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心が洗われるような爽やかな青春ストーリーでした。
一時的にハムスターの中に魂を移植された一砂と、そのハムスターの世話をまかされた万波のお話。
一砂と万波がゆっくりと心を通わせていく様子が可愛らしくて、ファンタジックで突飛な設定もスッと受け入れられました。
サッカー部の一砂のためにハムスターサイズのサッカーボールを作ってあげたり、ハムスター姿とはいえ男の子と2人で過ごすことにドキドキしたり…万波のピュアさが眩しいです。
一週間後、一砂の魂は再び元の体に戻ることになるのですが…心を通わせた2人の関係にも変化が訪れます。
ご都合主義的ハッピーエンドではないけれど、爽やかで前向きなラストシーンが素敵な作品でした。