5時まで待てない

女の一生

5時まで待てない
野愛
野愛
1年以上前

艶々先生の描く女性の生き様が好きだ。 性別うんぬんではなく人間ですもの、強いだけでも弱いだけでも生きてはいけない。善も悪も可愛いもかっこいいも真面目もふしだらも全部含めて人間ですもの。 この作品の主人公・雫もそういう人間で、仕事は時間内にバリバリこなしてその後はエロいことばっかりして、二面性のある女…と見せかけて二面どころじゃないんですね。 しっかりしてるのにダメ男に引っかかってしまう愚かさも、引っかかっているように見せて自分の欲望を発散させるしたたかさも持っているんです。二面じゃなくてなだらかに一続きになっているんです。 女だもんね、いや、人間だもんね。他人が感情移入したり現状を噛み締めたりする間もなく雫の人生は展開していきます。 漫画として長い方ではないから故、ストーリーを重視すると雫の変化に戸惑うひともいるでしょう。でも、素直なだけ。感情も現状も常にアップデートされて変わっていく、それこそがリアル。 いっちばん最初に提示された「5時まで待てない」と最後に提示された「5時まで待てない」の意味合いの変わりようが凄いです。 このラストを予定してタイトルをつけてオープニングを描いたのならば、艶々先生は大大大大大大天才です。 描いてるうちにたどり着いたとしても、大大大大大大大大天才です。

大安仏滅

クセ強キャラだらけの葬儀屋コメディ

大安仏滅
nyae
nyae
1年以上前

葬式は何のためにやるのか?形式どおりにやればそれでいいのか?を、クセ強キャラたちと一緒に面白おかしく、時に涙しながら考える漫画でした。基本ずっと笑えます。主人公・青木くんの泣き顔のブスさがお気に入りポイント。 葬儀屋のスタッフこそ、やり甲斐とプロ意識を持って仕事していてほしい。現実の依頼はもっと拗れたり面倒な場合もあるんでしょうけど、やっぱり興味深いな〜葬儀屋のお仕事。 結婚式はキャンセルあるけど、葬式はないから良い、というセリフが一番印象に残ってます。

おひ釣りさま

しっかりした釣り漫画!

おひ釣りさま
名無し
1年以上前

雰囲気だけで終わらないしっかりとした釣り漫画!しかも釣り人が共通して好きそうな一人の釣りを楽しむというストイックさをクリアした漫画! 冷静沈着、あまり表情が変わらない会社の美女が実は休みの日に釣りをしていてしかも悦に入っていたら確かにギャップ萌えありますね。 歩きながら釣りする方法とかやっている人みたことないけど、ひとえに釣りと言っても色々あるんですね〜 自分のような釣りに明るくない人間でも十分楽しめました!

渡り鳥とカタツムリ

キャンピングカーで愛犬とおいしいコーヒーと

渡り鳥とカタツムリ
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

ワニブックスによる新レーベル「Chrunch Comics」レーベルの初単行本です。 青い空と海、白い砂浜をバックに笑顔を浮かべる男女と犬。白+青を基調にし、帯までオシャレにデザインされて夏の爽やかさを演出する外装に心が踊ります。 ただ、軽やかな表紙に反して物語の始まりは少しだけ重いです。表紙に書かれた青年・雲平はややブラックな会社で働いていることに疑問を覚え、退社したいと思いながらも親には止められているという状況。そんな時に、彼を自殺志願者かと思った絵本作家のつぐみと出逢います。 つぐみはアルビレオ号と名付けたキャンピングカーに乗り、愛犬のうめまよと共に全国を旅する絵本作家の女性。その自由奔放な生き方に雲平は刺激を受け、彼も行脚に繰り出すこととなります。 自分だけの秘密基地で移動しながら愛犬と戯れる豊かな時間。行きたいと思ったところに行けて、各地の温泉に入ったり美味しいものを食べたりする日々。これに憧れを持たない人がいるでしょうか! 読んでいたら、ミルで豆から挽いたコーヒーの香りを楽しみながら、ポップアップルーフで満天の星空を眺める豊かな時間を過ごしたくなります。 まったく手が届かないことではないものの、今の生活があるためにその選択肢を取れないという人も多いでしょう。しかし、一歩踏み出せばこういう世界で生きることもできるのだと教えてくれます。 旅先で出逢うさまざまな人との交流模様も面白く、各地の美味しそうな名物なども登場し、旅の醍醐味を疑似体験できます。実際の旅と同じように良いことも悪いことも起きますが、それがいい。読んでいて心が晴れやかになっていく物語です。

