ソウナンですか?

JKといえばサバイバルみたいなとこあるので

ソウナンですか?
mampuku
mampuku
1年以上前

遭難したJKが無人島でサバイバルする漫画。JKサバイバルってもはや様式美というか、サバイバルといえばJKみたいなとこあるよね。 JK集団にひとり玄人がいて、多彩なサバイバル知識を披露してくれるので案外ためになる(遭難でもしないかぎり実践する機会ないかもしれんが)

実録あだち充物語

あだち充の兄が書いたあだち充物語

実録あだち充物語
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

昔の古本屋ではよく見かけて機会があれば読もうと思っていたがいつの間にか見かけなくなって気づいたらプレミアがついていた。 実録あだち充物語とあるが本編の主人公はあだち充だけではなく、あだち充とあだち勉を含めて登場している。絵の感じとノリが1980年代後半でなんとなく懐かしい気分で読んだ。 「あだち充」は確固たる信念で漫画家を目指していたのではなく、あだち勉の協力があってこそで漫画家になったと言うのがよくわかった気もするが、全編通してギャグが多くていまいち信用しきっていいのかと思う部分もあった...

サメにコバン

妖怪サメ女の友情物語

サメにコバン
名無し
1年以上前

「鮫神鉄拳ジャッポ」の綿貫琢己先生が名前を変えて描いたようです。サメ好きなんですねー。笑 前作は少年漫画らしくバトルアクション!!という感じだったと記憶してますが、今回は友情ものでした。絵もうまいしキャラづくりもストーリーも完璧。。服装とか小物もなんかオシャレで細かいところまでこだわってる感じがしました。絵柄はなんとなくジャンプ作家っぽい。 これでもし次回作が全然サメじゃなかったらびっくりする。

恋するシロクマ

食べ物じゃない君を愛してる

恋するシロクマ
野愛
野愛
1年以上前

壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないシロクマの愛に切なくなったり、優しくされて愛されてもなお恐怖が拭えないアザラシにもどかしくなったり。 かわいいかわいい絵柄でほのぼの癒し系コメディの形をしているけれど、なかなかどうして壮絶なラブストーリーです。 食い物であるはずのアザラシに恋したシロクマ。天敵であるはずのシロクマから熱烈な求愛を受けるアザラシ。どちらも必死なんです。だからこそ笑えるし、だからこそ応援したくなるんです。 でも、どちらか一方に歩み寄れというのも無理な話なのでやっぱり切なくてもどかしくなります。 人間同士のラブコメディだったら、いやいやいい加減信じてやれよってアザラシに言いたくなるし、シロクマ怖がられてるんだよちょっと考えろよって言いたくなっちゃう気がします。動物だからこそどちらの気持ちもわかって狂おしくなっちゃう!! 人間同士なら食うか食われるかなんてわかりやすい生と死はなかなか起こらないけれど、信じる裏切られるの怖さは常に付き纏います。 信じてもらうための手っ取り早い魔法なんて結局なくて、怖がられてもシロクマみたいに「君が好きだ、大切だ」と言葉を尽くすのが一番の近道なのかもしれません。 同じ動物でも、同じ人間でも、わたしとあなたは違うから。信じてもらうことを諦めちゃいけないし、受け入れてもらえるのが当たり前だと思っちゃいけない。 シロクマみたいに真摯に愛を伝えないといけないですね。

美術室のモンスターず

創作が好きな女の子と、創作物が好きなモンスターが出会った。

美術室のモンスターず
名無し
1年以上前

可愛らしい新連載だなと思いました。 美術室にひとり籠って創作に没頭する美術部部長のつぐみは、ある日突然生徒たちの作品がなくなっていることに気づき、速攻犯人が判明するのですが…正体がモンスターでした!! そのモンスター、人を襲ったりなんて気は一切なく、人間界の美術作品を「キラキラした財宝」として手に入れたい!という一心なんです。可愛らしくて健全。 そしてそのまま「そんなに欲しいなら、作ってみればいいじゃない」なんて素敵な展開!!最初は折り紙から。可愛らしい!

