まあ、めちゃくちゃいいので読んでくださいな
捕食者×非常食ラブコメ
大蛇の先生のために非常食を名乗り出た、蛇好き女子高生・つくしちゃんのラブコメなんだけど、それならもっと日常的にペロペロするんじゃないん…??けっこう焦らすよね!!道徳的に非道徳してる感じでしょうか。よく分からない 2巻にかけて、表紙とタイトルだけでは想像もつかない展開が。そういうキャラも出てくるか!そして更に、うわー!マジか!!ドキドキ となること必至。
めちゃめちゃ面白いやんけ
読んだ後に関西弁になってしまうぐらいには面白いし読みやすいです! JK転生で空手の王者に登り詰めるのかと思ったら廃れた道場を立て直しにかかるところが面白いですね。 そして、キュウべえみたいな猫が何かを企んでいるファンタジー要素もいい ギャグもストーリーも専門知識も全部バランスよくて一巻の時点で感動してます
ノーベル賞の季節が来たので全部読んだ
今年もノーベル賞発表の季節がやってきたので、ここぞとばかりに積ん読していた『木曜日のリカ』を読みました。 松森正先生の作品は初めて読んだのですが、白黒メリハリがはっきりした絵が魅力的で、精緻な描き込みも本当にすごかったです。 最近『マッチョテイスト』を読んだばっかりだったので「世界でただひとりノーベル殺人賞をもらった女・リカ」があまりに普通の女すぎてビックリしてしまいました(笑) 小池一夫先生の作品はこれで2作目なんですけど、作品をどう受け止めればいいのかちょっと悩んでしまいましたね。シリアスな作品だと思って読めばいいのか、シリアスな笑いを描いていると思って読めば良いのか…。 個人的にはギャグとしてめっちゃ面白かったです!
いつも一人で食べてるのが好感度高い
中華街のバイキングも一人で行ってた。 あと、庶民的なご飯が多いのもいい。
家族について考えさせられる
この作品を知ったきっかけは、劇作家の鴻上尚史さんの連載エッセイ「ドン・キホーテのピアス」で取り上げられていたからでした。 興味を持って書店で購入して、読み終えて溜め息が出ました。 この作品の「ママ」のような人物は、多分世の中に沢山いると思います(何にはまるかは、人それぞれですが)。 現代社会において、何かに依存しないで生きていくことは恐らく無理なのだろうと思います(比較的依存の薄いと思う自分も、恐らく何かに頼っていることでしょう)。 その依存を矯正するためには、大袈裟ではなく自分の人生を投げ出さなければならないでしょうし、それを出来る人間に出会うことは恐らく人生において物凄く低い確率なのだろうと思います。そして、それは家族であっても不可能だろうし、そのために人生を投げ出すことを強いることも出来ないだろうと。 自分が悪くなくても苦しめられるのが家族であるとしたら、そんな場所からは離れて欲しい。単身者はそんな風に願ってやみません。
明治時代の華麗なるデパート物語
衰退する日本橋の呉服店が、デパートへと華麗に生まれ変わる姿を描いた作品。 海外のデパートと見てきた若旦那が、古い体質の呉服店を改革する様は痛快で、女性の地位向上なども併せて社会派作品としても読み応え抜群。
エグッてくる母娘の確執
痛烈な読切。 帝王切開で産んだ恩を娘に着せて自分が出来なかったこと、憧れを投影し、娘にやらせようとコントロールしようとする毒母の気持ち悪さが際立っていて、娘は母が望む方向には行かないように緩やかに抵抗しているように見えました。 時は経ち、大人になった娘は死にゆく母と対峙し…。 教育や子育てって洗脳や呪いと変わらないので、親になる人は子供を決して自分の身代わりや所有物として扱わないでほしいなと、これを読んで切実に思いました。 別個の人格をもっと人間として接しないと、やがて衰え、力関係が逆転したときに悲劇が起きます。 何をしたところで恨みは消えないようにも思えましたが、救われないのでもう何もないと思いたかった、思いこもうとしているといった部分もあるのかもしれませんね。 『すみれの花咲くガールズ』の朱良観(あけら かん)先生の別名義。 これは改名なんでしょうか。
信楽焼作家女子と英国お嬢の師弟愛(或いは作家を生かすたった一つの言葉)
日本で最も有名な焼物の一つ、信楽焼の作家である女子と、信楽焼を学びに来たイギリス女子を描いた本作。陶芸愛と、師弟愛に心温まる物語です。 若くして高度な作陶技術を持ち、亡き祖父に代わり工房を切り盛りする作家女子。そこに弟子入り志願したイギリス女子はかなりの資産家でありながら、陶芸への愛が深く、鋭い審美眼を持つ才女。最初は本気度を測りかねた作家でしたが、すぐにその熱意を知り、彼女の師匠になります。 しかし、問題は師匠の方にありました。様々な要因が重なり、作家としての自信を無くしてしまう彼女の力ない目と迷いは、周囲も読者もモヤッとさせます。 そんな師匠に、弟子が告げた一言…… どんな美辞麗句よりも、作家を勇気づけるその言葉。好きな物作りを、他人が肯定してくれることで得られる、作家としての自信。 芸術家・クリエイター(例えば漫画家やイラストレーター、デザイナーや文筆家なんかも含めて)に仕事を発注する人は、この弟子の言葉を知り、伝えることが大切だと思います。 納期を守るとか正確さとか、そんなことばかり褒めていませんか?それではクリエイターは消耗します。「自分じゃなくてもいいじゃないか」と。 クリエイターをやる気にさせるのは、たったの一言……彼らが創るものへの、敬意と愛と同調を込めた短いセンテンスを、この作品から見つけてみて下さい。
もっと早く教えてほしかった百合好きコメディ…!