初恋甲子園

バカさと、クサさと、ロマンチスムとが、てんでバラバラの全方向から襲いかかる!

初恋甲子園
影絵が趣味
影絵が趣味
1年以上前

いやはや、これまたとんでもない漫画に出会ってしまいました。その名も『初恋甲子園』。あだち充と、原作者のやまさき十三の最初期の漫画になります。もう、この漫画の良さをいったいどう語ればいいのか、困り果ててしまうというのが正直なところなんですけど、とにかく訳が分からなくて、とにかくもの凄いんです。 甲子園に例えるならば、まず野球があって、ブラバンの音楽があって、チアリーダーの踊りがあって、応援団の声援があって、甲子園のサイレンがあって等、とにかく色々な要素がごちゃまぜになって甲子園というひとつの魅力を形作っていますよね。一筋縄ではいかないんです。あの混沌としたカオスな空間に誰もが魅かれてやまないわけです。 そして、まあ、この『初恋甲子園』もひと言でいえば、カオス。なんですね。エドガー・G・ウルマーというアメリカの映画監督を黒沢清が評した言葉に「映像と音と俳優と物語とが、てんでバラバラに全方向から襲いかかる。ウルマーの想念が猛獣のようにのし歩く。実はこれが映画本来の姿だった」というのがあるんですけど、『初恋甲子園』を読んですぐにこの言葉を思い出しました。映画というのは元々が大人数のスタッフによる分業制ですから、てんでバラバラなのはある意味当然なんですよね。それにつき、漫画はどちらかといえば一人で描かれがちなんですけど、漫画はそもそも映画を、当時は活動写真と呼ばれていたものを発端にしている。手塚治虫はやはり無類の映画好きでしたし、特にチャップリンの映画から漫画の描き方を学んだようなことを言っています。なので、漫画のなかにも映画の呼吸というやつが息づいていても何ら不思議ではないんですね。 『初恋甲子園』は、漫画にしてはめずらしく作画と原作の分業制をとっています。で、このやまさき十三という原作者は、もとは映画監督志望の若者で、映画会社で10年近く頑張っていたんですけど、色々あって監督への道を断念している。それで、まあ、脚本とかも書いていたし、映画の原作が書けるのなら、漫画の原作も書けるだろうということで漫画界に流れてくるわけです。さすが10年も映画会社で叩き上げただけあって、やはり映画の呼吸というやつが染み付いているんだと思います。彼はのちに100巻を超える大連載になる『釣りバカ日誌』で原作者として大御所になりますけど、『釣りバカ日誌』といえば、やはり、『男はつらいよ』と並んで国民的な映画シリーズにもなっているわけですから、映画の代名詞でもあるわけです。ある意味で、映画から離れて、映画に返り咲いた人といえるのかもしれません。 そんな彼の原作をもとにあだち充が描く。あだち充は、この頃から完全にあだち充として完成しています。冒頭の描写に、主人公の女子マネが「ブォーッ」という擬音とともにバスに乗っていて、その横の歩道をチームのバッテリーが走って練習に向かっている、女子マネは窓から二人に手を振っているんです。はい、もうたったこれだけのさわやかな朝の描写で、何か不吉なことが起こってしまう、くわばら、くわばら、と思わずにはいられないものが、やはり、あだち充にはある。さすがにピッチャーが死ぬことはありませんけど、やっぱり不吉なことがあれよ、あれよと起こってしまう。 ネタバレになってしまうので多くは語りませんけども、まずこういった、いかにもあだち充らしいドラマの筋立てがあるわけです。だけど、あだち充のキャラたちは基本的にはめげないというか、明るいというか、脱力しているというか、飄々としていますよね。こういった土台の上に、突如として異質なものが紛れ込んでくる。サンデーを主な活躍の場にしたあだち充の売りって淡白な雰囲気だと思うんですけど、そこに突如として過剰にバカげた演出や、クサすぎる演出や、叙情たっぷりの演出が矢継ぎ早に挿入されるんです。ときには、うわッと目を背けたくなったり、大笑いしてしまうんですけど、とにかく異様なパワーに圧倒されて、最終的には何かヤバイ漫画を読んでしまった、と、なってしまうからこの漫画は怖ろしいんです。必読!!!

