しらずの遭難星

凸凹宇宙人ふたりが未踏の惑星を探究!

しらずの遭難星
名無し
1年以上前

世界のみならず宇宙のすべてもデータ化されている未来で、未知を求めて宇宙を探索する宇宙人・ジアと、それを追っていた警察官の宇宙人・ラミュのふたりがデータのない惑星に不時着します。 知らないことだらけに自由を感じるジアに対し不自由を感じるラミュ、ふたりはこの星でどうやって生きていくのか…? 宇宙人としての特性も全く違うふたりの凸凹感が読んでいて楽しい。

スラムダンク

スラダン花道の名前を冠した屋外コートが岩手に

スラムダンク
名無し
1年以上前

東日本大震災からの復興をバスケットボールで盛り上げようと、岩手県大槌町の中心部に全国からの寄付で造られた屋外コートで、初めての大会が開かれました。 大槌町の中心部にできた屋外バスケットコート「HANAMICHIPARK」は、人気漫画「スラムダンク」の主人公「桜木花道」の名前にちなんでいます。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211025/k10013320661000.html https://www.yomiuri.co.jp/national/20210913-OYT1T50097/

サブスク彼女

所有ではなく利用なサブスク

サブスク彼女
六文銭
六文銭
1年以上前

時代ですね。 サブスクのビジネスモデルができてから、月額課金だけで見放題、聴き放題なサービスが溢れましたが、ついに彼女までサブスクになりました。 誰かに必要とされたい!愛されたい!と期待して、 結局、自分の理想通りにならず、がっかりするくらいなら割り切った関係でよいとする考え、誰しもわかるんじゃないかと思います。 結局、理想なんてあってないようなものなんだ思います。 周囲の期待とか漠然としていて、ちっとも具体的じゃないと感じるように、自分が相手にする期待とか、こうあって欲しいと思うのって曖昧ですよね。(もっというと他人をコントロールしようとするのって傲慢ですよね。) それによって振り回されて、自分を見失ってしまう。 自分自身もそうでしたが、やっぱり虚しいですよね。 自分の人生なのに、自分で生きていない感じがします。 本作もそのような登場人物が多いのですが、 最後は自分で考えて、本当の想いに気づいていくのが良かったです。 そういう人と出会って、変わっていくさまは良いものです。 2巻完結ですっきり読めたのですが、惜しむらくは、サブスク彼女というからには、もっと多種多様な女性キャラが出てきて欲しかったなと思いました。 (まぁ、それだとテーマと少しズレてしまうかもですが。)

パスタの王国

最終的には嫌いじゃない

パスタの王国
野愛
野愛
1年以上前

昔ながらのナポリタンを作り続ける親父を超えようと自分だけのパスタを追い求める主人公ケンに対して何故だか最後まで共感したり応援したりできない不思議な作品…! 初っ端から親父の不味いナポリタンなんか超えてやるぜこれが本場のパスタだ!って言ってパスタを作り「美味しいけどこれじゃない」的な反応をされたり、その経験を踏まえた成長も見られないまま蘊蓄満載でそこそこ美味しそうなパスタを作ったり、小麦アレルギーの少女にパスタ食わせたり(一応医師の許可はもらってるけど) ツッコミどころが多すぎて妙に癖になり、あっけない終わり方に寂しくなってしまいました。 もっと好きになれるいいヤツに描いてあげてよ!もしくは極悪だけど天才みたいにしてあげてよ!と思うけど、そんな漫画はたくさんあって心に残らないかもしれません。 悪いヤツじゃないけどなんか好きになれないんだよなあ…パスタもそこそこ美味そうではあるけど…なんか…みたいな気持ちになったことはなかなかないので貴重な体験でした。