バ令和ボーイズ

まったく違和感ない

バ令和ボーイズ
名無し
1年以上前

40周年企画で2話だけヤンマガに復活。いやーまったく違和感なく読めたな。ヤンマガには、やはり工業哀歌バレーボーイズのような漫画が必要だ。谷口が過去の青(性)春時代にタイムスリップ?という設定があって「令和」の時代を一応意識してるっぽい。下ネタに関してはかなり遠慮した演出になってると感じた。その後の未来より、初期のノリを楽しく描いてくれるのは有り難い。虎子の顔を見るだけで、ただただ懐かしかった。良くも悪くも変わらないあの時代を感じることができた。

おじさんの塀

ほんとこういうのに弱いから… #読切応援

おじさんの塀
nyae
nyae
12ヶ月前

ビームの別冊付録の読切みんな面白かったけど、個人的にはこの「おじさんの塀」がダントツでした。 おじさんの家に入って玄関の床のタイルが綺麗だという描写から、お風呂を見せるところでもう「これは…ッ!!」となった。そこからおじさんの人となりが明らかになり、そしておじさんに字を教えてあげようとするゆう太のながれ、胸打たれます。絵もストーリーも完璧で言うことなし。

闇の鶯

山姥とコンピュータ対決

闇の鶯
hysysk
hysysk
1年以上前

幻想的な短編集。表題にもなっている『闇の鶯』は作者が「パソコンに疎かったからあまりうまくいかなかった」的な反省を述べているけど、面白かった。まず妖怪みたいな存在が現代的な技術を身に付けているのが珍しい。民話などで妖怪とされているのは実は人間で、生活習慣やコミュニティが異なる他者をそう呼んでいただけではないか?という説を思い出す。 神話や宗教、呪術に支配されていた時代があったように、現代は科学技術に支配されている。仕組みを理解していないものにとって、技術も一種の呪術のようなものだし、人間が使っているようで、実は技術に使われているケースも往々にしてある。 一度全てをフラットに並べてみて、何が自分にとってこの世界に生きている実感をもたらしてくれるのかは考えてみても良いだろう。科学的な事実であれ、論理的な正しさであれ、それらと幸福は直結しないのだから。 『涸れ川』も面白かった。説教めいた要素もなく、ただただ迷い込んだ異世界のルールを読み解く感じが良い。

旅マン

リアルタイムで読んでた

旅マン
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

謎の組織によってマスク改造を受け、記憶を消されてしまった男・旅マンが以下の条件を守りつつ旅をしていく ・週1で旅 ・新幹線などの高速移動は禁止(途中で解除されたけど) ・日帰り ・目的を果たす ・組織の詮索はしない おまけに前回より遠くに行くというルールがあるため、最初は大手町だが、途中から川越/熱海/松本、最終的には神戸まで行く事になる。 徐々に旅マンの謎がとけていく本編もいいけど、マイナーな観光情報や旅のひとくちメモもおすすめです。

ヨリシロトランク

鬼頭莫宏原作、世界の法則を「改変」する新連載

ヨリシロトランク
名無し
1年以上前

娘をストーカーに殺された男の前に突如(あまりにも突如)現れた“改変者”と名乗る少女の手によって、「殺人者を殺せば、被害者が生き返る」世界に改変された第1話。 そして男は娘を殺した犯人を追うことになるのですが…サスペンスなのかどうなのか。 https://comic-days.com/blog/entry/yorisirotrunk この対談のなかで “ある話の後から、この作品の狙いがなんとなくわかってくると思います。” という鬼頭先生のコメント…気になりすぎる。

ぽんこつ手芸部

ぽんこつと言いつつちゃんと部活してる手芸部の日常

ぽんこつ手芸部
名無し
1年以上前

あまり見かけない手芸部の漫画です。部長のワタコちゃんが手芸よりスポーツが得意という設定なので、手芸が苦手な人が読んでも共感できる話になってます。完成品の出来はとやかく何かを作るって楽しいですよね。私も不器用なのですが読んでいたら縫い物をしたくなってきました。ミシンは登場せず手縫いオンリーです。でも編み物に関しては得意な方が読んだらより楽しいと思います。宇仁田ゆみ先生は手芸がお好きなんだなぁと思ってたら服飾系の学校を卒業されていたんですね。先生の作品を見てみたいです。