大正ロマンポルノ

予想外の結末

大正ロマンポルノ
名無し
1年以上前

第1話は盲目の遊女と小説家志望の青年の恋物語。第2話と第3話はその物語を演じる劇団員の演出家と主演女優が主役の話になります。表紙もこの「大正ロマンポルノ」がメインなんですが、もう一つの収録作「徒花(あだばな)」の方が自分は好きでした。新進気鋭の陶芸家の青年が美術商の娘に一目惚れする話です。娘が褒める作品は必ず売れる程の目利きでもあり、お互いの才能に惹かれあって結婚をしようとするのですが、娘には父親から離れられない理由があり、結局は青年を捨てて父親の元に戻ってしまいます。こっちの方がアブノーマル度が高いと思いました。

霧の柩

まさかの宝暦治水漫画だった

霧の柩
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

薩摩藩士が行った宝暦の治水工事を扱った漫画は平田弘史の「薩摩義士伝」とみなもと太郎の「宝暦治水伝」ぐらいしか知らなかったがまさかの中島徳博版があったの今日知った。基本の流れは他のマンガと同じだったが他のに比べて少年誌向けなのか色々わかりやすくに書いてあったりしてよかった。 宝暦治水漫画の「霧の柩」以外のも面白い

くいもの処 明楽 豚トロモヤシチャンプルー品切れの巻

「くいもの処 明楽」プロトタイプ版

くいもの処 明楽 豚トロモヤシチャンプルー品切れの巻
nyae
nyae
1年以上前

とくに何も考えず購入して読んだんですが、本編のプロトタイプ的作品だったんですね!じゃあいつ描いたものなんだろう…結構前ってことですよね。でも表紙は描き下ろし?こっちもこっちでいいなぁ。という感想です。 最中もずっと喋ってるのはヤマシタ先生の漫画だなって感じしますね。笑 同人誌を電子化したからか、スマホだと字がものすごく読みづらいのでそこだけ注意です。

家政夫のナギサさん【描き下ろしおまけ付き特装版】

ナギサさんとメイの程よいバランス

家政夫のナギサさん【描き下ろしおまけ付き特装版】
Pom
Pom
1年以上前

ドラマにはまって、漫画も読んでみました。 男性が家事何でもしてくれるって、キャリアを築く女性には素晴らしい存在ですね。 現代を背景にした内容だなと思いました。 漫画のナギサさんはドラマより男っぽさがあるような。。 ドラマと漫画と別物で読んだ方がスッと入りやすいかもしれません。

