ヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話

タイトルで判断しないほうがいい

ヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話
六文銭
六文銭
1年以上前

ヤンデレ属性って、嫌いじゃないんですよ。 病的なまでの恋愛感情が、一周回って魅力的にすら感じるんです。 んで、本作のタイトル 「ヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話」 あーなるほど、ヤンデレ彼女から深夜でも連絡がとまらず、 眠れないって話ね。 なるほど、、、、、 いいじゃないの! と脳内シナリオを完成させて、読んでみました。 内容は、交通事故にあって亡くなった主人公が、彼女(ヤンデレ)の能力によって、クマのぬいぐるみに憑依させられたという話。 そう、彼女はヤンデレだけでなく「いたこ」でもあったのだ。 ・・・ちょっと何いっているかわからないかもしれませんが、自分も初見のときはびっくりしました。 あ、霊だから? 霊だから眠れないって、そういうこと?  みたいな。 ただ、全体的にヤンデレ要素はちゃんとあって、 クマのぬいぐるみであっても、主人公への狂愛はかわらず、結界をはって動けなくしたり、または生前の付き合いまで根堀葉掘りとチェックしていくなど進んでいきます。 全体的に、コメディタッチで明るい部類のヤンデレだと思います。 物理的といよりは、霊的?な話ので驚きましたが、まぁ、これはこれでアリかなと読みすすめていましたが、 最後の最後で、また、 え? ってなりました。 1巻完結なようで、これで終わりってマジか・・・となってます。 色々、想像の斜め上をいってくれる作品でした。

凸凹のワルツ

水原先生可愛すぎるが?

凸凹のワルツ
さいろく
さいろく
1年以上前

こんなに美人顔なのに普段気づかれないっていう設定には無理がありそうなもんだがそれだけ負のオーラと威圧感が半端ないのだという描写もいっぱいあるので納得しておくことにしよう。 読み進めていくとクラスメートたちの茶々が入りそうでハラハラ・イライラして、わかりやすく「邪魔すんな」という気持ちが芽生えまくる。それだけ水原先生と春海くんの邪魔をしてほしくない(かといってどこまで進んでほしいのかもわからないが…!)ので、大いに感情移入出来る作品だと思う。少なくとも私は感情移入していて、感情移入できる作品が好きな私はこの作品は好きである。

百年の祭り

1990年代後半に読んでいたらより楽しめそうだった

百年の祭り
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

宗教マンガの「祝福王」、代打マンガ「代打屋トーゴー」を描いたたかもちげんの政治マンガ。 児島が尊敬してやまないが政治家の倉塚が総裁まであと一歩と迫りながらも、政敵との争いに敗れ、志半ばで病に倒れこの世を去るあと責任を感じた児島が政界に殴り込みをかけていく話で、多分1990年代の政界をもとに新党ブームや自民党分裂を絡みながら話が進んでいく。最初の方は「百年の祭り」や「アジア主義」などフレーズが登場して新しい政治思想などが登場するが最後は、義理/人情/金/過去を駆使してどうやって権力を握るをやっていくのがメインになっていった。13巻の最後にたかもちげんの長文のコラムがあるがiPhoneで読んでいたので文字が細かすぎて途中で断念してしまった...

龍と虎

謙信と信玄の記憶を持つ女子高生が惹かれ合う物語 #1巻応援

龍と虎
sogor25
sogor25
1年以上前

同じ学校に通う女子高生の上杉龍と武田虎子。 実は彼女たちはそれぞれ、龍は上杉謙信の、虎子は武田信玄の記憶を持ったまま生まれた、いわば「生まれ変わり」のような女の子たちでした。 この作品はそんな2人が現代で再び出会い、そして惹かれ合う様子を描く作品です。 見た目は女子高生でちゃんと現代の知識も持っているのですが、言葉遣いや性格は武将そのもの、という龍のと虎子2人。 そのアンバランスさのなかで、武将としての勇ましさと恋をする初々しさの両方を見せながら、2人が少しずつ互いに惹かれてゆく様子に尊さが溢れています。 また、2人だけではなく、それぞれの家臣だった武将の記憶を持つ女子高生たちも登場し、歴史ネタも上手く織り交ぜながら物語が進んでいきます そのため、当主と家臣という深い関係性を引き継ぎつつ、現代で新たな関係性を紡いでいく女子高生たちの群像劇としても面白い作品です 単行本は今のところ電子書籍のみでの発売ですが、もっといろんな人に読んでほしいと思える作品です。 1巻まで読了

作りたい女と食べたい女

これぞ至高のギブアンドテイク!!

