謎、違和感、じわじわと迫りくる異変、夏祭り、一家蒸発、そしてネタバレになってしまうので言えない、ある設定がもうたまらないんですよね。 そして主人公の、口癖「フカンしろ」は、読後しばらくしてもすごく残ります。 冷静になって俯瞰すれば自ずと解決の糸口が見えてくる。かもしれない。 そんな状況になったら僕も小さい声でブツブツ言ってみようと思います。 サマータイムレンダを読んで書いているいま現在春なわけですが、夏に読むのが楽しみです。犯罪という題材に寄り過ぎないバランスが良い山羊座の友人 乙一 ミヨカワ将名無し全体的にスッキリと簡潔にまとまっていて読みやすかった。 いじめ被害者の生徒がいじめ加害者を殺害したのをきっかけに、主人公の松田は、いじめを見て見ぬふりをしていた負い目から、警察からの逃亡の手伝いをする。その道中、いじめられっ子の若槻と話をする中で、松田は少しづつこの事件の真実に近づいてゆく。 そして、未来の日付の新聞に書かれている通りにならないようにするために…! という、少々ファンタジックな要素もありつつ、普通の学生のはずの松田くんの推理力がすごかったり、山羊座だから山羊が好き(なぜ)だったりと「いじめと殺人」に重きを置きすぎないところが面白い。 もう一回読み返したくなる。王道プラスアルファのSFアクション!ワールドトリガー 葦原大介猫あるく戦略を立てて戦う味方同士の模擬戦や敵勢力からの市街地攻防戦など、緻密で激しい戦いをトリオン体という擬態を使って戦うので、死なないからこそのトリッキーなバトルが新しくクセになります。そして主人公がめちゃくちゃ戦闘力が弱いのですが頭を使った戦いを閃いたり、羨ましい程のコミュ力で周りを惹きつけていくというところもいいですね〜! とにかく今一番面白いSFアクション漫画なので一気読みを!!この作品を『りぼん』で連載する意味を考えたいさよならミニスカート 牧野あおいsogor25アイドルのセンターを務めていた女の子がある事件をきっかけにアイドルはおろか女の子であることをやめてしまい、男子の制服で学校に通い始める…現実に起きた事件も想起させるようなインパクトのある導入から始まる今作ですが、それ以上に話題になったのは、この作品が小中学生の女子を読者層として持つ『りぼん』で連載開始されたこと、およびその『りぼん』の編集長が連載開始にあたり異例の声明文を出したことだったように思います。 この物語はそれぞれが遭遇した事件を通して自分が「持って生まれたもの」「持たなかったもの」を自覚してしまった少年少女が、そのなかでどう生きて行くかをもがきながら探していく物語だと私は受け取りました。 もちろんそれはジェンダー的なものもあるし、もっと普遍的な自身のアイデンティティに関わることも含まれます。それら多くのものを内包したうえで物語が編み出されていることに素直に感動するとともに、私自身も自分が持って生まれたもの、自分に配られたカードで人生を生きていかなければならないということを意識せずにはいられませんでした。もしかしたら、生徒同士の自意識にグラデーションのある高校の一教室を舞台に描かれていることが、逆に主人公たちの自意識というものを強く感じさせる構造となっているのかもしれません。 ここからは個人的な考えになってしまいますが、2巻までで唯一作品に入り込めなかった場面がありました。それは2巻中盤、仁那が長栖にアイドルだった時の気持ちを聞かれた場面。そこで吐露される感情は私の中にはないもので、この場面については共感することができませんでした。 恐らくこれは、私自身が幼少期も含めてアイドルというものに傾倒した経験がなくて、アイドルに元気を貰うということに対して実感をもって理解できないためではないかと推測しています。そして、純粋にアイドルという存在に憧れることができる10代までの女性が、同じようにアイドルという存在にレゾンデートルを重ねる仁那の様子から最も多くのものを感じ取れるように思うし、そういう点がこの作品を「りぼん」で連載する意味なのではないか思い至りました。 2巻まで読了全8巻、終焉まで見事に描き切ったサイコミステリーの傑作ROUTE END 中川海二sogor25「特殊清掃員」という文字通り特殊な職業をとっかかりにし、やや不似合いなギャグっぽい展開から始まる今作。近隣で発生していた連続殺人・通称「END事件」に主人公の親しい人間が巻き込まれたことから物語は一気にミステリーへと流れ込んでいく。 全8巻で物語の終焉まで見事に描ききっただけでなく、毎巻ごとに正しく怒涛の展開があり、一瞬の中弛みもなく駆け抜けてゆく。また、事件に直接交わらない部分も含めて人間ドラマが巧みに描かれていて、殺人事件によって引き動かされた群像劇として見ても一級品。