商店街ものがたり

愛にあふれた商店街のものがたり

商店街ものがたり
野愛
野愛
1年以上前

人間模様がしっかりあって、とんでもなく悪いやつは出てこなくて、もどかしくなったりちょっとだけすれ違ったりしながらもすんなり読めてちゃんとエロい。つまりはとてもよいBLでした。 数年ぶりに帰った地元で、相変わらず可愛いけど大人になった幼なじみと再会するのがまず良い。 大人になったなあ…と思ったら大人になりすぎちゃってドエロいビッチになっちゃってるのも良い。 ドエロいビッチなのに相変わらず可愛くて、俺がいないとダメだって思わされちゃって、でも商店街のために誰よりも奮闘してる立派な人間になっていて…寂しいような切ないような気持ちになってしまうんですね。 テンポ良く進む割に主人公・翔大と幼なじみ・麻琴の心模様はしっかり描かれているので、しっかりがっつり感情移入できます。 純情ビッチ麻琴が可愛くて可愛くて仕方ないし、可愛いだけじゃなく芯の強さや愛の深さも伝わります。麻琴とそういう関係になってる商店街の男たちも案外いいやつらなんです。 いいですね。いい商店街ですね。これからもみんな幸せでいてくださいね…!という気持ちになりました。 BのLの作品のことを「山なしオチなし意味なし」なんて言葉であらわすこともあるけれど、人を愛したら山も谷もあるしハッピーエンド以外のオチなんていらないし人が愛し合うことに意味があるとかないとかどうだっていいじゃないか。 2人が幸せならなんだっていい。この商店街には愛がある。

田舎

ただのエロマンガ…なのか?

田舎
名無し
1年以上前

”『レッド』完結から2年、山本直樹の辿り着いた、結論にして新境地。”という帯のふれこみに期待して、ストーリー漫画+エロくらいの気持ちで買ったのだが、最初から最後までガチガチのエロマンガだった。山本直樹の本を買ったつもりが、蓋を開けてみたら森山塔のマンガだったのだ。新境地=ロリってことなのだろうか?まあ、川端康成だってロリ小説書いてたのだから同じようなものかもしれない。 よほどレッドの執筆でストレスが貯まってたのか、エロが描きたくて仕方ないんだっていう気持ちが抑えきれず、吹き出しているかの如し。60代にしてこれほどのリビドーがまだまだある山本直樹、恐るべしといった感じだ。 繰り返しになるが、このマンガの大部分はエロだ。しかし単なる性表現に留まらないノスタルジックで儚げな描写も多い。だけど真面目に官能的な表現を分析をするのも何だか気恥ずかしい。山本直樹氏も、『ただのエロマンガです』とコメントを残してるし、それ以上の何かを見出そうとするのも野暮かもしれない。 https://cdnx.natalie.mu/media/news/comic/2018/0515/inaka_0002_fixw_640_hq.jpg

悪いが私は百合じゃない

残念だが君は…百合だ…!

悪いが私は百合じゃない
百合スキー
1年以上前

憧れの男性教師に惚れ薬を仕込むつもりがクセの強い女子生徒に飲まれてガンガン惚れられて毎話望まぬ強制百合状態に陥るというアホ百合ギャグマンガ。襲われるたびに主人公のいつみちゃんはこう叫ぶしかありません。 「私は百合じゃない!」 いや…百合だよ!! ギャグのテンポも心地よくていつみちゃんが毎回ドキドキしちゃうのがカワイイ。途中から先生の顔とか忘れちゃってますしね。ちょっとエッチなノリもご愛嬌でしょう。 1巻の時点ですでに4人と関係を持っているんですがまだまだ新キャラ出てきてほしいですね。わたしの推しは美人学級委員長の四方塚まことさんです。強いからです。