作りたい女と食べたい女
名無し
1年以上前

本当に読んで良かったな… 2巻以降続くと思うので2人の関係がどこへ向かうのか分かりませんが、個人的にはこれ以上の理想の関係なんてないのでは???というくらい感激してます。 春日さんの、感情を表に出さないけどちゃんと野本さんのことをしっかり見てくれてる優しさが漫画から滲み出てる。 読むと幸せになれます。ぜひ。

晴れ晴れ日和

カッコイイJSに義姉メロメロ! #1巻応援

晴れ晴れ日和
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

すっごい美麗でカワイイ作画なのに、すっごいぶっ飛んだ内容が飛んで来てコーラ吹く訳です。 かなり分かりにくい理由で義姉妹となった、OLと小2女子。しかし妹は、超カッコイイ! 疲れて帰って来る姉をフォローし、イケ台詞で慰める妹。姉の反応が…… _人人人人人人人人人_ > 完全に惚れてる <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 姉も懐深い性格。思い合う二人の遣り取りは、ほんのひと月の付き合いとは思えない程噛み合っていて、噴き出し笑いしつつ心を掴まれてしまいます。 可愛らしい容姿でありながら、凛々しい目つきとカッコいい言動etc.で性別を混乱させて来るハイスペ妹無双は、暫くは止まりそうもありません。 これは痛快カワイイ!

新米姉妹のふたりごはん

尊い新米姉妹の日常

新米姉妹のふたりごはん
野愛
野愛
1年以上前

お家の中では制服脱ぎなさいよ〜っておせっかい発動したくなるほどサチとあやりは可愛いです。 無邪気で明るくて幼いサチがお姉ちゃん、しっかりものでクールに見えるあやりが妹という、凸凹でぎこちない2人が美味しいご飯を通して姉妹らしくなっていく姿に心があたたまります。 ソーセージ詰める注射器みたいなやつとか生ハムの原木とかエッグカッターとか、なんでJKがそんなん持ってんの!と言いたくなる調理器具を見るのも楽しいし、直前に書いたようなことを突っ込まずに目をキラキラして見ているサチがかわいくて平和でいいんです。 お姉ちゃんらしくないお姉ちゃんと妹らしくない妹に見えるけど、サチの明るさによってあやりが心を開いていく感じが、なんとも姉妹らしくて素晴らしいです。尊いとはこういうことか…!

お天気お姉さん

きみは天下のお天気お姉さん

お天気お姉さん
かしこ
かしこ
8ヶ月前

お天気お姉さんこと仲代桂子はその美貌で世の男たちを虜にしているが、性格は凶暴である。下着姿でテレビ出演することなんて屁でもないし、ライバルの女子アナを性奴隷にするほど奔放だが、誰も彼女には逆らえない。むしろ崇拝してしまうのだった。 ほとんどが無茶苦茶な内容で完全に度が過ぎてるのだが、それでも私が桂子さんのことを不快に感じることはなかった。それがなんでかっていうと最初の方でのエピソードでこんなのがあるからだ。 ライバルの策略によって自分の人気がなくなったと思い込んでショックを受けた桂子さんは「お天気お姉さんを辞めてお茶汲みでもするワ」と言い出す、しかしそれを聞いた高校時代から桂子さんと因縁の関係にある山岸君が心の中でこう思うのだ「”女っておもしろいこと考えるな”男が女を尊敬するのはこういう時だけだ 男のマネなんかしなくていいんだ 男の予想範疇で動かないでくれ…!」そして叫ぶのだった「きみは天下のお天気お姉さんなんだぞーーーーーッ」と。 こういうのって現代の価値観でいうとアウトなんだろうか?でもなんか私も山岸君と同じ気持ちになるんだよな。でもラストで2人がああいう関係になるのはよく分からなかった…。

人間でした

心が洗われる青春ストーリー

人間でした
野愛
野愛
1年以上前

心が洗われるような爽やかな青春ストーリーでした。 一時的にハムスターの中に魂を移植された一砂と、そのハムスターの世話をまかされた万波のお話。 一砂と万波がゆっくりと心を通わせていく様子が可愛らしくて、ファンタジックで突飛な設定もスッと受け入れられました。 サッカー部の一砂のためにハムスターサイズのサッカーボールを作ってあげたり、ハムスター姿とはいえ男の子と2人で過ごすことにドキドキしたり…万波のピュアさが眩しいです。 一週間後、一砂の魂は再び元の体に戻ることになるのですが…心を通わせた2人の関係にも変化が訪れます。 ご都合主義的ハッピーエンドではないけれど、爽やかで前向きなラストシーンが素敵な作品でした。