全然存じ上げなかったんですけどこちらの作品はTwitter発でバズりまくってたんですね。 https://twitter.com/asa_gao45/status/1090825080307777536?s=20 アマゾンで見かけて「ほーん、百合好きくんと百合好き好きくん的なやつか?」と思って買って読んでみたら想像以上にキレの良い百合好き男子高校生コメディで最高でした…! 読み終わってから評価2件しかついてないの嘘だろ…!? ってビビリました。 物語はヤンキーの杉川がオタクの須原に絡んだところ、まさかの推し百合絵師だったと判明し力関係が崩壊するところから始まります。そりゃクラスメイトが神絵師だったらもう拝むしかないじゃない…! 杉川は元々ヤンキーとして振る舞っていただけに最初は須原とその友人・吉田とちょっとギクシャクするのですが、途中から開き直ってただの百合好きとして仲良くなっていくところがホント好きです。高校生っぽい…! 絵師・須原のことを「先生」って呼んじゃうところとか、百合作品の良さを噛みしめるときに顔覆っちゃって語彙力フニャフニャになっちゃうとことか。ヤンキーのくせに中身完全にオタクな杉川がものすごく可愛い!! 良い百合小説を書くのにPixivアカウントを持っていないという吉田に杉川がバチギレするとこが最高でした。その気持ち痛いほどわかる。 スーパーヒロインボーイ、神絵師JKとOL腐女子が好きな人には特にオススメです…! 【追記】 あさがお先生について調べたら、『ジンガイさんとニンゲンくん』の人じゃないですかやだ〜〜!! いつも読んでます大好きです…! https://twic.jp/books/kLYh6kczFQoVZskEd8Qq/1 (↓自分の好きなアニメについてツイートしたら推し絵師が二次創作絵を描いてくれたの図。お金払いたいのわかりすぎる)
これからも描いてほしい!
久しぶりのうすた京介先生の新作読切! 『パラレルワールドくん』 ジャンプSQ11月号 イケメン主人公が学校の玄関のガラス扉ぶち破って入るとそこは知ってる人たちとは微妙に違ってキモくなってる世界で・・。 読切作品らしく構成がかなりしっかりしていてギャグ部分はもちろんたくさんあるんですが、ストーリー的な裏切りもあったり完成度の高さが伺えました。 うすた先生のノリが健在で、そうだ、これがほしかったんだよな!という感じ! でもいつものキャラ重視な雰囲気より設定が強めに思えました。 もちろんキャラも強烈でしたが! 描くのに半年かかったとコメントを書いてて、やっぱり一本読切描くのも大変なんだなと思いました。
絶望と復讐と絶頂と!
めっっちゃ面白かったです!! いじめられていた女の子がドラゴンヘッドのノブオのように全身に模様を描き、何をするのかと思ったら・・。 ページめくる度に驚きがあるのはもちろん、気味の悪いデザインも最高だし、表情のインパクト凄いし、痛快な展開でした!! 本当にデビュー作なの?ってくらい好き。他の作品も読みたくなってくる!
声優・吉野裕行原作の読み切り漫画!
新刊ページ見てたら吉野裕行という名前が目に飛び込んできて二度見したら、どうやら同姓同名の漫画家さんではなく、自分が知っている方の声優さんだとわかり購入ました! 読んでみるとかなり予想外の内容でありきたりな内容じゃないという点ではかなり面白かったです。 率直な自分の感想はというと主人公の男がウザくてホントマジ無理です笑 よくユキちゃん1年も付き合ったな…。 あとがきによると「人はすれ違う生き物」ということを書きたかったそうで、その言葉どおり完璧にすれ違って破局するお話でした。 なので一般的な少女漫画のように危機を乗り越え仲直りできてよかったねという展開を想像していると、読み終わって「は!??」ってなるのも当然ですね。 「どちらかだけに非があるとは思えずどちらかだけを攻めることなどできないのでは…」という吉野さんの言葉どおり、ユキちゃんはもっと早く主人公に「何でも私に合わせてくるのホント無理なんだけど」と伝えるべきだったなと思います。「言葉にしなくても私の気持ちをわかってほしい」というのは子供っぽい甘ったれた考えで、ここは確かにユキちゃんの非ですね。 最後に秋田まで飛行機で追いかけていった主人公には驚いてしまいました。自分の主人公に対する好感度が低すぎるため、この行動には「うわー…」となってしまったのですが、これってこのあと2人で話し合って仲直りしてハッピーエンドになることを示唆してるんでしょうか? 他の人の感想が気になります!
