実録あだち充物語

兄の存在感が強すぎる

実録あだち充物語
名無し
1年以上前

あだち充先生の初期の絵柄が今と全然違ったのがびっくりです。それは当時の流行とかを取り入れて反映していたからと書いてあり、巨匠作家にもいわゆる下積み(というのか?)時代があったんだな、と。 あだち充物語と謳っていながらお兄さんの存在感の強さ半端じゃないですよ。もはや主役。実際にこの人無しでは今のあだち充は生まれてないんでしょう。きっと。

ジョナサン

素直に面白かったギャグ読切

ジョナサン
名無し
1年以上前

淡々と進んでく童貞思考の冒険者と誘惑してくるお姉さんのやりとりが面白い読切ギャグ漫画。 ギャグびらきの中の一つ。 クールぶっているがただのコミュ障で、ただの童貞だけどそれでもこの男は強い。 簡単に誘惑されて釣られちゃうけど、ヘタレすぎて逆に上手になびけないから勝手に硬派に映るし、お姉さんも凡ミスが過ぎてオチがよかった。

星屑ニーナ

花丸の漫画

星屑ニーナ
ぱにゃにゃんだー
1年以上前

特にいうべきことがない漫画ってたまにあるんですが、星屑ニーナがそれでした。つべこべいう必要もなくただ単純に面白かった。面白い以外の感想がない。きっとあるんだろうけど、言葉にすると「こんな程度では表しきれていない」と自分から取り下げてしまう。だから言葉にならない、みたいな。あえて何かしらの評価を下すなら、花丸。 あらすじも作品をよく掴んでいます。だから、気になったら読めばいいし、気にならなくても読むといいと思います。 追記 もしものときのために、単三電池は買いだめしておくように!

おしりのふた

おもしろスキルに全振りした人

おしりのふた
野愛
野愛
1年以上前

死ぬほど下品でバカバカしくて面白いです。 全話通して一切ブレずに下品で清々しいです。 痔になったとか尻や股や体毛やオナラの話を終始してます。自分の旦那がトイレのタオルで尻を拭く話とかしてます。 作り話とか読者の話ならまだしも、ずっと自分の恥ずかしいお話をしているのでもはや感動すら覚えます。 この人はおもしろの悪魔に魂を売ってしまったんだなあと思いました。 紹介される旦那さんのエピソードがマジキチの激ヤバだったので、今でも結婚生活が続いているか気になって調べてみようと思ったんですが…桐島いつみ先生の現在の動向がわからず…。 HPも動いていないしツイッターも2011年くらいで止まってる…! こんなに面白い方なので新しい漫画を読みたいのですがどうしておられるのでしょう。 とりあえず過去作をどんどん読んでいきたいと思います。

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版

『ジョジョ』の基本思想が詰まった始まりの部

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版
TKD@マンガの虫
TKD@マンガの虫
1年以上前

大ヒット漫画『ジョジョ』の 記念すべき開幕を告げる部 ではありますが、 ファンの人でもわざわざ読み返すことは あまりないのではないでしょうか? 私の周りでも「1部が一番好き!」 という人は1人もいません。 確かにその後の部に比べて バトルも地味なものが多く 現代から見ると時代を感じるキャラクターが多いので若い人たちが見ると 物足りなさを感じてしまうのは 仕方ないことだと思います。 しかし、今回久々に読み返して 私はビックリしました! 第1部にはこの後30年近く貫かれ続ける 「ジョジョの基本思想」が 詰まっていたのですッ! それは3巻で語られる ツェペリさんの3つの教えです! ①相手の立場に身を置く思考。 ②「勇気」とは怖さを知ること  「恐怖」我がものとすること。 ③「成長」には犠牲が付き物  「犠牲」成長につなげられる人間こそ   美しい人間である。 おそらく『ジョジョ』はこの3箇条をもとに 作られているのでしょう。 相手の立場に身を置くことで、 敵キャラの造形を 細かく描写することができる。 そして、「恐怖」を我がものとする。 つまり、克服しようとするからこそ 「ホラー映画」に影響を受けた シーンづくりをする。 そして、ジョジョたちが犠牲を成長に つなげていくからこそこの漫画は 「王道」なのだと思います。 これらの基本思想があり、 そして、ジョナサンの正義漢としての描写も 少し過剰ではありますが、 キチンと入っています。 このジョナサンの過剰なまでの 「いい子」「正義漢」描写があったから 後のジョジョはどんなに不良でも ジョナサンの子孫だからという 土台の安定感から ヒーローとして自然に 読者に迎え入れられる のではないでしょうか? そんな感じで、あの『ジョジョ』の 始まりの部がただの旧時代の 漫画の訳がありません。 一回読んだだけで その後読み返してないという人は 是非一度読み返してみてください! 自分の好きな 『ジョジョ』のエッセンスが 生まれた瞬間を 何個も発見できると思います!