マルジナルテイラ カラー版

蟲の惑星のバディ物語 #1巻応援

マルジナルテイラ カラー版
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

赤土色の画面が続く。乾燥し荒廃した惑星は、機械の体の蟲が蠢く所。 対立する人型の「蜂」と「蟻」の種族。逃走中の蟻の少女は、群れから離れて暮らす蜂の女性と出会う。本質的に争うはずの二人が、身を寄せ合って暮らす物語は、厳しさの中に次第に優しさを増し、しかし何処か打ち解け切れない「種族の壁」……という関係性がどうなるのか気掛かりだ。 蟻の少女の「強くなりたい」という願いが蜂の女性の頑なな心を開き、孤独を慰める。蟻の少女の成長と、蜂の女性の忘却された過去はこの先の物語の広がりを予感させる。 コミックDAYS連載の本作。元々モノクロでの掲載だったのでモノクロ版でも楽しめるが、カラー版は荒廃した世界観と、そこでふと現れる鮮やかさな差し色に心奪われる。

ボードレールの猫

今まで読んだことない新感覚ネコ?漫画

ボードレールの猫
nyae
nyae
1年以上前

すごく設定が尖ってて今まで読んだことない内容の漫画でした。猫マンガ?本屋マンガ?わかりません。 書店員の主人公は、不慮の事故によって亡くなり記憶が残ったまま猫に生まれ変わります。 生前「本を売る」とういうことに真摯に向き合ってこなかった未練からか、ある住宅街で見つけた小さな本屋が気になってしまい猫として店内に忍び込みます。しかし店主の男性は怪訝な顔。そこで主人公は自分の体だけが人間になってることに気づきます(まさに表紙の姿)。 主人公はその格好は趣味だと誤魔化してここで働きたいと頼むも余裕はないと一蹴されます。その店主がまたイケメンなんだけど基本態度が冷たいというか厳しいのがなんかツボなんですよね。笑 だけどいつ来ても客がいない店なので余裕がないのは当然。主人公は冷たくされてもその店のことが気になって結局来てしまう。そのうち、たまに訪れる客とのコミュニケーションのなかで、店に良い動きが出始めそう…?というところまでが1巻。 本屋のサクセスストーリーなのか。猫人間の恋愛漫画なのか。今の時点ではなんとも言えないですけど2巻どうなるかものすごく気になります。 #1巻応援

喧嘩稼業

朝倉未来の功績と格闘技Youtuber時代の喧嘩稼業

喧嘩稼業
mampuku
mampuku
1年以上前

総合格闘家、キックボクサー、ボクシングの世界王者に至るまで、昨今ではプロ格闘家とYoutubeは切っても切り離せない関係となりました。また、彼らのような表のトップアスリートたちがYoutubeに進出していくことで、武術や戦闘術、はては忍者を名乗る達人たちとのコラボという名の交流やスパーリングを、格闘技ファンたちは動画で気軽に楽しむことができるようになりました。なんかもうほとんど陰陽トーナメントみたいな世界ですよね。というか格闘家Youtuberの先駆者にして総合格闘技ブームの立役者こと朝倉未来選手自体、佐藤十兵衛と少し被るとこありますよね 「喧嘩稼業」は全盛期のはじめの一歩と並んでこの世で最も面白い格闘技漫画であると未だに思っていますが、連載が滞っているこの数年の間に現実が喧嘩稼業に追いついてきてしまいましたね。格闘技が盛り上がっていることで再び波に乗れるか、はたまた埋もれてしまうのか…

煙と蜜

美しくどこか儚げで緻密

煙と蜜
名無し
1年以上前

嫁、夫漫画多々あれど、なかなかに年の離れたカップルに思います。 しかも許嫁とあるからには本人の意思関係なくくっつけられたような気がするのに互いが互いを好きで、大切に想っているので美しい…。 文治がいつも隊服だからでしょうか、どこか刹那的で儚げな印象も付いてくるのは私だけ? 幸せになってほしい〜!

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