神域のシャラソウジュ~少年平家物語~【電子特別版】

ファンタジーの名手が描く新・平家物語

神域のシャラソウジュ~少年平家物語~【電子特別版】
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

『イーフィの植物図鑑』の奈々巻かなこさんの最新作。平安時代末期を舞台に、ファンタジー要素を盛り込んで描かれる作品です。 NHK大河ドラマの『平清盛』では当時女子高生だった二階堂ふみさんが演じた平徳子、そして本作のオリジナル要素である平家に仕える神人(シンジン)の千珠丸を主人公に据えて、物語は展開されていきます。 神人とは人間には使えない神の如き力を使える者のことで、千珠丸は厳島大神から授かった平家の守り神とされていますが、読み進めると解ってくる神人の秘密と千珠丸の真実が見所の一つとなっています。 登場キャラクターとしては徳子の父親である清盛はもちろんですが、狂気を感じさせる後白河法皇がとても印象的です。史実としてもさまざまな逸話のある人物なので、今後も色々な意味で活躍しそうです。 一方で、徳子は真っ当な価値観を持って乱世を生きています。自分を守ってくれた千珠丸のことを私も守ってあげたい、と願う彼女はただ守られているだけのヒロインではありません。平家を背負って生きていくための強さと覚悟を幼い頃から感じさせてくれます。 なお私は魂の故郷が吉野山であることもあり、平家物語でも中心人物となる義経の描かれ方が気になるところです。徳子と義経が壇ノ浦の戦いの後に通じていたという俗説もあるらしく、この物語においては千珠丸との関係性とも合わせて動向が注目されます。 奈々巻さんは地元が屋島の古戦場があるところだそうで、思い入れたっぷりに描かれていることが見て取れます。現代でも身近に歴史の痕跡が多々残されており過去を想わせられるのが日本の面白いところですね。 歴史に興味がなくても楽しめると思いますが、改めて『平家物語』や歴史の教科書・参考書などと併読することでより楽しみを深められそうです。マンガでは『遮那王 義経』辺りと一緒に読むと面白いかもしれません。 ボニータ10月号の紙版と併せて買うことで描き下ろしの「平家物語ゆかりの地イラストマップ」をもらえる応募者全員サービスも行われていますので、普段は電子書籍派という方もお見逃しなく。

麦本三歩の好きなもの

食べるの大好き図書館司書のゆるゆるな日常

麦本三歩の好きなもの
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

『君の膵臓を食べたい』の住野よるさん×『ミッドナイトブルー』の須藤佑美さんという豪華なコラボレーション。Audible版では悠木碧さんが朗読を務めたことも話題となりました。 食べることと本が大好きで、図書館司書を務め、主人公の三歩に私は共感しきりでした。特に以下の二点。 子供の頃から図書館が大好きで通い詰めており、図書館の独特な匂いが好きで、散らばった本を元に戻す作業をするだけで幸せになれるところ。 また、ブル○ンのお菓子をこよなく愛して高らかに愛を謳うところ(アル○ォート、ホワイト○リータ、チョコ○エール、ルマ○ドetc... 素晴らしい逸品ばかりですが、バーム○ールは私の中でもとりわけ神です。バーム○ールがなる樹があったら全力で手に入れて栽培したい)。 そんな彼女が過ごす、何の変哲もない日常がゆるりと心の中に入ってきます。 前から行きたかったラーメン屋で大盛りを頼んで、その後に鯛焼きも食べて、微睡んでいたらいつの間にか夕方になっていて朝になったかと焦って、夕飯もガッツリ食べた後にお菓子にも手を伸ばす。そんな怠惰な等身大の休日の様子に心が解れます。 かと思えば、突然シリアスなテーマに切り込むシーンもあり、ただゆるいだけではなく。 職場の先輩たちもそれぞれに魅力的で、私は優しい先輩も怖い先輩も好きです。 こんな時代だからこそ、三歩の日常からもたらされる安堵感により価値を感じます。

ふたりはだいたいこんなかんじ

穏やかにラブラブな歳の差大人百合

ふたりはだいたいこんなかんじ
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

『ささめきこと』、『34歳無職さん』のいけだたかしさんの最新作で、年の差10歳のルームシェア社会人百合です。32歳脚本家の佐久間エリーと、22歳駆け出し声優の犬塚わこの日常が描かれます。 1話6ページの掌編が連なる形で、コメディ色とシリアス色が良い具合に溶け合っており充足感を得られます。長所も短所も描かれた等身大の二人に、読み進めるごとに愛着が湧いてきます。 心温まる出来事があれば、仕事での多大なストレスに呪詛を吐く時もあり。日常のさまざまな細部やイベントが描写される中で、さらりと深い相思相愛である様子が見られたり、二人の関係性が構築されるにいたる過去が少しずつ垣間見えていったりする構成も絶妙。 エリーが初めてわこに出逢った時、わこに惚れたであろう瞬間の描写が個人的に大好きです。そして、互いにクリエイティブな仕事だからこそできる絡みもまた良いものです。 脇役たちもとても良い味を出しており、この安定感は流石ベテランのいけださん。彼女たちの自然体の同居生活を穏やかに眺め続けたいです。

もっとみる