チェンソーマン

続きが気になる第一話

チェンソーマン
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
1年以上前

個人的には、『呪術廻戦』以来の期待できるジャンプの新連載。 親の借金を肩代わりさせられた主人公が、仲良くなったチェンソーの悪魔と借金返済のためヤクザの雇われデビルハンターとしてどうにか頑張るが、ある悪魔に追い詰められてしまい・・。 『ファイアパンチ』の作者だけあってやはり雰囲気がとても渋めだが、ジャンプっぽくポップ目に仕上がっている。 画面の暗さかな?暴力描写なども映画的というか、ノワールっぽくていい。 『ファイアパンチ』然り、タイトルがすごくシンプルかつどこかレトロさを感じさせるようなダサいようなかっこいいような感じで良い。 第一話ラストでは、まさにタイトル通りの状態に。 チェンソーの悪魔なんて聞いたことないし、オリジナリティすごいなと思ったけど、なるほど、先にこっちの変身ビジュアルあってのそれかーとも思える。ダサカッコイイ。 貧乏と悲しみと業を背負った少年が主人公というのはやはり良い。 状況的には『NARUTO』と似ているのかもしれない。 そう考えるとここから骨太なストーリーが展開されることが予想されるのでとても楽しみだ。 なにより、彼は第一話でさっそく居場所を与えられた?というスピード展開。 これから少しずつそこに「居る」ことを許されていくのだろう、と思うとワクワクする。 どちらでもない何か、どこにも属せない、人間ではない何かに変質してしまう哀しみ、というのはドラマがあっていい。 『寄生獣』もそうだ。 ということは、まさにバディものでもあるんだろう。 淡々と冷めてるようでいて実は芯が熱い、貧乏だが夢を持った主人公というのが一話だけでも読み取れるので、とても親切だ。 「人間が食べられる(殺される)脅威がある世界観」という作品はかなり魅力的な作品が多いが、この作品はそれが悪魔だ。 しかも、悪魔のデザインの自由度が限りなく高いので嬉しい。 全体の雰囲気的にはジャンプSQの方が合ってそうな気もするけど、作者の前作の評価や軸の強さを考えると編集部も長く続けさせてくれてりするんじゃないかなーと。

地下街のゆめ

懐かしい匂いに誘われたい

地下街のゆめ
名無し
1年以上前

かつて地上にあった商店街がビル建設によって地下に移動してどこか懐かしい雰囲気をもった迷路のようになった地下街の話。 おじいさんが孫二人連れて映画帰りに寄ったのはウィンナコーヒーが名物の地下街にある喫茶店。 トイレに行こうとした孫は迷ってしまい、同じく迷ったおじさんと会い一緒に地下街を彷徨うが・・。 具体的に時代は分からないけど、昭和後期から令和のどこかなのかな、そこから昭和初期、中期あたりを振り返って、全体を通してずっと懐かしい匂いが充満していてキラキラと輝いている様子がきれいでステキでした。

キッテデカ

まさにタイトル通りの内容

キッテデカ
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

筋金入りの切手マニアの刑事が切手ネタを元に犯人を追い詰めていく漫画で、雰囲気は「喰いタン」に近い感じ。1話完結で疲れている時や寝る前とか読むと気分なりそうな感じ面白さでよかった。 個人的には原案の高橋遠州というのはテツぼんでの「鉄道」にも詳しいし今回の切手にも詳しいので何者なのか余計気になった。

至福の暴対レシピ

これで完結なのか...