私は1巻発売の頃から追いかけていたが、むしろ全8巻一気に読める贅沢を羨ましく思えるくらい、全体の完成度が高い作品。 殺人事件の特性上残虐表現があるので万人に勧めづらいのが惜しいが、ミステリーや事件に絡む人間ドラマを見るのが好きな方には全力で薦めたい作品。 全8巻読了。幼女がかわいい王道ダークファンタジー魔女の怪画集 晴智ANAGUMAあらすじ説明しようとすると1話のネタバレになるから何も言えないんですけど、雑にまとめると不死の男と謎の力を持った幼女の絆の物語です。 これだけでイケる人には絶対外れがないのですぐにでも読んでほしい。 D.Gray-manやハガレンのDNAをしっかり受け継いだ正統派でありながら、主人公とヒロインの関係設計が秀逸で飽きないですね。ダークなファンタジーのジャンルのツボをバッチリ押さえてあります。 絵画だったり、文化保存組合(メセナ)が敵組織だったりと扱ってるモチーフも新鮮です。絵もめちゃめちゃ上手い。あれ?隙がないのでは? もっと話題になってほしい!本家より上品でまとまった仕上がりだが、終末……?終末のハーレム ファンタジア セミカラー版 LINK SAVANmampuku Web連載の人気お色気SF作品「終末のハーレム」のスピンオフ、というか今のところ(2巻現在)どの辺が終末なのか…… 普通のファンタジー作品にしか見えませんw ただ、さすが紙で連載してるだけあって絵やストーリーは上質です。 本家のほうは作画が女性ということもあり、ディテールに凝っていてキラキラ(むしろギラギラ)している印象の絵柄ですが、「ファンタジア」の方はもう少し落ち着いていて、デッサンがしっかりしているのでとても読みやすいです。(ざっくり乱暴な言い方をすれば男性的な絵。) 本家のほうはそれこそ成人向け業界仕込みの筆力でこれでもかとエロティシズムをぶっこんで来ますが、いかんせん全年齢向けとしてリリースしている以上、いくら細かく描きこんだところで画竜点睛を欠くというか、実用性においても中途半端であることは否めません。逆にファンタジアくらい身体の骨格や筋肉がちゃんと描写できているほうが、全年齢では強い気がします。「ToLOVEるダークネス」や「なんでここに先生が」もそうですし、エロに限らず主要な少年誌で連載されてるラブコメってみんな人体上手いですよね。 一応内容にも触れておくと、個人的に騎士のセリーヌが好みで、普通であれば主人公の幼馴染であるアウレリアに主人公を持っていかれるであろう「負けヒロイン」のオーラが濃い彼女ですが、タイトルからして「ハーレムエンド」が約束されているのでそこはひとまず安心か……アニメ化だぞ〜!彼方のアストラ 篠原健太名無しhttps://twitter.com/kentashinohara_/status/1092593547843231744 巻数的にもすごくちゃんとまとまりそうな気がする。 スケットダンスもちゃんと読みたい気持ち。たった5巻とは思えない満足感彼方のアストラ 篠原健太みちした読み始めたら止まらない…ギャグもシリアスも両方あるんだけど、いいバランスで読み応え充分❗️ アニメ化もされるオススメの作品です(^^)都立高に進学したら同世代の怪物バッテリーがいた忘却バッテリー みかわ絵子たか※ただしキャッチャーは記憶喪失でアホになっている、という設定が最高。 主人公・ヤマは中学時代、要圭と清峰葉流火の圧倒的な実力に心を折られた1人。野球を辞め野球部のない都立高に進学したところ、入学初日、いるはずのない2人に出会う。しかも智将・要圭は「パイ毛〜〜!!」という激寒ギャグを執拗に繰り返すアホになっていた(困惑) そして実は、怪物バッテリーに心を折られ都立に進学したのはヤマだけではなくて...という熱い展開!! 作品のモノローグが基本的にヤマの心の声で、読みながら(…大人しそうな顔して、心の中では結構言うなコイツ)と思わず驚く辛口ツッコミが魅力。 こんなにギャグが面白いのに、運動部にいたことがある人なら誰もが共感してしまう部活システムの暗部や、イップスといったシリアスな話もトコトン丁寧に描いているのでもーーーっ!!すき!! 圭はどうして記憶喪失になってしまったのか? 記憶を取り戻し元の圭が復活するのか、それとも無くしたまま新しい選手に生まれ変わるのか? 続きが楽しみで仕方ない!!透明化の使い方の巧みさに惹かれる透明人間の骨 荻野純名無しジャンプ+連載。苛烈な家庭環境の中、透明になる力を得た少女が出した『壮絶な答え』の後日譚。 透明化の扱いが巧み。物語を動かすエンジンであり、少女の内面を映す鏡にもなっている。心を掴むシーンも多い。才能を感じる。