雨夜の月

聴覚障害者と心通わす百合 #1巻応援

雨夜の月
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

女子高生が聴覚障害者のクラスメイトと心を通わせる過程を描くこの作品。ライトなノリの台詞の遣り取りの中に心の揺れを幾重にも描いて、ハッとさせられる事の多い内容となっています。 聴覚障害の描き方がステレオタイプで無く(参考文献の多さからも窺えるのですが)一人の「その人固有の障害という特性を持つ」女性のリアルが見えてくる様です。そしてその特性故に周囲と壁を作り、入学早々孤立する彼女に、懸命に、悩みながらもきちんと意思を確かめながら接する主人公。 彼女固有の障害についてストーリーの流れで分かりやすく描写されていて、孤独を深める理由が心に響く。それ故に真摯に関わってくる主人公に、彼女が少しずつ心を許す描写にも説得力が生まれるのです。 しかしここで、一つの謎が生まれます。 なぜ主人公は、彼女に関わろうとするのか。 正義感や同情ではない。ただ相手を知りたいと強く願う主人公の動機は……私は誰かと仲良くなりたいと思う時、実はその人に理由無く、目を惹かれてはいなかったかと思い返す。 彼女との出会い、習いに行っていたピアノの女性教師の結婚……そう、これは間違いなく、百合の物語なのです。

あしあとのまーち

抜群に味のある絵 #1巻応援

あしあとのまーち
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

まず、表紙と扉絵のカラーイラストから独特の雰囲気を放っています。素朴で、牧歌的で、アナログ水彩の滲みにどこか安らぐような懐かしさも憶えます。 そして、本編を読み始めると第1話の筆致に驚くことになるでしょう。枠線と吹き出し以外は、人物も背景もすべてが筆ペンか何かで描かれています。ごく稀に筆ペン主体で描かれるマンガもありますが、それらと異なるのは宮乃ミトさんの画風がかわいい寄りなこと。筆ペン系はリアルな画風に寄りがちで、これだけかわいいキャラがこうした荒々しい線で描き連ねられるのは珍しいです。しかも、2話以降はまた画材も変わっていきます。物語と共に絵も変わっていくのは面白い読み心地です。 舞台はラテンアメリカのどこかの国とのことで、以前描かれていた読切の「かえりみち」もメキシコが舞台だったのでラテンアメリカに強い興味があることがうかがえます。マンガでその辺りを掘り下げる人は少ないので、絵柄と相俟って独自色を出す要因になっています。 ストーリーも読むと心がほぐれて温まる内容となっており、癒しを感じます。 この魅力溢れる絵の世界に浸ってみませんか。

秋田書店のあほすたさん【電子特別版】

煮詰めたカオスの中にある深い優しさ #1巻応援

秋田書店のあほすたさん【電子特別版】
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

大人気漫画家・あほすたさんと秋田書店を掛け合わせたら、それはカオスにならない訳がありません。 1話目からして「マルチ商法幹部の美人JDが、推しホストに惚れさせるために取ったフィクションをも超える驚くべき方法とは!?」という熱いロケットスタートがぶちかまされます。 エロネタはとにかく幅広〜く、実体験談が山盛りてんこ盛りペガサス昇天MIX盛りで、時にはあほすたさん自らがそこらの芸人より体を張ってAVに出演した話も登場。 推しに狂い過ぎていた若かりしあほすたさんが最終的に二次元キャラと結婚できた顛末など、清々しいくらいに突き抜けているパワフルでパトス迸りまくりエッセイマンガです。 かと思えば、神山彩さんや双龍さんなどへのインタビューを通じて描かれた「漫画家に訊いた漫画家のなり方」や、とらのあなが主催するオタク同士のマッチングサービスの体験レポートなど、興味のある人にはとても有益な情報もたっぷり盛り込まれています。 個人的に感銘を受けたのは、毒親に対するあほすたさんの姿勢。 「親を許さなくてもいいんだよ」 「自分(きもち)を殺してまでゆるさなくていいです」 「一番大切な愛してる人のためにうんこは捨てなさい」 という言葉は至言です。 「『もう女として見れない』なんて言葉に、心を殺されなくていいんだよ」 のような端書きにも救われる人はいることでしょう。 巻頭には雑誌さながらにあほすたさんのカラーグラビアまで付いておりピーキーこの上ない本ですが、実はとても深い優しさも込められた一冊なので気になった方は読んでみてください。