至福の暴対レシピ
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

西条真二の「料理バイオレンスマンガ」というので期待して買ったが、ちょっと予想と違った。個人的には料理を使ったバイオレンスであって欲しかったが、普通のバイオレンスが多めだったのが残念。途中で物語中の経過年数が飛んだりしてどうなってたんだっけと思ってたら完結してた。 西条真二の描く料理はいつもと同じようにうまそうだった。

サバゲっぱなし

みんな楽しそうだなぁ!良い趣味マンガだ!

サバゲっぱなし
なかやま
なかやま
1年以上前

私もこの作品からサバゲが趣味になりました。 まぁとにかく、登場人物全員それぞれの思いを持ってサバゲを楽しんでいるのが伝わってきます。 ネガティブな要素が殆ど無い! それに加えて作者さんの見開きの表現力 見開きはモブキャラにも血が通っていて、ひとりひとりが意思を持って動いています。 また、この作品の特筆するべきところが、もう一つ リアルサバゲとの連携 Twitter上で「♯サバゲっぱなし参加」のタグを付けて自分のサバゲ写真をツィートすると、なんとマンガに出演できてしまうかもしれない!? https://twitter.com/lunaticmonster/status/1281923502845464577 サバゲーマーは多かれ少なかれ自分の装備に何らかのこだわりを持っていて、やっぱりそれは自慢したいのです きっと採用された人は本当に嬉しいでしょう そういう意味では、みんな=登場人物・作者・読者 が楽しいという作品と考えています。 ただサバゲは沼な趣味なのでオススメはしないです・・・(楽しいよ)

史記列伝

歴史の表舞台には登場しない人物列伝

史記列伝
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

横山光輝の同じ史記とは違い、刺客/侠客/官吏などに焦点を当てた短編集 あらすじの名前が間違っているけど、第一話の豫譲と第二話は聶政の刺客話が俺好みだった。聶政に関してはまあなんとなく理解はできるけど、豫譲に関しては色々考えてしまう部分が多い。豫譲の意志も目的も理解できるかが間違った方向への努力ではないかなと思ってたら韓非子も同じような意見だったようなので安心した。後半の官吏のパターンがおなじような感じだったのでいまいち区別が付いていない。 刺客列伝として出さなかったのは曹沬/専諸/荊軻は「史記」の方で取り上げているからこっちには登場しなかったのかな あと単行本版だと1冊だった覚えがあるけど電子書籍だと上下巻になってるんだな

と、ある日のすごくふしぎ

これぞ宮崎夏次系入門書かもしれない

と、ある日のすごくふしぎ
nyae
nyae
1年以上前

もしかすると、最新コミックスでありながら宮崎夏次系入門として最適なのでは?と思いました。とくに「シュール」とか「不思議系」という印象を強く持っている人には本書から読んでみてほしい。ずっと笑っていられるから。最初から最後までずっと、声出して笑えます。 最後から2番目の「と、ある日の“パ“」は正直アウトかもしれない前代未聞の回となってます。何かあっても擁護できないほど攻めてます。 それは冗談として、もれなく全話最高と言えるショートSF短編集です。 あとおまけで作者のエッセイ(のような)短編も収録されています。珍しいですよね。

あの子がデリバリーシンデレラになるまで NON短編集

まさに原点

あの子がデリバリーシンデレラになるまで NON短編集
名無し
1年以上前

デリバリーシンデレラ連載前のプロトタイプ的な読み切りが2作品と、連載終了後の2017年にグランドジャンプむちゃに掲載された『デリバリーシンデレラRepeat』、他短編3作品が収録されてました。ほとんどが初期の作品なので今は超美麗なタッチを描かれるNON先生にもこんな時代があったんだな〜としみじみ思いました。ご本人が「なんなら裸見せるより恥ずかしい…」とコメントされてるのであまり多くは語れませんが。デリバリーシンデレラ以外だと『ボクの天使ちゃん』という読み切りがくだらなくてエロくて面白かったです。

いじめのケジメ

誰の何の為のケジメの殺人なのか?