本格派SFミステリーにやられた!彼方のアストラ 篠原健太猫あるくギャグといいテンポだけのお気楽なSFかと思っていたら読み進めるうちに、計算された伏線とシリアスな展開にいつのまにか引き込まれていました。 キャラクター一人一人にしっかりと魅力があり、ラストまで全ての伏線もちゃんと回収してくれたので読後の爽快感と満足感は最高で、個人的にこの漫画すごい2019年の男性編ではこの作品が1番ではないかと思いました。前作を読んでなくても楽しめる。読んでればもっと楽しめる(かもしれない)昭和オトメ御伽話 桐丘さなsogor25※ネタバレを含むクチコミです。「アカメが斬る!」原作者がジャンプ+で新連載魔都精兵のスレイブ タカヒロ 竹村洋平mampuku「パパ聞き」コミカライズ版の竹村洋平と、「アカメが斬る!」のタカヒロによるバトル漫画。女性にしか発現しない異能力により女だらけとなった軍隊に、成り行きで入ることとなった少年主人公という「インフィニット・ストラトス」みたいな話ですね。 ヒロインが能力で主人公を使役する代償としてご褒美の○○をしてしまう、というのは一見ありがちな能力バトルのお約束なようで、使役相手の内なる欲求を満足させてあげるというのは少し斬新です。「女社会に放り込まれる」「美少女の奴隷にされる」というストーリー上のドM要素だけでなく、性癖を見抜かれて満足させられてしまうというあらゆる意味でのドM仕様の美少女漫画となっています。 肝心の絵のほうも流石のクオリティですが、美少女的な可愛さに関してはむしろ前作よりも腕を上げているように見えます。しかしながら、矢吹健太朗や赤松健、「五等分」の春場ねぎに「天野めぐみ」のねこぐちなど少年漫画のお色気美少女業界めちゃくちゃハイレベル競争なので、竹村先生にはさらなるパワーアップとスケールアップを期待したいです。花男、晴れ男花のち晴れ~花男 Next Season~ 神尾葉子むドラマ見てないのですが10巻まで読了! ちょくちょく花男メンバーが出てきて花男で出てきた場所もまた出てきます。 男の子も女の子も今風…ちゃんと今風!ちゃんと今の少年少女が主人公って感じがするし懐かしい感じもするしどの世代も楽しめるように作ってあるなあという感じ。 特に絵柄でしょうか、男子がイケメンな漫画はいいですね…ただのSFサバイバルではない! ミステリ要素も詰まった良SF作品彼方のアストラ 篠原健太鳥人間『SKET DANCE』の篠原健太氏の作品。 全5巻で完結と、コンパクトにまとまっていてとてもいいです。それでいて話の骨子は結構シリアス目。とはいえコミカル要素もたっぷりと詰まっていて読みやすさも十充分。 宇宙へ行くことが当たり前となった世界で、地球から遠く離れた惑星にキャンプをしにいくことになった9人の学生たちのサバイバル劇。謎の球体によって突然宇宙へ飛ばされ、本当に唐突に遭難してしまう。しかし、運よく宇宙船を見つけ、9人で協力して母星を目指すことになる。なんとも突拍子も無いスタートだが、全部読めば「なるほど」と思うはず。 様々な惑星の多様な生態系に翻弄されながらも生き延びていく……だけかと思いきや、それだけで終わりません。ネタバレになるので詳しく書くことは避けましょう。後半からラストにかけての怒涛の伏線回収がなかなか見事ですよ。「ミニスカート」を奪われた女の子の話さよならミニスカート 牧野あおいにわか※ネタバレを含むクチコミです。クロス・マネジのKAITO最新作青のフラッグ KAITO地獄の田中※ネタバレを含むクチコミです。ジャンプに奇才来たるチェンソーマン 藤本タツキにわかファイアパンチの藤本タツキ、ジャンプの降臨。不規則な展開に、かなりバイオレンスな導入。ジャンプというかヤングジャンプって内容の気はしたけど、しっかり熱くできてる。公安の女性の表情もやっぱりイイ。期待。読者の愛で存続したギャグ漫画星の王子さま 漫☆画太郎にわか漫☆画太郎が20年ぶりに「ジャンプ」名義の媒体で連載を始めた作品。めちゃくちゃ面白かったのは、一巻までの内容が漫☆画太郎らしい不条理ギャグをやっているのに原典に忠実なところ。ただ徐々に漫☆画太郎ワールドに飲み込まれていっているので、どうなることやら。。。 ジャンプ+で読んでいると漫☆画太郎の近況報告を暖かくツッコむ読者の姿が見れるのは見どころの一つ。作者から読者に対する企画もちょこちょこあり、ほのぼのとした空気が広がっている。 一時は連載が危ぶまれたが、クラウドファンディグによりその危機は脱出した。この作品の読者と作者の繋がりの強さを感じさせる一件。このことは今後のマンガ連載の一つの可能性として良い例を残したと思う。まぁ色々な意味で楽しみな作品<<2021222324>>