バンパイヤ
夜泣き谷から上京し、虫プロを訪ねてきた少年・トッペイ。なんと彼は、対象を恨んだり憎んだりすると、オオカミに変身してしまう“バンパイヤ族”だった! その超能力を狙って、様々な思惑がトッペイを翻弄する――。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT142~143『バンパイヤ』第1~2巻収録
アポロの歌
その生い立ちから、愛を憎悪し成長した少年・近石昭吾(ちかいし・しょうご)。女神は彼に永遠に解き放たれない試練を与えた。何度も死に何度も生まれ変わり、そしてそのたびにひとりの女を愛し、結ばれぬ恋をするという試練を……! 「愛」と「性」の真実を追究する異色SF! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT35~37『アポロの歌』第1~3巻収録 <初出掲載>1970年4月26日号~11月22日号 週刊少年キング連載
4タロウ1ヒメ
ゴッドは万有の創造者であるとともにまた偉大なる破壊者である。これはゴッドに反逆する四人の少年と一人の少女の物語である――。太平洋のとある不思議な無人島に漂流した時……彼らはゴッドの正体を見る。ゴッドが人間をつくった目的は、単に遊びのためであった。その遊びというのは人間同士を戦わせて、それをゴッドが観賞すること。この世に戦争が絶えないのは、このためである。つまり、人間はゴッドのレジャーを満たすためにそのオモチャとして生きているのだ。人間が動物を飼っているように…。ゴッドは人類最後の破滅的な大戦争を期待して、人間界へ工作員を送り込むが…!? バロン吉元にとっては、異色のSF冒険コミック!
ワルカロー
すぐワルノリする武士・ワルカローが恐妻にけしかけられて、お殿様のいる白鳥(しろとり)城の城盗りを計画!?頭脳派の息子をブレーンに、変装上手のくノ一を仲間に加え、あの手この手で作戦を実行!!はたして、城は乗っとれるのか?「週刊少年サンデー」「マンガ少年」に掲載された、ナンセンスギャグ!「ギャルライフ」掲載の『MOCTOTUS』、「中一時代」掲載の『ギャグ』も収録!
大村崑扮する頓馬天狗が、近藤勇造率いる「珍選組」と戦う時代劇コメディ番組を、「009」つながりで石森章太郎がコミカライズ。TV番組ならではのキャラ、当時のギャグ満載の全7編。(「009大あばれとんま天狗」)受験生コースケの面白おかしい1年間をギャグタッチで活写。(「受験コースケ」)大金持ちの御曹司・高香一念が出会った不思議な転校生・茶加文太郎。(「チャカ文」)ギャグがメインの3作品を収録。
ガラスの城の記録
人工的な延命で利殖を得ようとした“ガラス屋敷”の一家だったが、20年後に長男の一郎が冷凍睡眠から目覚めた時、脳細胞への影響から冷酷無残な人間と化していた! 人間の欲と冷酷さを追究し、掲載誌「COMコミック」の休刊により未完に終わった悲劇の大作! 個性的な短編を集めた『ショート・アラベスク』も併録。
忍法十番勝負
時は戦国…。天下の運命を決すると言われる大坂城の抜け穴の絵図面をめぐって、日本中の忍者が血なまぐさい闘争を繰り広げていた!! ………というテーマで、人気漫画家10人が競作!! 「冒険王」1964年新年特大号(1月号)から10月号にわたって掲載された伝説の連作を一冊に!!
1966年のTV放映と同時に連載された楳図かずおの「ウルトラマン」! バルタン星人やメフィラス星人など、人気怪獣との激闘を連載時のカラーページ、各話扉と共に完全収録!
武芸紀行
天下一の剣士を目指す風吹波之進、十六歳。下諏訪神社の奉納試合で凄腕の剣客・鳴神鬼心と出会い…
伝説の少女漫画が電子書籍で初コミックス化!1967年(昭和42年)に『小学一年生』(小学館)にて連載がスタートしたレジェンド級の不朽の名作が約50年の時を経て初コミックス化!魔法使いのおねえさんが、ちょっとおしゃまな小学生“やっこ”ちゃんの家庭教師に!やっこちゃんの周りで起こる日常のさまざまなことを、魔法使いのおねえさん“こなこ”さんがおおきなポッケから、いろいろな物を取り出して何とかしてくれる!?著者は少女漫画の草分け的存在の今村洋子。代表作には『チャコちゃんの日記』『のんびり城のちょこまかひめ』など。
1970年手塚作品。 手塚先生の代表作となりえた名作ですが、めっちゃ良いところで突然の終了!!!!完結まで読みたかった未完作品ランキングでも完全にベスト3には入ると思います!!みなさんのランキングではいかがでしょうか?? 流石にこれだけ面白い作品なので、未完の理由は打ち切りではないようですが。。。。。 わたしが気に入ってる点ですが、まずタイトルからして少しカッコイイのと、最初の扉絵みたいのもカッコいいですし、物語の導入部もすごく雰囲気があるんですよね・・・。。1ページ目読んでもう面白いマンガってあまりないですよね!!!あと途中から出てくるブー子がすごく可愛く、愛嬌があって好きです!!! 作風としては、火の鳥や奇子に通じる部分もあり、ちょっとBJっぽさも感じます。もうこの説明だけで完結してれば相当な名作になっていたであろうことがわかってもらえると思います。 もし気になった方がいたら読んでもらっても良いのですが、おそらく読後感は最悪(なんで終わったんだーーーーー!!)だと思うので、あまりオススメできません。 ちなみにこの文庫全集版だと、「ショート・アラベスク」とこちらもタイトルのカッコ良い短編シリーズが併録されているのですが、こちらはそこまで強力プッシュできる作品ではないので(手塚先生本当にすいません)、ガラス城だけ気になる方は、ガラス城のみ版の方がだいぶ安く、そちらがオススメです。