学食「ハナ」のしあわせごはん

博愛の「学食JK」に癒される… #1巻応援

学食「ハナ」のしあわせごはん
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

転校生男子は、同じ学校の女子に「学食の食券」を貰う。学食に行ってみると、そこには働く彼女がいた……そんな始まりのこの作品。全体的に「美味しさ」と「小さな博愛」に溢れた物語となっています。 学食というと、安くて味はまぁゴニョゴニョ……みたいに言われがちですが、この学校の学食はとても美味しくて激混み。評判の学食を切り盛りする、まだ高校生なのにしっかりした彼女に驚かされます。 何故か姉と二人暮らし?の転校生男子。元気がなさそうだったのを、学食女子と学食でも、それ以外でも共に過ごすうち……少し活き活きし始めた?私達も一緒に元気を貰っている気持ちになれます。 学食女子は本当に優しいのですが、それはこの男子にだけではなく、親友から迷子まで、一人ひとりに気を配っている。目の前の人をよく見て、少しの優しさで相手を支える、そんな「博愛」を持った女子。 べったりとした愛情ではなく、小さくても細やかな気遣いに救われる、そんな優しさがある学食……とても良い! 何故学食で働くのか、という理由は語られますが、まだまだ何かありそうな予感。その辺も気にしつつ、再び優しさをもらう為に次巻も読みます!

メイドさんは食べるだけ

いい味ペン画の食いしん坊漫画 #1巻応援

メイドさんは食べるだけ
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

タイトルから、コメディタッチで萌えっぽい画風を想像していたのですが、大分違いました。 ペンのガサガサしたタッチを残した陰影、直線をフリーハンドで描く、細やかで味のある絵。コミックDAYS連載とのことですが、絵柄的にはハルタっぽい感じで、雰囲気のある背景の中でメイドさんが何が食べている絵が、とてもいい感じです。 そしてこの絵柄、食べ物が美味しそう!コンビニおにぎりがここまで艶やかに……。食べるメイドさんの頬張る顔も可愛く、食べ物漫画として最高に楽しい!『東京黄昏買い食い部』に匹敵するかも。 食べる物の情報も面白く、お馴染みの食べ物の知らなかった話が新鮮。え、信玄餅ってそうやって……? 明るく真っ直ぐでちょっとぼんやりした、食べるの大好きメイドのスズメちゃん。周囲の人との交流、英国のお勤め先の謎など、次巻以降の注目ポイントも豊富です!

鳥山明○作劇場

鳥山明の漫画はやっぱり面白い!!!!

鳥山明○作劇場
かしこ
かしこ
1年以上前

表紙は圧倒的に『鳥山明○作劇場』の方がいいけど、収録作が若干多いらしいので文庫版の『鳥山明 満漢全席』で読みました。個人的に『DRAGON BALL』より『Dr.スランプ』の方が好きなので、純粋なギャグモノの「SONCHO」「剣之介さま」「CHOBIT」が読んで楽しかったです。鳥山明の漫画が神がかってることは言うまでもありませんが、それ以上に自分にとって読むと子供に戻してくれる存在なんだと気づきました。『DRAGON BALL』の連載前に「騎竜少年(ドラゴンボーイ)」なんて作品があったのも今回初めて知ったのですが、もう初期の雰囲気はほぼ出来上がってましたね。でも本格連載に向けてのブラッシュアップが凡人のそれとはやっぱり全く違うんだな…。アイディアが溢れるというよりは自分をワクワクさせたいからそうなったって感じがするのが、みんなが鳥山明に夢中になっちゃう理由なのかなと思いました。

しののめ高校美術部日記

1年前に読むのと、いま読むのとでは大違い

しののめ高校美術部日記
名無し
1年以上前

原因は不明だけど、何かが起きて人類がどんどん減少している世界が舞台。 学校も美術部仲よし3人組と、先生がひとりだけ。 ほぼ廃校と化した校内で、3人の日常が続いている様子が描かれます。 図らずも、とあるのでコロナがあったから描かれたマンガではないのかもしれません。1年前に読んでいたら「終末ものね」で終わっていたかもですが、今だと、こうして地球が終わる日が来るかもな、そんなときどんなふうに過ごそうかな、と考えます。 あと、コマ割りとかが独特です。光と影を表現するトーン使いも印象的でした。

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