いじめのケジメ
名無し
1年以上前

クラスメイトから悪質ないじめを受けていた男子生徒がいた。卒業後に自分がどんな酷い目に遭わされてきたかを克明に書いた日記帳をいじめに気づいてくれなかった担任に送りつけて行方不明になる。それから数年後、出席番号の後ろから順番にクラスメイト達が男子生徒をいじめた方法を倍返しする形で殺され始める。事件が起きたことへの責任を感じた担任は教職を辞めて独自に犯人を追い始めた。今のところ2巻までしか出ていないので謎が多い。殺されていくクラスメイトの中には順番になっても殺されなかった女性がいる、彼女自身も行方不明になり次の犯行現場で目撃された、担任しか持っていないはずの日記のコピーを手に入れた記者がいる、犯人として報道された男子生徒の両親が自宅に火をつけて自殺した…など、読めば読むほど誰の何の為のケジメの殺人なのか分からなくなる。驚くような展開がこれから続きそう。

カツシン~さみしがりやの天才~

とにかくカツシン話はやたらと面白い!

カツシン~さみしがりやの天才~
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~』を始めとした吉本浩二ノンフィクション作品であり、他の作品郡と同様、関係者の証言を元に構成された漫画。座頭市の誕生エピソードに始まり、バルテュス、篠山紀信との交流、原田美枝子、渡辺謙、松田優作などの俳優としての顔、そして中村玉緒とその家族がそれぞれの勝新太郎の思い出を語る。 カツシンの大ファンである吉本浩二氏の昭和タッチな絵柄が、勝新太郎の世界では見事にマッチしています。カツシンが好きだからこそあの作風になったのではないかとすら思えますね。あまり知られていない勝新太郎の「さみしがりや」な部分は、この漫画でしか味わえない貴重な一面ではないでしょうか。寝ても覚めても映画と芝居が大好きで、作品創りに凝りすぎたあまり制作費を膨大に使ってしまい、会社を倒産させて多額の負債を作ってしまうあたりは手塚治虫と似た所があります(苦笑)。撮影事故、大麻パンツ事件なども僅かですが触れられています。この作品だけでは語りきれないほどのエピソードがあると思いますが、晩年までの出来事が全2巻でまとまっているので読みやすい長さかと。映画好きの方にもおすすめです。

だるま心療譚

ご年配の方にもオススメできる漫画です

だるま心療譚
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

Y氏の隣人以降に発表されたY氏フォーマットをそのまま受け継いでる漫画です。今作では謎の鍼灸師・だるま氏が、謎のアイテムを使って患者に治療を施し、その後の経過を見るという流れになります。 謎アイテムの出どころは不明で、もはや詳しい説明すらないのですが、訓練された吉田ひろゆきファンにとってはさほど問題ではありません。笑 一つ発見があったのは、作中に星新一の「おのぞみの結末」という本が小道具で出てきたところ。吉田ひろゆき作品には星新一のようなショートショートの影響や、アンチ・ユートピア的な要素が見られると改めて気付かされました。 「だるま心療譚」7篇の短編は、吉田ひろゆき作品としてはめずらしくバッドエンドの話が無いので悩みが解決してスッキリした気分になれます。 普段あまり漫画を読まないようなご年配の方にもオススメしやすい作品なんですよ、コレ。実際に以前わたしが整骨院に通っていた頃、ご年配の方にこの漫画を貸したことがありましたが、たいそう気に入ってくれていました。

光の箱

魂の逃げ場所はどこですか??

光の箱
まさお
まさお
1年以上前

わけわからん!キッツイわーが一話目を読んだ後の感想で、読み進めて行くと気がついたら光の箱の虜になってる。明るいはずなのに仄暗く、不思議な魅力に溢れた光の箱は何だか不思議な中毒性がある笑。 みんなそれぞれの「光の箱」を持って生きてるんだろなって。自分は何だろ?マン喫かな?笑

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