俺は星間国家の悪徳領主!(ガルドコミックス)

なんか思ったのとは違ったかも…

俺は星間国家の悪徳領主!(ガルドコミックス)
異世界スキー
1年以上前

わざわざ書くなよという気もするけどとりあえず自分が期待してたスター・ウォーズ的な宇宙を股にかけて…みたいな壮大な展開は1巻では無かった。表紙に描いてある巨大ロボで戦うシーンもない(操縦訓練みたいなのはあった)。 スペースオペラっぽさを期待するより、むしろ復讐モノのちょっとひねったパターンとして読んだら面白いのかなと思う。前世で煮え湯を飲まされた元妻サイドの方が落ちぶれていく実況が続いたり、これは見たことないパターンだった。元妻も新しい世界に転移してきて復讐する感じになるのかもしれない。絵はかわいいです。

東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー

現代の東京が抱える課題山盛りサラダ

東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー
hysysk
hysysk
1年以上前

女性の警察官、同性愛者の警察通訳がバディを組んで国際犯罪に対処する。と言っても密輸や窃盗団みたいな大規模な事件ではなく、訪日・在住外国人が起こした軽犯罪が中心。しかしそういうところから大きな事件に繋がる場合もある…。 2人ともこの仕事を選んだことについて何かしら抱えているものがありそうだが、そこはまだ明らかになっていない。舞台が東新宿周辺なのが良くて、日本で食べられる世界のローカルフードグルメ漫画要素もある。 よく海外ドラマを多様性の観点から褒めそやし、それに比べて日本は…という意見を目にするが、日本だとその役割は漫画が担っているように思うし(みんなもっと読んで欲しい)、この作品にはその流れで他のメディアに展開されても評価される要素が揃ってると思う。

顔を見るな

怖さレベルでいうと・・・

顔を見るな
名無し
1年以上前

なんかやけに怖い漫画読みたいなー!という気持ちのときに手にとってみた本作。 怖さレベルでいうと ★★☆☆☆ という感じ。期待していた程ではなかったです。 やはり密室で起こる話が怖いですね。最初の車の中のやつとか、自分の部屋とか。ゴミを捨てられなくなっちゃうはなしがいちばん自分に起こったら最悪だなと思いました。

ワイルドリーガー

男は黙ってレッドソックス

ワイルドリーガー
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

久しぶりに読み返したがやっぱりいい。不必要なぐらい熱い雰囲気。異常な野球愛が見事に組み合わさったいいマンガだった。読み返してみると色々細かい点で気になるところもあるけどその辺を考えたところでこのマンガの面白さには影響ない。今回気づいたけど羽根田耕って「榎本喜八」が元になってるっぽいね 続きが読みたい

花松と5人の女

仁義なき配送業

花松と5人の女
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

Dモーニングの連載作品だったので、知名度は低いかもしれないが、漫画ゴラクで「悪党収集員‐西園寺の流儀‐」を連載している作者の前作といえば、ゴラク読者の多いマンバ民には伝わるかもしれない。 この「花松と5人の女」も、日常生活に欠かせないお仕事である物流業界を舞台としている。ヤクザから足を洗い、配送ドライバーとなった寡黙な男・花松が黙々と仕事をこなしながら、困っている女たちを不器用に救っていくというストーリー。 作中の台詞は極道そのもので「アンタが手ェ汚したらいかん」「姐さん一人残すワケにはいきませんから…」などと、極道がまったく抜けてないのがちょっと可笑しい。かと言って、完全にふざけてるわけではなく、真面目に人間ドラマを描いていて、さらに物流業界の問題点にも鋭く切り込んだ“社会派娯楽マンガ”としてバランスは見事という他ない。 禁断のシノギ”当日配送”の実情など、知れば知るほど利用者側の意識の啓蒙にもなると思う。