和山やま先生の学生時代の作品
※ネタバレを含むクチコミです。
印刷会社を通し印刷物のことがよくわかる #1巻応援
普段何気なく眺めているチラシやポスターですが、当たり前ですが人の手によって加工され印刷されているんですよね。 あと、本なんて印刷物の塊ですよね。 そういうことの細かい作業や苦労が本作によって知れます。 身近な印刷物にもつい目がいってしまうほど、色味とかつくり方とかの説明をわかりやすく面白く伝えてくれます。 また、主人公が元ヤンという設定も良いです。 というのも、元ヤン=アツイ思いがありやるときは突き抜けてやる、イメージがあるのですが、本作も同じです。 大好きな漫画に影響されて入った会社なだけに、その理想と現実にギャップを感じながらも、一生懸命向き合う姿は勇気と元気をもらえますね。 誰もが何かしら思いがあって、その仕事についているわけですから。 クセのある同僚(主人公も元ヤンで大分クセありますが…)との、連携などもアツイです。 印刷物や印刷会社のことがわかりながらも、お仕事漫画特有の面白さもある漫画です。 人間関係の広がりも含めて2巻がどうなるか楽しみです。
和樹を見守りたい
『海街diary』は、読んでないのだが・・・。 この物語だけでも、当然ながら成立してます。 主人公の和樹は、複雑な家庭に育ったのに、素直に成長しているように感じる。反面教師なのかな? 温泉街に住んでいる人々の何でも共有できている良さもあるけど、その閉塞感も辛い。 この街で、生活していくこと、仕事、人間関係、自分の立ち位置、色んな事に気を使いながら成長していく和樹を見守りたい。
完全版は紙で買って、こっちを電子書籍のバックアップとして買う
風景がたまらなく愛おしい。体験したことがないはずなのに、何となくこんな日があったような気持ちになる。僕らが歴史的な風俗画を眺めて昔の人ってこうだったんだなぁとしみじみ思うように、200年後の人が読んでも面白いんじゃないだろうか。
良質なサメパニックマンガ #1巻応援
サメ映画は好きで結構見るんですがマンガだと『バスタブに乗った兄弟』くらいしか知らないな…と思って手に取りました。シャークパニック。何が起こるか全部わかるいい副題ですね。 気になる本作のサメはオーソドックスな巨大ザメ。地元の漁師と戦いを繰り広げた伝説を持っていて、主人公たちの中型ボートと同サイズくらい。デカすぎもせず小さくもない、リアルなデカさが怖いタイプのサメです。 パーティ7人も地元でくすぶっている主人公、気立ての良い親友、ちょっといい雰囲気の女の子、東京にかぶれたいけ好かないヤツなどバランスよし。誰から食われていくか読めないのがいいサメコンテンツだと思っているのですが、本作でもテンポよく犠牲者が積み上がっていきます。 1巻のヒキもまさに見たかったものを提供いただけてお腹いっぱい。とにかくサメに期待していることは大体味わえると言っていいでしょう。安心して読んでほしいです。 王道をいくサメパニックマンガ、満足感がありました。
家を買うのも、生活だ
仕事して生活費を稼ぎ、食事を作り(もしくは買い)食べる、そして寝る。 そんな人間として当然の営みの中のひとつに「家を買う」もあるような気がしました。 主人公の沼越ちゃんが自分の理想の住まいを探す漫画なのですが、見つけたら終わりじゃないんですね。その後、その家での暮らしもじっくり描かれる。生活を描いてる。読んでよかったな…と思います。 家を買うなんてそんなこと自分の今後の人生で全く想定してなかったけど、選択肢に入れてもいいのかもしれない。
「学生島耕作 就活編」の感想まとめ
※ネタバレを含むクチコミです。
君が一番美味しいラブコメディー! #1巻応援