金沢シャッターガール

「映える」金沢、夏の写真物語

金沢シャッターガール
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

夏の金沢で、写真を撮る女子高生がドイツの写真家と出会う物語は、フォトジェニックな町を観光案内しながら、淡々と進んでゆきます。 金沢の有名スポットから裏側まで、歴史も地形も詳細に紹介していて、これ一冊持って金沢を歩いてみたくなります。 そんな金沢を撮影しながら、女子高生と写真家の人生はひととき交わり合い、少し互いに何かを残しつつ、それぞれのエピソードを淡々と刻んで行きます。割とシビアな内容もあっさり描き、心に響く余韻が心地良い。 カメラに関しては、フィルムからデジタルまでマニアック。女子高生がα7+オールドレンズとか、Sigma dp2 Quattroとか、ちょっと笑ってしまう程。また著名な写真家が実名で出演されたり、構図へのこだわりが随所に見られたりと、写真的見所も多い。 それにしても、竹久夢二的モダン女性絵で描かれる女子高生が、金沢の古い街並を歩くなんて、もうそれだけで雰囲気満点!な作品です。 ------- ★オールドレンズについて★ オールドレンズとはフィルムカメラ全盛時代に作られたレンズで、良質な物から怪しげな物まで様々あります。 中古屋でジャンク的に転がっている事もあるこれらを使うには、手持ちのデジカメと古いレンズの規格を合わせる「マウントアダプター」を探す必要がありますが、大抵どこかに売っているものです。マニアは怖いですね。 現在のデジカメ用に作られた、出力がある程度計算されたレンズとは違う、思いがけない味わいやハプニング的な要素等、深い世界です。 ★Sigma dp2 Quattro について★ Sigma(シグマ)は日本のレンズメーカーですが、センサー製造のFOVEON(フォビオンorフォベオン)社を子会社化しデジタル一眼レフに参入しました。 FOVEONというセンサーは三層のセンサーを垂直に並べてそれぞれが違う色を拾う事で同一位置の色情報を3倍拾う。実質的な画素数はAPS-Cでありながら2900〜4600万画素まで得られ、画質も解像感がとてつもなく高い。 これを使った機体は画質の良さの一方で実はとても扱いにくく、愚痴をこぼしながら使うマニア向けの物となっています(その辺は安倍吉俊先生の同人誌『飛び込め!!沼』に詳しいらしいです)。 dp2 Quattroは、単焦点レンズ固定型(レンズ交換できない)のdp0〜3シリーズの一つ。変わったカッコいいボディですが、使い勝手は……これを使う女子高生は、既に自分の世界観を持って撮影をしていて、そんなこだわりがよく似合うカメラです。

いつかのいつか【電子単行本】

いつかがどんな風に変わっていくのか楽しみ!

いつかのいつか
Pom
Pom
1年以上前

六多先生は、BAから漫画家になったのですね。 いつかちゃんも、蜜郎君との出会いで綺麗になって、恋していくのかなあ。 メイクが自分に自信をつけてくれるって、やはり女性の特権で、良いのものだなと思う。 今はこのご時世、メイクすることも正直減ったし、手をかけることもほぼないのだけど、、女性が輝いていく姿って本当素敵だなって思います。 #1巻応援

電子遊戯黙示録 L

おのれ任天堂ォ〜〜!!

電子遊戯黙示録 L
サミアド
サミアド
1年以上前

クソゲーの魅力を伝えるゲーム悪魔と良作ゲームの魅力を伝えるゲーム天使が主人公の家に居候。 TVゲーム原作の映像作品で気絶したり クソゲーテーマパークのチケットを手に入れたり ゲーム十番勝負をしたり 主人公がギャルゲー時空に囚われたりします! 面白そう……です… ね? 『コードエクスプレス』という怪しい?ゲーム改造誌に連載されていた作品で業界をナナメから見たフリーダムな話が多いです。 雑誌廃刊で終了しましたが加筆修正した新装版「L」、完全新作「R」で奇跡の復活! 個人的には『SEGAの歴史すごろく』『センチメンタルグラフティ鎮魂祭』が収録された L がお気に入りです。 画像はSEGAすごろく 他社バージョンです。 ※本編は4コマではありません。

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