令和2年でイチオシしたくなるような、読めば絶対ニヤニヤしちゃう魅力を本作は持っている! 人間は恋愛対象外、蛇にしか恋愛感情を頂けないことを隠しながら生きてきた学園のアイドル的女子高生・財部つくしが、なぜか新任教師の加賀美肇に恋してしまうというラブコメディ。 ファーストコンタクトで人が恋に落ちる瞬間を読者が目撃してしまうのけれど、なぜ好きになってしまうのか……というのはもちろん読んでいけば分かる。異種間ラブコメと謳っていることから、色々と察して欲しい。 ただ一言、**ヒロインの嗅覚が凄すぎる……(笑)** 自分の感情を確かめるために、先生をグイグイ押していくヒロインの姿は可愛いし、自分の感情の理由を自覚してからはさらに推していくヒロインの可愛さは無限大。 フェチズム全開で頬ずりしようとするわ、嬉々として舐められようとするわ、タイトル通りで押しまくり。 駄目でも引かない、前進あるのみ! ファーストインプレッションでヒロインに抱いた優等生的なイメージが、読み進めていくうちに崩れていく。 **学園で被っていた仮面など、「好き」というエネルギーの前にはあっさりと剥がされてしまうのだ。** 舐めるという行為が、実は教師の加賀美に取っては大事な行為なのだけれど、JKを舐めるというあまりにも非日常的な光景(というか普通なら教育委員会案件)が、時にえっちな雰囲気があったり、邪魔できないような尊い雰囲気が漂っていたり。 先生はペロリスト(舐める人)として照れを持つ稀有な存在だし、つくしちゃんはペロラレリスト(舐められる人)として反応が完璧。 舐めたい人と舐められたい人で、需要と供給が見事に満たされている!WinWinの関係性なのが素晴らしい(!?) 舐めるという行為にこんなに魅了されるのは、かつてアフタヌーンで連載していた『謎の彼女X』以来と言っても過言ではない(これもヒロインのよだれを舐める良い漫画なんだ) **ヒロインが作った手料理よりも、ヒロイン自身が一番美味しいというから、先生も読者も困ってしまうんだよなあ!!!(笑顔)** まさにタイトルに書いた、「君が1番美味しいラブコメディー」が嘘ではないことが、読んでもらえれば絶対に分かる。 読み終わった頃には、すっかり胃袋を掴まれてしまっているはずだ。読者はつくしちゃんを舐められないので、熟読して胃袋を満たすしかない! **つくしちゃんが美味しく食べられる様(嫌らしい意味ではなく)を、ぜひ楽しんで欲しい。** また、めちゃくちゃ押しまくるつくしちゃんだけど、実は赤面シーンが多いのも大きな魅力。 赤面しているヒロインは人類の文化遺産なのだ。押して押して押しまくりながら赤面するつくしちゃんを、みんなで堪能しよう! **訳アリ高校教師✕訳アリ女子高生=ニヤニヤ必須のラブコメディ** 令和2年以降の人類史では上記方程式が成り立つということを、漫画好きの全ての人間に、ぜひ提唱させて頂きたい……! 電撃マオウ2020年6月号の表紙のつくしちゃんも最高に可愛いことを、最後に報告してこの文を終える。
これマジめっちゃ良かった…!
力強い絵から繰り出されるジワジワくる笑いの威力がすごい! これ始めはどこにいるのかざっくりとしかわからなくて(地方と島々が広がる風景だけが手がかり)、クライマックスで初めて地名がわかるんですよね。 「こんな辺鄙な村さ何しに来たのや」っていう言い方がうわメッチャ自分の地元っぽい〜〜と思いつつ読んでたらホントにそうで、地名を最高の威力でオチにしてあってマジあっぱれでした。 いぎなしすげぇ!! https://twitter.com/k_sato22/status/1311594213084024832?s=20
言葉と部活と恋愛と
男子高で3年間を過ごした田舎者にとって、恋愛のある高校生活というのは手に入れられなかったファンタシーなのですが、この作品はキラキラと眩しく美しく輝いています。 言葉に関する部活と恋愛という縛りのもとで紡がれた短編集ですが、書道部と演劇部のお話は特に好きです(高校の書道部というととめはね、マイナーな作品だとラブレターなんかも思い出されます)。 1話完結のオムニバスで、1冊だけの単行本ですが、紡がれる言葉の美しさと、過ぎ去ってしまった「青春」と呼ばれる日々を思い出させてくれます(自分の青春は決して美しいものではありませんでしたが)。
田村由美すご…
やっぱり主人公の更紗と同じ年齢くらいに読むのが一番どハマりすると思うけど、初めて読むのが大人になってからでも面白かったです。最初から最後まで田村由美のパワーに圧倒されました!!あれだけ壮大な物語だと終わらせ方も難しそうだけど最終回もよかった。その後に収録されてるBASARA外伝もすごかった。読者が気になってることすべて描ききってくれていて、もう何も言うことないなと思いました。外伝の最後で前世の更紗と朱里が登場して物語がループするような演出は感動した。もう完璧ですね。
あんまりあらすじをペラペラ話すのも野暮なのでこれだけ。 この顔が好きすぎてwwww